オーストラリアの世界遺産・グレートバリアリーフ

【日本から個人で】グレート・バリア・リーフへの行き方【オーストラリアの世界遺産】

グレート・バリア・リーフとは?


グレート・バリア・リーフはオーストラリアの北東の海岸線に沿って、全長2300km以上に渡って連なる世界最大の珊瑚礁群で、その総面積は日本列島に匹敵する約35万㎢にもなる。

この海域には約600の島々、珊瑚からなる約300の小島が存在し、1500種を超える海洋生物、約250種の鳥類などが生息している。

多種多様な生命を育むグレート・バリア・リーフは、その豊かな自然を保護するために1975年に海洋国立公園に指定され、1981年に世界遺産に登録された。

オーストラリアの世界遺産:グレート・バリア・リーフ


どこに向かえばいいの?


グレート・バリア・リーフ観光の拠点は、最もリゾート開発が進んでいるハミルトン島。
多くの旅行者が訪れるハミルトン島は、グレート・バリア・リーフで唯一ジェット機の発着が可能な島でもあり、飛行機の発着に合わせてウィットサンデー諸島や各島へのフェリーが運航されている。

ハミルトン島での移動手段は?


島内の交通機関は7:00〜23:00まで運行している、無料アイランドシャトルバスが便利。
2つの路線があり、マリーナビレッジ〜リゾートサイドを結ぶグリーンシャトル、島内24ヶ所を時計回りに巡るパープルシャトルと反時計回りに巡るオレンジシャトル。

また、日本の運転免許証だけで利用できるレンタルバギーを借りれば、行動の自由度がぐんと広がる。
4人乗りなので家族での観光にもオススメで、レンタル場所はマリーナビレッジ、リゾートサイド、空港に各1ヶ所ずつある。

オーストラリアの世界遺産:グレート・バリア・リーフ


グレート・バリア・リーフの各島への行き方は?


ウィットサンデー諸島の島々

ハミルトン島があるのはこのウィットサンデー諸島。

  • ヘイマン島
    ハミルトン島から船かヘリコプターでアクセスできる。
  • デイドリーム島
    ハミルトン島からフェリーでアクセスできる。
北部のケアンズ沖合の島々

  • グリーン島
    ケアンズからフェリーやクルーズ船、水上飛行機でアクセスできる。
  • フィッツロイ島
    ケアンズのリーフフリートターミナルからフェリーでアクセスできる。
  • リザード島
    ケアンズから小型飛行機でアクセスできる。
南部の島々

  • レディエリオット島
    ゴールドコースト、ブリスベン、サンシャインコースト、ハービーベイ、バンダバーグから小型飛行機でアクセスできる。

    最南端に位置するレディエリオット島は、周囲をぎっしりと珊瑚礁で覆われているため、船で訪れることはできない。

  • ヘロン島
    グラッドストーンのフェリーターミナルからフェリーでアクセスできるほか、グラッドストーン空港からもヘリコプターや水上飛行機でアクセスできる。
オーストラリアの世界遺産:グレート・バリア・リーフ

アクセス:日本からの行き方


日本からは、オーストラリアの各都市に直行便が出ている。
ケアンズまで約7時間、ゴールドコースト、ブリスベンまで約8時間、シドニーまで約9時間、メルボルンまで約10時間。
主な航空会社はカンタス航空、ジェットスター、ヴァージン・オーストラリアなど。

最も早いのは日本から直行便でケアンズ国際空港へ行き、ここで乗り継いでハミルトン島へ向かう方法で、ケアンズからハミルトン島まで約1時間30分で着く。

その他にも日本から直行便でシドニーやメルボルンに行き、そこから乗り継ぎハミルトン島へ向かう方法もある。

通貨と言語とビザについて

オーストラリアの公用語は英語で、通貨はオーストラリアドル(A$)とオーストラリアセント(A¢)。
また、オーストラリアへの入国にはビザを取得するかETA登録が必要。

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オーストラリアへの入国とETA登録方法

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グレート・バリア・リーフ:観光・旅行情報まとめ

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