【日本から個人で】バルパライソへの行き方【チリの世界遺産】
この記事の目次
バルパライソとは?
首都サンティアゴに次ぐ第二の都市であり、チリ最大の港町でもあるバルパライソ。
チリ中部に位置し、スペイン植民地時代は入植者の小さな集落があるだけの町だったが、1818年の独立後にチリ海軍の主要港となり、以後は貿易と漁業の重要な役割を果たす港町として繁栄した。
港周辺と町の中央以外は、石段と急な坂道の続く丘陵地帯となっていて、その斜面を埋め尽くすかのように伝統的な建造物とカラフルな家屋が建ち並んでいる。
バルパライソ港は1986年に開港450周年を祝った歴史ある港で、スペイン人征服者ディエゴ・デ・アルマゴが命名したバルパライソという名は“天国のような谷”という意味をもつ。
古くから南米の太平洋沿岸最大の貿易港として国を支えた歴史と、丘陵地帯に広がるその独特な雰囲気の町並みが“バルパライソの海港都市の歴史的街並み”として2003年に世界遺産に登録された。
アクセス:日本からの行き方
現在、日本からチリへの直行便はなく、アメリカのダラス、ヒューストン、アトランタ、ニューヨークなどを経由してサンティアゴのアルトゥーロ・メリノ・ベニテス国際空港に向かうのが一般的で、大抵のフライトは日本を夕方に出発し、翌日の早朝にチリに到着する。
経由地や航空会社によるが、所要時間は乗り継ぎ込みで27〜36時間ほど。
その他では、ヨーロッパや中近東の主要都市、シンガポール経由のフライトもある。
また、アメリカ経由でチリへ向かうには、事前にESTAの取得が必要。
ESTAに関しての詳細はこちら。
アメリカへの入国とESTA申請・取得方法
サンティアゴからバルパライソへの移動について
バルパライソへは、サンティアゴ市内のサンティアゴ・バスターミナルとアラメダ・バスターミナルから長距離バスが出ている。
ここからバルパライソまで所要約2時間、料金は$2800前後。
この2つのターミナルは隣接していて、メトロ駅(地下鉄)Universidad de Santiagoのすぐそばにある。
空港からサンティアゴ市内までは所要30〜40分、距離は約25㎞あり、市内までの交通手段は3つある。
この3つの交通機関は全て、税関前と到着ロビーにチケット購入窓口があり、料金も表示されている。
- ミニバス
空港ターミナルを出た所に乗り場があり、Transvip社とTransfer Delfos社が運行している。
サンティアゴに滞在するならホテルまで送ってくれるので便利で、料金は$5000〜6000。
チケットはこの乗り場でも購入できる。バス会社公式サイトはこちら。
Transvip - 空港タクシー
最も早く市内に着けるのは空港タクシーで、料金は定額制で$17000〜20000で、向かう市内のエリアごとに料金があらかじめ決まっている。
空港を出て普通のメーター制のタクシーを利用すると、渋滞にはまって高くつくことがあるので、空港内のタクシーを利用しよう。 - 空港バス
最も安いのが空港バスで、Centropuerto社とTur Bus社が運行している。
どちらバスもUniversidad de Santiagoに停車するので便利で、料金は$1600〜1900。
バス会社公式サイトはこちら。
Tur Bus
サンティアゴのその他の主要なバス会社公式サイトはこちら。
Cruz del Sur
Pullman Bus
通貨と言語とビザについて
チリの通貨はチリ・ペソ(Chile Peso)で記号は$、補助通貨はセンターボ(Centavo)で記号は¢。
公用語はスペイン語だが、観光地にある旅行者向けのホテルやレストランでは英語が通じる所もある。
また、日本人の観光目的でのチリへの入国は、3ヶ月以内であればビザは不要。
パスポートの残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要。
この世界遺産に関する詳細はこちら
バルパライソの海港都市の歴史的街並み:観光・旅行情報まとめ
基本情報はこちら
チリの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
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