ペルーとコロンビアとブラジルの水路の国境で入国

【水路で入国】ペルー〜コロンビア〜ブラジル国境越えのルートと移動手段

コロンビア南部の町レティシア(Leticia)はアマゾン河沿いに開けた町で、ペルーとブラジルの国境に接する場所に位置することから、アマゾン河を使った3国の流通の中継地点となっている。
また、レティシア付近の国境は外国人に開放されており、日本人もこの国境を通過することができる。

ペルーからはイキトス(Iquitos)、ブラジルからはマナウス(Manaus)からレティシア行きの船が出ており、レティシアからもこの2つの町を結ぶ船が出ている。

ペルーからのルート(サンタ・ロサ経由)


拠点となるイキトスへは、プカルパ(Pucallpa)から船で4〜5日ほどかかり、プカルパへはリマ(Lima)からバスで約20時間かかる。
最も早いのは飛行機で、リマからイキトスへのフライトを利用すれば約2時間で着く。

イキトスの川に面した船乗り場から、ペルー国境の町サンタ・ロサ(Santa Rosa)行きの船が出ている。
イキトスからサンタ・ロサまで所要9〜10時間、サンタ・ロサからレティシアまではボートで10分ほど。
また、サンタ・ロサからブラジル国境の町タバティンガ(Tabatinga)へも同じくボートで10分ほど。

レティシアとタバティンガからはさらに、アマゾン河畔に位置するブラジルの大都市マナウスへの船が出ており、ここからマナウスまで所要4〜5日ほどかかる。

イキトスの船会社はこちら。
Transtur S.A
Transporte Golfinho

ブラジルへの入国について

ブラジルに入国するには事前にビザを取得する必要があるが、ビザはイキトスにあるブラジル領事館で申請・発給を受けることができる。

ビザに関しての詳細はこちら。
ブラジルへの入国とビザ申請・取得方法

ブラジルからのルート(タバティンガ経由)


拠点となるマナウスへはボア・ビスタ(Boa Vista)からバスが1日5便程度あり、マナウスまで所要約12時間。
また、ボア・ビスタや各地からマナウスへのフライトがあり、これらを利用すれ2〜5時間で着く。

マナウスの河に面した船乗り場からブラジル国境の町タバティンガ行きの船が出ている。
マナウスからタバティンガまで所要4〜5日ほどかかり、ここからレティシアまではボートで10分ほど。
レティシアからはさらにペルーのイキトス行きの船が出ており、所要9〜10時間ほどで着く。

また、コロンビア国境の町レティシアとタバティンガは陸地で接しているため、車や徒歩で行き来することができる。

ペルーとコロンビアへの入国について

ペルーへの入国は、観光目的であれば最大183日までの滞在ならビザ不要。
パスポートの残存有効期間は、日本への帰国日まであれば問題ない。

入国時に観光ビザが発給される仕組みになっており、入国審査時に滞在可能日数が決められる。
何も言わないと短期間の日数にされることがあるので、長期滞在する場合は希望の滞在日数を職員に伝えた方が良い。

コロンビアへの入国は90日以内の滞在ならビザ不要。
パスポートの残存有効期間は3ヶ月以上必要。

入国審査時に滞在可能日数が決められるので、何も言わないと短期間の日数にされることがある。
長期滞在する場合は希望の滞在日数を職員に伝えた方が良い。

また、各県の県庁所在地の大統領府治安局DAS(Administrative Security Department of Colombia)で申請をすれば、最大180日までの滞在期間延長が可能。

基本情報はこちら
コロンビアの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
ペルーの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
ブラジルの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など

気候に関してはこちら
コロンビアの気候と観光・旅行のベストシーズン
ペルーの気候と観光・旅行のベストシーズン
ブラジルの気候と観光・旅行のベストシーズン

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