【日本から個人で】ブダペストへの行き方【ハンガリーの世界遺産】
この記事の目次
ブダペストとは?
ハンガリーの首都ブダペストは、街の中央を南北に走るドナウ川を境に、西岸のブダ、東岸のペストとで大きく異なった景観が広がっているが、かつてブダとペストはそれぞれ別の町だった。
1849年にドナウ川にくさり橋が架けられると、川で隔てられていたブダとペストは結ばれた。
そして1873年、ブダの北側の町オーブダ、ブダ、ペストの3つの町が統合されてブダペストとなった。
美しい街並みのブダペストには歴史的な建造物が多く残されており、1987年にドナウ河岸とブダ王宮地区が、2002年にアンドラーシ通りとその周辺が世界遺産に登録され、現在は“ドウナ河岸,ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト”として合わせて世界遺産に登録されている。
ブダペストのどこに行けばいいの?
ブダ、ペスト、オーブダの3つの地区からなるブダペストの見どころは、ドナウ川に架かるくさり橋を中心に半径2〜3㎞の範囲に集中している。
メトロ(地下鉄)、トラム(路面電車)、市バス、タクシーなどを利用して点在する見どころを効率良く回り、時間に余裕があれば美しい街並みをゆっくり散策して楽しみたい。
地区ごとに多くの見どころがあるブダペストだが、着いたらまずはツアーインフォーム(Tourinform)と呼ばれる観光案内所に向かいたい。
ペスト地区のデアーク・フィレンツ広場(Deák Ferenc tér)の南側にあり、無料の地図や各種パンフレットなど様々な情報が入手できる。
また、この観光案内所はリスト・フィレンツ国際空港の第2ターミナルの1階にもある。
アクセス:日本からの行き方
現在、日本からハンガリーへの直行便はなく、最低1度は近隣諸国で乗り換えが必要になる。
一般的な経由地はパリ、フランクフルト、ヘルシンキ、アムステルダム、ウィーンなどで、これらの都市からブダペストのリスト・フェレンツ国際空港まで所要90分ほど。
日本から上記の都市までは所要12〜13時間ほど。
空港からブダペスト市内への移動について
空港からブダペスト市内までは約24km離れており、エアポート・シャトルバスやエアポート・タクシーを利用するか、もしくは市バスで駅まで向かい、地下鉄や鉄道を利用して市内に向かう。
- エアポート・シャトルバスで市内へ向かう
到着ロビーのエアポート・シャトルバス受付カウンターでチケットを購入して利用する。
空港から市内までが3つのエリアに分けられており、下車するエリアによって料金が異なる。ある程度乗客が集まってから出発するので待たされることもり、出発すると空港から目的地が近い順に乗客を降ろしていくシステムになっている。
公式サイトはこちら。
エアポート・シャトルバス - エアポート・タクシーで市内へ向かう
フォータクシー社(Fotaxi)が空港公認のエアポート・タクシーとして運行している。
料金はメーター制で、市内中心部までの料金は6000〜7000Ftほどが目安。公式サイトはこちら。
Fotaxi - 市バスと鉄道で市内へ向かう
空港ターミナル2A前から市バス200E番でフェリヘジ駅(Ferihegy)まで行き、ここからハンガリー鉄道MAV-STARTで西駅(Nyugati-pu.)に向かう。公式サイトはこちら。
MAV-START - 市バスと地下鉄で市内へ向かう
空港ターミナル2A前から市バス200E番で終点クーバーニャ・キシュペスト駅(Kobanya-Kispest)まで行き、ここから地下鉄M3でデアーク・フェレンツ広場駅(Deák-Ferenc-tér)や西駅(Nyugati-pu.)に向かう。
通貨と言語とビザについて
ハンガリーの通貨はフォリント(Forint)で、紙幣と硬貨が流通している。
公用語はハンガリー語だが、観光地などでは英語が通じる所も多く、ドイツ語も比較的よく通じる。
シェンゲン協定加盟国であるハンガリーへの入国は、90日以内の滞在であればビザは不要。
パスポートの残存有効期間は、ハンガリー出国予定日から3ヶ月以上必要。
シェンゲン協定に関しての詳細はこちら
シェンゲン協定加盟国への入国方法
この世界遺産に関する詳細はこちら
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