【陸路で入国】シンガポール〜マレーシア国境越えのルートと移動手段
この記事では、国境越えのルートと移動手段についてまとめました。
この記事の目次
シンガポール〜マレーシアの陸路国境について
シンガポール〜マレーシア間は、24時間オープンしている国境が外国人旅行者にも開放されており、日本人もこの国境を通過して両国を行き来でき、観光目的であればビザは不要です。
シンガポール〜マレーシアの国境とルート
シンガポール側ウッドランズ〜マレーシア側ジョホール・バル
英語表記はWoodlands〜Johor Bahru。
シンガポール側の国境の町ウッドランズとマレーシア側の国境の町ジョホール・バルは、コーズウェイという橋で結ばれており、24時間通行可能です。
しかし、歩いて橋を渡ることは出来ず、バス、タクシー、電車のどれかを利用します。
バスで国境を越える
JBエクスプレスやコーズウェイ・リンクのバスが運行されています。
シンガポールのクイーン・ストリート・バスターミナルとジョホール・バル郊外のラーキン・バスターミナルとを片道所要40〜60分ほどで結んでいます。
毎日6:00〜23:45の間に15〜30分間隔で運行されています。
出入国審査はどこでするの?
出入国審査は、シンガポール側は橋の手前のイミグレーションで、マレーシア側はジョホール・バル市内にあるJBセントラル駅に併設されるビルのイミグレーションで行います。
シンガポールからの行き方は?
シンガポール発ジョホール・バル行きのバスは、これらのイミグレーションを経由して終点のラーキン・バスターミナルへ向かうため、ジョホール・バル市内を観光するなら終点まで行く必要はありません。
JBセントラル駅にはバスターミナルもあり、ここからシンガポール行きのバスが出ています。
入国審査をしたら、そのまま下車してもいいでしょう。
シンガポールから国境を越えてそのままクアラルンプールやマラッカへ行くバスも出ています。
マレーシアからの行き方は?
ラーキン・バスターミナルやJBセントラル駅のバスターミナルからシンガポール行きのバスが出ています。
他にも、クアラルンプールやマラッカといったマレーシアの主要都市を結ぶバスも発着しています。
タクシーで国境を越える
バスと同様クイーン・ストリート・バスターミナルとラーキン・バスターミナルを結ぶ専用のタクシーがあり、出入国審査もバスと同じ建物で行います。
黄色い車体のこのタクシーは乗合制で、国境を越える専用のタクシーのため、ターミナル以外での乗車はできません。
降車もターミナルでしかできないことになっているが、交渉すれば目的地で降車できる場合もあります。
電車で国境を越える
シンガポール側の橋の手前にあるウッドランズ・トレイン・チェックポイント駅と、ジョホール・バルのJBセントラル駅とを結ぶ電車で国境を越えることができます。
現在は5:30〜23:00の間で1日7便、往復で14便が運行され、両駅を所要5分で結んでいます。
出入国審査は、それぞれの駅のイミグレーションで行います。
マレーシアから来た際は、ウッドランズ・トレイン・チェックポイント駅から歩いて数分の所にバスターミナルやタクシースタンドがあるので、そこからシンガポールの中心部に移動できます。
アクセス:国境越えのルートの地図
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