【2019・ビザ免除】ミャンマー観光・旅行での入国とビザ申請・取得方法
この記事では、
ミャンマーのビザの取得方法についてまとめました。
内容は2019年の最新版です。
この記事の目次
はじめに:ミャンマーのビザ免除について
2018年10月1日〜2019年9月30日の期間中、観光目的での入国はビザが免除されます。
ビザ免除の詳細は下記のようになります。
- 空港、国際港(ヤンゴン)、タイとの国境(4ヶ所の陸路)全てに適用。
- 30日間滞在可能(延長不可)
- 従来のルール:入国の際の1000USドルの提示の廃止
- 従来のルール:入国の際の出国用航空券の提示の廃止
この記事の下部に書いてあるタイ〜ミャンマーの4ヶ所の陸路国境は、ビザ免除で入国できます。
過去のミャンマービザ、エントリー・パーミットの記述について
この記事のミャンマービザ、エントリー・パーミットに関する過去の内容は、そのままにしてあります。
理由は、免除期間終了後に従来の方式に戻る可能性があるからです。
ミャンマー入国にビザは必要か?
日本からミャンマーへの入国にはビザで必要。
ビザは数種類あるが、観光目的の場合は観光ビザを取得します。
ビザの申請する方法は、
- ミャンマー連邦共和国大使館に行く。
- ミャンマー渡航支援情報センター(西日本ビザセンター)に行く。
- ミャンマー渡航支援情報センターに郵送する。
- ミャンマー入国時にビザが発給されるe-visaをオンラインで申請する。
この4つの方法があります。
観光ビザはe-ビザも含め、有効期間は発給から3ヶ月、滞在可能期間は最長28日間。
観光目的ではアライバルビザは取れない?
ヤンゴン国際空港でのみ、入国時にビザの発給が受けられるアライバルビザがあるが、対応しているのはビジネスビザとエントリービザだけで、観光ビザの発給は不可。
通常の観光ビザの申請・取得方法についての詳細はこちら。
このセンターではe-visaの申請・取得の代行もしています。
ミャンマー渡航支援情報センター(西日本ビザセンター)
e-visaで申請して入国時に取得する
ミャンマー政府のe-visaサイトで申請し、ミャンマー入国時にビザを受け取ることができます。
必要なものは?
申請時には、サイズが縦48㎜×横38㎜で背景が白のカラーの顔写真(証明写真)のデータを、サイト上にアップロードします(データサイズは2MB以内)。
申請料はUS$50、支払いはクレジットカードで、カードはビザ、マスター、アメリカンエクスプレス、JCBの4種類。
申請はいつ受理される?
サイト上に必要事項を入力して支払い手続きが完了すると、1時間以内に受領通知がメールで届きます。
その後、3営業日以内にe-visa承認書がメールで届くので、この承認書を印刷します。
空港でビザの発給を受ける方法は?
印刷した承認書とパスポートを入国審査時に提出します。
ミャンマーの空港にe-visa用のカウンターはなく、通常の入国審査のカウンターに向かう。
現在e-visaで入国可能なのは、ヤンゴン国際空港、ネピドー国際空港、マンダレー国際空港の3ヶ所。
また、もしなんらかの理由でビザが発給されなくても、申請料は返還されません。
詳細は申請サイトに書いてあります。
日本語に対応しているので、とてもわかりやすいです。
ミャンマー政府のe-visa申請サイトはこちら。
Ministry of Labour, Immigration and Population
タイ:バンコクの大使館で申請して取得する
タイのバンコクにある、在バンコクミャンマー大使館でビザの取得ができます。
大使館で必要書類を提出してレシートを受け取ります(パスポートを一時的に預ける)。
指定された日時に再度訪れてレシートを提示し、ビザが押されたパスポートを受け取ります。
必要書類は下記の通り。
- パスポート
- パスポートのコピー
- 縦45㎜×横35㎜の証明写真
- 申請書
- 申請料:即日発給は1260バーツ、翌営業日発給は1035バーツ、翌々営業日発給は810バーツ。
大使館の近くには黄色い看板を掲げ、全ての必要書類の用意と申請書の記入を代行してくれる店が何軒もあるので、パスポートと申請料だけ持参すれば問題ないでしょう。
店によっても異なるが、代行料金は全て込みで大体150バーツほど。
タイから陸路で入国でエントリー・パーミットと取得する
タイからミャンマーへは陸路で入国することができます。
ビザを取得しなくても、エントリー・パーミットを取得すればミャンマーへ入国できます。
エントリー・パーミットは、陸路国境のミャンマー側イミグレーション・オフィスで取得可能。
その場で即日発給、料金はUS$10、必要なものはパスポートのみ。
滞在可能日数は?
エントリー・パーミットでの滞在可能期間は最長で14日で、取得条件として、同じ国境からタイに戻ること、そして行動範囲が限られることの2つがあります。
手続き後、パスポートをイミグレーションオフィスに預けるよう求められることがあるが、その場合はミャンマー滞在中の身分証明書はエントリー・パーミットだけになります。
タイに戻る際にイミグレーションオフィスにエントリー・パーミットを渡すと、パスポートが返却されるシステムになっています。
陸路で入国できる主な国境は下記の4ヶ所で、行動範囲は入国した国境によって異なります。
- タイ側メーサイ〜ミャンマー側タチレク間
Mae Sai〜Tachileik - タイ側メーソート〜ミャンマー側ミャワディ間
Mae Sot〜Myawaddy - タイ側プー・ナム・ローン〜ミャンマー側ティーキー間
Phu Nam Ron〜Htee Khee - タイ側ラノーン〜ミャンマー側コータウン間
Ranong〜Kawthaung
タイ〜ミャンマーの陸路の国境越えについてはこの記事に詳しく書きました。
在バンコクミャンマー大使館の地図
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