ネパール観光・旅行での入国とビザ申請・取得方法と滞在期間延長方法
日本人が観光目的でネパールへ入国するには観光ビザが必要。
また、パスポートの残存有効期間が6ヶ月以上あり、ビザ用の余白ページが1ページ以上必要。
ビザは事前に日本や近隣諸国のネパール大使館や名誉領事館で取得するか、ネパール入国時に空港や陸路国境のイミグレーションオフィスでアライバルビザを取得するかになる。
いずれもビザはマルチプルエントリーで、滞在可能期間内であれば何度でも出入国できる。
この記事の目次
日本人がネパールに入国できる空港と国境
空路は、唯一の国際空港であるカトマンズのトリブバン国際空港(Tribhuvan International Airport)のみ。
陸路で入国できるポイントは下記の7ヵ所だが、1ヵ所は現在閉鎖中。
- カーカルビッタ(東部ジャパ郡:インドとの国境)
- ビールガンジ(中部パルサ郡:インドとの国境)
- ベルヒヤ(通称スノウリ:西部ルパンデヒ郡:インドとの国境)
- ジャムナハ(通称ネパールガンジ:中西部バケ郡:インドとの国境)
- ダンガディー(極西部カイラリ郡:インドとの国境)
- ガッダチャウキ(通称マヘンドラナガル:極西部カンチャンプール郡:インドとの国境)
- コダリ(中部シンデュパルチョーク郡:チベット自治区との国境)
日本でビザを申請・取得する方法
事前に東京のネパール大使館、または大阪の名誉領事館で申請・受領ができる。
申請時間は10:00〜12:00、受領時間は翌々営業日の14:00〜16:00、休館日は土日祝祭日と年末年始。
東京の大使館でのみ郵送での申請・受領が可能。
また、福岡にも領事館があるが、ビザに関する業務は行っていない。
申請料は滞在期間によって異なり、15日間:3000円、30日間:5000円、90日間:12000円。
申請に必要な物は下記の通り。
- パスポート(残存有効期間が6ヶ月以上とビザ用の余白ページが1ページ以上必要)
- 顔写真1枚(縦4.5㎝×横3.5㎝の証明写真)
- ビザ申請書(大使館、領事館にて入手できるが、大使館公式サイトからもダウンロード可)
- 申請料(現金でお釣りの出ないように)
申請書、書き方の見本のダウンロードはこちら。
在大阪ネパール名誉総領事館:査証業務
ビザの申請・取得に関する詳細はこちら。
在日ネパール国大使館:領事サービス
ネパール入国時に申請・取得する方法
ネパール入国時に空港や陸路国境のイミグレーションオフィスで申請・取得することができる。
申請料は滞在期間によって異なり、15日間:US$25、30日間:US$40、90日間:US$100。
申請に必要な物は下記の通り。
- パスポート(残存有効期間が6ヶ月以上とビザ用の余白ページが1ページ以上必要)
- 顔写真1枚(縦4.5㎝×横3.5㎝の証明写真)
- ビザ申請書(空路なら機内か空港で、陸路なら国境のイミグレーションオフィスで入手可)
- 申請料(支払いは現金のみで、US$が無い場合はその他の通貨でも支払い可)
ビザの滞在可能期間を延長する方法
ビザはネパール入国後に延長でき、入国時の滞在可能期間と合計で最大150日間まで延長可能。
申請はカトマンズかポカラのイミグレーションオフィスで行う。
申請料は15日までの延長は一律US$30で、それ以降は1日につきUS$2。
もし滞在可能期間内に延長の申請を行わなかった場合は、1日につきUS$3の延滞金が加算される。
申請に必要な物は下記の通り。
- パスポート
- 顔写真1枚(縦4.5㎝×横3.5㎝の証明写真)
- 延長申請書(イミグレーションオフィスで入手可)
- 申請料(支払いは現金のみで、US$が無い場合はその他の通貨でも支払い可)
最新情報はこちら
在日ネパール国大使館
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