【日本から個人で】カカドゥ国立公園への行き方【オーストラリアの世界遺産】
この記事の目次
カカドゥ国立公園とは?
オーストラリア大陸の先住民アボリジニの古代文化が数多く残され、ノーザンテリトリーの最北部に位置するカカドゥ国立公園は、2万㎢もの敷地面積を誇るオーストラリア最大の国立公園である。
広大な園内には、チモール海へと流れる3本の大河からなる大湿原や渓谷、マングローブが生い茂る熱帯雨林や緑の草原、断崖絶壁の岩山など、変化に富んだ大自然が広がる野生動物の宝庫でもある。
約6万年前からアボリジニが生活していたこの地には、過去にアボリジニの人々が描いた壁画(ロックアート)がいくつも残され、人類最古のものとされる石器も出土している。
このように、カカドゥ国立公園は手付かずの大自然とアボリジニの貴重な遺跡が残される場所あり、1981年に登録されたオーストラリアで最初の世界遺産である。
どこに向かえばいいの?
カカドゥ国立公園の観光の拠点となるのは、園内で最も栄えた町であるジャビルー(Jabiru)で、町に着いたらまずは公園管理事務所を兼ねたボワリ・ビジターセンター(Bowali Visitor Centre)に立ち寄りたい。
ここではカカドゥに関する情報や地図が載った無料パンフレットが入手でき、カカドゥの自然やアボリジニの文化に関する展示やビデオ上映が行われる、入場無料の博物館も併設されている。
この他にもジャビルーにはホテルやレストラン、ショッピングセンターなどがある。
カカドゥ国立公園の入園料は$25で14日間有効で、ボワリ・ビジターセンターや公園入園事務所など数ヶ所で支払いできる。
遊覧飛行ができるの?
ジャビルーから約7㎞東にはジャビルー空港があり、ダーウィンからのチャーター機や遊覧飛行の小型飛行機が発着している。
遊覧飛行はカカドゥ・エアサービス社とシーニックフライト・カンパニー社、北オーストラリア・ヘリコプター社が行っていて、広大なカカドゥの大自然を上空から眺めると、地上とは違った感動が味わえる。
ジャビルーから南に延びるカカドゥ・ハイウェイを60㎞ほど行くとクーインダ(Cooinda)という町があり、ここにはホテルやキャンプ場、クーインダ空港があり、ここからもチャーター機や遊覧飛行の小型飛行機が発着している。
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カカドゥ国立公園
グレイハウンド社
カカドゥ・エアサービス
シーニックフライト・カンパニー
北オーストラリア・ヘリコプター
アクセス:日本からの行き方
日本からは、オーストラリアの各都市に直行便が出ている。
ケアンズまで約7時間、ゴールドコースト、ブリスベンまで約8時間、シドニーまで約9時間、メルボルンまで約10時間で、これらの都市からダーウィン国際空港(DRW)へのフライトがある。
主な航空会社はカンタス航空、ジェットスター、ヴァージン・オーストラリアなど。
ダーウィンからジャビルーへの移動について
ダーウィンからジャビルーまで約250㎞、グレイハウンド社(Greyhound)の赤い車体のバスで3〜4時間。
この長距離バスは、ダーウィン中心部にあるトラジットセンター(Transit Centre)で発着する。
ダーウィン国際空港からダーウィン中心部までは約15㎞あり、飛行機の発着に合わせて運行しているエアポートシャトルバスを利用して向かうのが一般的で、このバスの終点がトラジットセンターになっている。
また、このバスでダーウィン市内の指定した場所まで行ってもらうこともできる。
通貨と言語とビザについて
オーストラリアの公用語は英語で、通貨はオーストラリアドル(A$)とオーストラリアセント(A¢)。
また、オーストラリアへの入国にはビザを取得するかETA登録が必要。
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オーストラリアへの入国とETA登録方法
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