ベトナム観光･旅行での入国とビザ申請･取得方法と滞在期間延長方法
この記事では、
ビザの取得と滞在期間延長について書きました。
内容は2024年の最新版です。
この記事の目次
ベトナムへの入国にビザは必要か？
ベトナムへの入国は、滞在期間が15日以内で出国用の航空券を所持し、入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上あればビザは不要で、入国後最大15日の滞在期間延長が認められています。
出国用の航空券が必要とされているが、実際には入国審査時に提示を求められることはほとんどありません。
また、ベトナム政府は2017年2月1日より試験的に電子ビザの運用を開始しました。
電子ビザについてもこの記事で書いています。
滞在期間延長の手続きについて
ビザなしで入国後、手続きをすれば最大15日の延長が可能です。
入国時の15日と合わせ、最大30日滞在可能になります。
この延長手続きができるのは1回だけです。
延長の手続きは個人でできるのか？
個人ではできません。
申請は政府の認可を受けた現地旅行会社を通して行います。
申請に必要なものは？
必要なものはパスポートとお金だけです。
料金は大体40USドル前後で、旅行会社によって少し異なります。
申請方法は？
- 延長手続き代理のサービスをしている旅行会社に行く。
- パスポートを渡して料金を支払う（パスポートは預ける）。
- 3営業日で申請が完了するので、パスポートを取りに行く。
- パスポートに延長のスタンプが押されているか確認する。
旅行会社にお金を払って手続きを代行してもらうので、自分でやることは特にありません。
延長手続きできる旅行会社は？
The Sinh Touristという旅行会社でできます。
ホーチミン、ハノイ、ダナン、フエ、ホイアンなど、ほぼ全ての主要都市に店舗があります。
店舗の地図は公式サイトの「CONTACT US」を押すと見れます。
公式サイトはこちら。
The Sinh Tourist
ビザ無しだと30日以内に再入国できない？
ビザなしでベトナムに入国し、出国後30日以内に再度ベトナム入国する場合は、ビザなしで入国できません。
ベトナム到着時に空港で15日間滞在可能なアライバルビザ（VRビザ）を取得する必要があります。
1度目にビザを取得してベトナムに入国した場合は、出国後30日以内でもビザなしで再度入国できます。
空港でのアライバルビザ（VRビザ）取得の手続き
- 空港入国ゲート手前の「Landing Visa」という窓口に行く。
- そこにある申請用紙に必要事項を記入する。
- パスポート、顔写真（4×6㎝）、申請用紙を提出し、いくつか質問に答える。
- 質問内容は渡航目的、滞在期間、招聘状の有無、出国用航空券の有無、答えたら少し待つ。
- 名前が呼ばれるので料金を支払う（25USドルか、60万ドン）。
職員によって対応がまちまちなので、招聘状と出国用航空券なしでビザを取得できるかはわかりません。
心配な方は事前に用意しておきましょう。
窓口で入手できる申請用紙はダウンロードもできます。
事前に記入したい、内容を確認しておきたい人はこちらからどうぞ。
VIETNAMESE VISA APPLICATION FORM（PDF）
電子ビザ（E-visa）の申請・取得の方法について
電子ビザの有効期間は入国日から30日間で、1回のみ入国可能。
申請の手数料は25USドルで、支払いは申請サイトからのカード決済のみ。
申請はベトナムの出入国管理局の申請サイトから行います。
必要事項を入力して申請すると、3営業日でビザが発給されます。
この申請サイトから発給されたビザを印刷し、入国時にパスポートと共に提示します。
入国後の滞在期間の延長は、上記の「滞在期間延長の手続き」と同じ方法で可能。
ベトナム出入国管理局の申請サイトはこちら。
Vietnam Immigration Department
電子ビザに関する詳細はこちら
在ベトナム日本国大使館：ベトナムの電子ビザ制度の試験的運用開始
実際の申請サイトの画面で説明
左上のE-visaをクリック。
真ん中の赤枠をクリック。
チェックを入れてNextをクリック。
顔写真（証明写真）、パスポートのコピーをアップロードし、必要事項を入力して申請完了です。
その後は、このサイトで申請状況を確認します。
E-visa saechをクリックし、申請状況を確認します。
必要事項を入力して申請状況を確認し、ビザ発給が完了していれば印刷します。
E-visaの申請・取得はこれで完了です。
通常のビザの申請について
通常のビザの申請方法は、駐日ベトナム大使館のサイトに書いてあるので割愛します。
詳細はこちらで。
駐日ベトナム社会主義共和国大使館
最新情報はこちらから
在ベトナム日本国大使館
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