【雨と気温】パナマの天気・気候の特徴と観光・旅行のベストシーズン
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パナマの地理と天気・気候の特徴
赤道に近いパナマは亜熱帯気候に属し、一部の山岳地帯を除けば1年中高温多湿で、季節による気温の変化は少ないので、日中であれば年間を通じて日本の夏の服装で過ごせる。
ただし降水量は時期によって異なり、季節は一応1〜4月の乾季、5〜12月の雨季に分けられる。
また、バスの車内や店内は冷房が効きすぎて寒いことがあるので薄手の上着があると安心。
年間の気温は、首都パナマ・シティの平均最高気温は33℃、最低気温は20℃ほどだが、西部の山岳地帯の町ダビやボケテでは朝晩は防寒着が必要なほど冷え込む日もある。
また、日差しが強いので帽子、サングラス、日焼け止めなどの紫外線対策が必要で、平野部でも朝晩は冷え込む日もあるので薄手の上着があると安心して過ごせる。
乾季の気候と特徴
1〜4月が乾季で、特に雨が少ない1〜3月がパナマ観光のベストシーズンとなる。
1ヶ月の降水量は、1〜3月は20〜30㎜、4月は60〜70㎜ほどなので雨の心配はない。
最も暑い4月は最高気温が35℃を超える日も珍しくないが、朝晩は気温が下がるので日本の真夏のような蒸し暑さや寝苦しさを感じることはないでしょう。
雨季の気候と特徴
5〜12月が雨季と聞くと、観光のシーズンは短い乾季に限られると思われがちだが、雨季といっても日本の梅雨のように1日中雨が降る続くということはなく、午後にスコールのようなまとまった雨が降り、短時間で止むことが多い。
長時間降り続いたり午前中から雨が降ることはあまりないため、観光に適さないというわけではない。
年間降水量は、パナマ・シティなど多くの町が位置する太平洋側で1500〜2000㎜で、毎月200〜300ほどの雨が降る。
一方でカリブ海側は雨が多く、地域によっては年間に3000〜5000㎜以上の雨ので、折りたたみ傘や合羽などの雨具があると便利。
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パナマの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
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