【日本から個人で】パナマ・シティへの行き方【パナマの世界遺産】
この記事の目次
パナマ・シティとは?
“世界の十字路”といわれるパナマの首都パナマ・シティに町ができたのは1519年、現在の町の中心である新市街の約6㎞北東のパナマ・ビエホに、太平洋沿岸で最初のスペイン植民地として建設された。
しかし1671年、イギリスの海賊ヘンリー・モーガンによって町は破壊され、町の中心は新市街の南に位置する旧市街(カスコ・ビエホ)へと移っていった。
スペイン植民地時代の遺跡が残るパナマ・ビエホは1997年に、古い町並みが残る旧市街は2003年に世界遺産に登録され、合わせて“パナマ・ビエホ古代遺跡とパナマの歴史地区”として世界遺産に登録されている。
パナマ市内の交通機関と移動手段について
交通機関はバスと地下鉄があり、バスはUS$0.25、地下鉄はUS$0.35、利用した区間にかかわらず料金は一律で、利用するにはUS$2のメトロカードが必要。
カードはバスターミナルや地下鉄の駅で購入でき、カードにお金をチャージする日本のSuicaのようなもので、このカード1枚でバスと地下鉄どちらも利用できる。
黄色い車体が目印のタクシーはメーターがなく、移動するエリアによって料金が決まっている。
あらかじめ決められているエリアを1つ越えるごとに課金され、目的地に着くまでにいくつのエリアを越えたかで料金が決まる。
なので乗車前に目的地を告げ、料金の確認と交渉をしてから利用しましょう。
料金形態は異なるが、パナマ・シティの見所の回る2階建ての観光バスも運行している。
アクセス:日本からの行き方
現在、日本からパナマへの直行便はないため、アメリカのロサンゼルスやヒューストン、ダラスやマイアミ経由でパナマのトクメン国際空港に向かうのが一般的で、フライト・乗り継ぎ込みで所要19〜30時間ほど。
また、アメリカ経由の便を利用する際はESTAの取得が必要になる。
ESTAに関する詳細はこちら。
アメリカへの入国とESTA申請・取得方法
空港からパナマ・シティ新市街まで約20㎞あり、交通渋滞のひどい一般道を走る市バスだと1〜2時間近くかかることもある。
高速道路を走る市バスなら約40分、タクシーも高速道路を走って約20分で新市街に到着する。
通貨と言語とビザについて
公用語はスペイン語だが、外国人旅行者の多い観光地や都市部では英語が通じる所もある。
パナマは自国の紙幣がなく、USドルがバルボア(Balboa)という名称でそのまま使われている。
硬貨はUSのセントとパナマのセンタボがどちらも流通してる。
また、パナマでの通貨はUS$ではなくB.と表記される。
日本人の観光目的でのパナマへの入国は、180日以内の滞在であればビザ不要。
パスポートは入国時残存有効期間が6ヶ月以上必要。
ただし、入国審査時に出国用航空券(e-チケット)の提示を求められることがあるので注意が必要。
この世界遺産に関する詳細はこちら
パナマ・ビエホ古代遺跡とパナマの歴史地区:観光・旅行情報まとめ
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パナマの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
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