
マレーシアの基本情報
正式国名
マレーシア Malaysia
国土面積
約33万㎢(日本の約0.9倍)
首都
クアラルンプール Kuala Lumpur
人口
約2995万人
宗教
国教はイスラム教で、国民の61%がイスラム教徒。
その他に国民の20%が仏教徒、9%がキリスト教徒、6%がヒンドゥー教徒。
言語
公用語はマレー語だが、英語を話せる人も多い。
その他にも中国語やタミル語が用いられている。
通貨
通貨はマレーシア・リンギット(Ringgit)で表記はRM、補助通貨はマレーシア・セン(Sen)で表記は¢。
国際通貨コードはMYR。
チップ
基本的にはチップの習慣はないが、外国人旅行者が多い観光地ではチップの習慣が根付きつつある。
ホテルで荷物を運んでもらったりルームサービスを頼んだ場合はRM5くらいが目安。
レストランでは料金の5~10%が相場だが、料金にサービス料が含まれている場合は不要。
飲料水
衛生的に問題があるため水道水は飲まない方が良い。
飲料水は各所で売られているミネラルウォーターを。
電圧とプラグ
240Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要で、ホテルによっては貸し出ししている所もある。
プラグの形状はBF型が主流。(日本はA型)
習慣とマナー
マレーシアでは国教であるイスラム教の戒律が厳しく守られているので、イスラム教徒でない旅行者でもこの戒律を意識した行動を心掛けたい。
- イスラム教徒の前で酒や豚肉を摂らない。
- 左手は不浄とされているので、握手や物の受渡しは右手で行う。
- 人差し指で人や物を指すことは失礼なこととされているため、親指を使う。
- 頭は神聖な部分とされているため、人の頭を触ったり子供の頭をなでてはいけない。
- 女性に対してこちらから握手を求めない。
- 日没後は祈りの時間が始まるので、日没後1時間程度は訪問や電話を避ける。
- イスラム教徒は毎年イスラム歴に従い約1ヶ月間“ラマダン”を行い、期間中は日の出から日没まで飲食や喫煙を断つ“断食”がある。
旅行者が断食をする必要はないが、期間中はイスラム教徒の前では飲食を控えるなどの配慮が必要。
ラマダンの期間は毎年異なるが2017年は5/27~6/25。
日本との時差
日本より1時間遅れ。(日本の正午はマレーシアの午前11:00)
日本からのフライト
マレーシアへのフライトは、成田や関空から直行便が運行されており、クアラルンプール国際空港やコタ・キナバル国際空港まで所要7時間ほど。
ビザ
日本人のマレーシアへの入国は、観光目的で90日以内の滞在であればビザ不要。
パスポートの残存有効期間は入国時に6ヶ月以上と、未使用の査証欄が2ページ以上必要。
出国用航空券も必要とされているが、入国審査時に提示を求められることはあまりない。
また、入国審査時には指紋の登録も行われる。
気候に関してはこちら
マレーシアの気候とベストシーズン