チュニジアの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
この記事の目次
正式国名
チュニジア共和国 Republic of Tunisia
国土面積
16万3610㎢(日本の約5分の2)
首都
チュニス Tunis
人口
約1089万人
宗教
国教はイスラム教スンニ派。
しかし、イスラム教シーア派、ユダヤ教、キリスト教も少数に信仰されている。
言語
公用語はアラビア語だが、小学校からフランス語教育されているため、フランス語もほぼ通じる。
英語の通用度は低いが、観光地では通じる場合もある。
通貨
通貨はチュニジア・ディナール(Tunisian Dinar)、補助単位はミリーム(Millimes)で、国際通貨コードはTND。
チップの相場
感謝の気持ちとして、良いサービスを受けた時には渡したほうがいい。
目安として、ホテルのルームサービスや荷物を運んでもらった時はD1.000ほど。
1日ガイドや車を1日チャーターした場合は、ガイドやドライバーにD10.000ほど。
レストランでは合計金額の5〜10%ほど。
しかしあくまでも良いサービスを受けた時の目安で、不満があればチップを渡す必要はない。
飲料水
水道水は細菌学的には飲用可能とされているが、塩素殺菌が強いため味が悪く、古い建物では濁った水が出てくる場合もある。
以上のことから、水道水は飲まない方がいい。
飲料水は市販のミネラルウォーターを。
コンセント:電圧とプラグ
220Vか115Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要で、ホテルによっては貸し出ししている所もある。
プラグの形はC型が主流。(日本はA型)
習慣とマナーと注意事項
チュニジアはほとんどの国民がイスラム教徒であるため、ラマダンと犠牲祭がある。
ラマダン期間中は、日没から日の出前の間に食事をとる。
この時間帯以外は食べ物も飲み物も一切口にしないため、旅行者が多い地域を除いて、レストランや食堂などは日没まで開かない。(17:30頃)
そして、ラマダン最後の日と犠牲祭の日はほとんどの店が閉まり、皆がお祝いのために家で過ごす。
そのため交通網も極端に減り、観光に支障をきたす場合がある。
ラマダンと犠牲祭の日は毎年約11日ずつずれていくので、訪れる前に調べておいた方がいいでしょう。
日本との時差
日本より8時間遅れ。(チュニジアの正午は日本の20:00)
チュニジアではサマータイムが導入されているが、ラマダンの時期との関係で実施されない年もある。
実施された場合は日本より7時間遅れで、期間はおおよそ3月下旬〜10月下旬。
日本からのフライト
日本からチュニジアへの直行便はなく、アジアや中近東、ヨーロッパ経由で向かう。
便が多いのはフランスのパリ、トルコのイスタンブール、カタールのドーハ、U.A.Eのドバイなどで、日本からこれらの経由地まで10〜12時間。
経由地からチュニジアのチュニス・カルタゴ国際空港まで2〜6時間。
ビザ
日本からチュニジアへの入国は、パスポートの残存有効期間が3ヶ月+滞在日数以上必要で、3ヶ月以内の滞在であればビザは不要。
気候と渡航情報に関してはこちら
チュニジアの気候と観光・旅行のベストシーズンと渡航情報
チュニジアの世界遺産についてはこちら
チュニス旧市街
カルタゴ遺跡