【日本から個人で】ダンブッラの黄金寺院への行き方【スリランカの世界遺産】
この記事の目次
ダンブッラの黄金寺院とは?
スリランカ中央部には、カルチュラル・トライアングル(文化三角地帯)とよばれる地域があります。
この地域の中心部のダンブッラの石窟寺院は、1991年に「ダンブッラの黄金寺院」として世界遺産に登録されました。
ダンブッラの歴史についてはこの記事に詳しく書きました。
ダンブッラはどんな町?
ダンブッラは幹線道路9号線(キャンディ・ロード)沿いにある小さな町で、町は大きく新市街と旧市街に分かれている。
新市街には銀行や時計台、ベジタブルマーケットという市場、各地からのバスが発着するバスターミナルなどがあり、地元民の往来も多い。
ダンブッラ石窟寺院はここから1㎞ほど南の旧市街にあり、こちらはゲストハウスなどのホテルが多く、お土産屋なども点在している。
旧市街の通り沿いから見える、巨大な金色の大仏の建物がダンブッラ石窟寺院への入口となっており、この建物の右側に小さなチケットオフィスがある。
チケットオフィスの営業時間は7:30〜19:00で、ここでチケットを購入して石窟寺院に入る。
チケットは購入当日のみ有効で料金はRs.1500。
大仏の左側から続く階段を上ると20分ほどで石窟寺院の入口に着くので、ここでチケットを提示し、靴を預けて寺院内へ入る。
アクセス:日本からスリランカへの行き方
スリランカ航空の直行便が成田空港から出ており、バンダラナイケ国際空港(CMB)まで所要約9時間。
他にも各社から香港、バンコク、ソウル、シンガポール、クアラルンプール経由スリランカ行きがあります。
空港からコロンボ市内は離れている?
バンダラナイケ国際空港からコロンボ市内へは約32㎞あり、移動はバスかタクシーを利用します。
ホテルに頼めば空港まで迎えに来てくれる場合もあるので、予約した際に確認しておくといいでしょう。
このコロンボ市内から各地への鉄道やバスが出ています。
バンダラナイケ国際空港からコロンボ市内への移動手段
コロンボ市内へはバスかタクシーを利用して移動します。
移動方法についてはこの記事に詳しく書きました。
コロンボ市内からダンブッラへの移動手段
バス
スリランカのバスは国営バスと民営バスの2種類があるが、路線も料金もあまり変わらない。
乗り場はペター地区(Pettah・Colombo11)のセントラル・バスターミナルとその周辺。
国営バスはSLTBバスやCTBバスと呼ばれ、真っ赤な車体が目印。
また、国営バスのほとんどはエアコンが付いていない。
民営バスにはさらにノーマルバスとインターシティバスの2種類がある。
ノーマルバスは国営バスとあまり違いはないが、ルート上であれば停留所がない所でも降りることができるという利点がある。
しかし、その分停車回数が多くなるので、予定より時間がかかってしまうことがある。
インターシティバスは主要な都市にしか停車しないバスで、エアコンも付いている。
全席埋まったら出発となるので、混み合うこともあまりなく、停車回数も少ないので移動時間も短く便利だが、料金は国営バスやノーマルバスの約2倍となる。
ダンブッラまでは所要4〜5時間で、ノーマルバスの料金はRs.150ほど。
キャンディまでは所要3〜4時間で、ノーマルバスの料金はRs.140ほど。
鉄道
コロンボ市内の中心部にあるコロンボ・フォート駅を起点に、各地へ路線が延びている。
各駅停車の普通列車と、主要都市の駅のみ停車するインターシティ(特急)がある。
各列車の車両は1等〜3等に分かれており、各等級によって車両の座席や料金が異なる。
小さい町の駅は切符売り場の窓口が1つしか無いが、コロンボ・フォート駅の切符売り場は、行き先と車両の等級ごとに窓口が分かれている。
また、インターシティと一部普通列車の1等は45日前から予約できる。
コロンボ・フォート駅からキャンディまで所要2時間30分〜3時間30分で、料金はRs.100〜800ほど。
料金は普通列車の3等が最も安く、インターシティの1等が最も高い。
現在、ダンブッラに鉄道は通っていないため、キャンディからバスを利用する。
スリランカ政府の鉄道公式サイトはこちら。
Sri Lanka Railway
ラグジュアリー列車
ラグジュアリー列車の運行停止について
ラグジュアリー列車は停止中で、再開のメドはたっていません。
運行が停止したのは、
- エキスポ・レイル(Exeo Rail)
- ラジャダニ・エクスプレス(Rajadhani Express)
この2社で、現在ラグジュアリー列車を運行している会社はありません。
政府の列車に自社の車両を連結する形で運行していましたが、契約更新が合意に至らなかったようです。
キャンディからダンブッラへの移動手段
キャンディのバスターミナルは、行き先によって乗り場がいくつかに分かれているが、乗り場は全てキャンディ駅の周辺にある。
ダンブッラ行きのバスは、駅の西側のメインバスターミナルから発着する。
キャンディからダンブッラまで所要約2時間で、料金はRs.100ほど。
コロンボから国内線を利用する
シナモン・エアー社が、コロンボのバンダラナイケ国際空港から各地への国内線を運航しており、キャンディ行きの便も出ている。
料金はキャンディまでUS$170、時間は所要30〜60分ほど。
この他にもヘリツアーズ社やフィッツ・エアー社が、ヘリやチャーター機などで国内線を運航している。
各公式サイトはこちら。
シナモン・エアー Cinnamon Air
ヘリツアーズ Helitours
フィッツ・エアー Fits Air
通貨と言語とビザについて
スリランカの通貨はスリランカ・ルピー(Rs)と補助通貨のスリランカ・セント(Cts)で、公用語はシンハラ語とタミル語だが、英語を理解する人が多く、観光地ではかなり英語が通じる。
また、スリランカへの入国にはETA(ビザ)が必要。
ビザ(ETA)に関しての詳細はこちら。
スリランカへの入国とETA(ビザ)申請・取得と滞在期間延長方法
この世界遺産に関する詳細はこちら
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