南部パタゴニアの陸路の国境で入国

【陸路で入国】南部パタゴニア国境越えのルートと移動手段

パタゴニア地方とは、大西洋に流れ込むコロラド川あるいはネグロ川を境にして、ほぼ南緯40℃以南の地域のことで、南北に連なるアンデス山脈によってチリ側とアルゼンチン側に分けられる。

このパタゴニア地方の主な町からは、両国の町を結ぶ長距離バスが多く運行されており、日本人もこれらのバスを利用して両国を行き来することができる。

このパタゴニア地方の南部は、国境付近にいくつかの都市が点在している。
チリ側の町へはサンティアゴから、アルゼンチン側の町へはブエノス・アイレスからフライトがある。

チリ側からのルート


プンタ・アレーナスからアルゼンチン側の町へ

プンタ・アレーナス(Punta Arenas)からは、アルゼンチン側のリオ・ガジェゴス(Rio Gallegos)、リオ・グランデ(Rio Grande)、ウシュアイア(Ushuaia)行きのバスが出ている。

所要時間はリオ・ガジェゴスが約8時間、リオ・グランデが約4時間、ウシュアイアが約12時間。
また、プンタ・アレーナスにバスターミナルはなく、バスは各バス会社のオフィス前から発着する。

プンタ・アレーナスの主なバス会社公式サイトはこちら。
Buses Pacheco
Buses Barria
Bus Sur

プエルト・ナタレスからアルゼンチン側の町へ

プエルト・ナタレス(Puerto Natales)からは、エル・カラファテ(El Calafate)、リオ・ガジェゴス行きのバスが出ており、所要時間はどちらも約5時間。

バスターミナルは町の中心部から東へ約1㎞の所にあり、これらの長距離バスはここで発着する。

プエルト・ナタレスの主なバス会社公式サイトはこちら。
Buses Pacheco
Bus Sur
Zaahj

アルゼンチンへの入国について

アルゼンチンへの観光目的での入国は、3ヶ月以内であればビザ不要。
パスポートの残存有効期間は帰国時まであれば法律上は問題ないが、6ヶ月以上ある方が望ましい。

アルゼンチン側からのルート


リオ・ガジェゴスからチリ側の町へ

リオ・ガジェゴスからは、プンタ・アレーナスとプエルト・ナタレス行きのバスが出ている。
所要時間はプンタ・アレーナスが約8時間、プエルト・ナタレスが約5時間。

バスターミナルは町の中心部から約2㎞の国道3号線沿いにあり、これらのバスはここで発着する。

リオ・ガジェゴスの主なバス会社公式サイトはこちら。
Bus Sur
Taqsa
Andesmar

エル・カラファテからチリ側の町へ

エル・カラファテからは、プエルト・ナタレス行きのバスが出ており、所要約5時間で着く。
バスターミナルは町の中心部にあり、大半のバスはここで発着する。

エル・カラファテの主なバス会社公式サイトはこちら。
Zaahj
Buses Pacheco

ウシュアイアからチリ側の町へ

ウシュアイアからは、プンタ・アレーナス行きのバスが出ており、所要約12時間で着く。
ほとんどのバスは市内の各バス会社のオフィス前から発着するが、ウシュアイア湾に面したマイプー通り(Av.Maipu)のバスターミナルから発着するバスもある。

ウシュアイアの主なバス会社公式サイトはこちら。
Taqsa

リオ・グランデからチリ側の町へ

リオ・グランデからは、プンタ・アレーナス行きのバスが出ており、所要約8時間で着く。
バスターミナルは町の中心部から西へ約1㎞の所にあり、大半のバスはここで発着する。

リオ・グランデの主なバス会社公式サイトはこちら。
Buses Pacheco

チリへの入国について

チリへの観光目的での入国は、3ヶ月以内であればビザは不要。
パスポートの残存有効期間は、チリ入国時に6ヶ月以上必要。

基本情報はこちら
アルゼンチンの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
チリの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など

気候に関してはこちら
アルゼンチンの気候と観光・旅行のベストシーズン
チリの気候と観光・旅行のベストシーズン

南部パタゴニアの世界遺産についてはこちら
ロス・グラシアレス国立公園

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