ネパールの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
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正式国名
ネパール連邦民主共和国 Federal Democratic Republic of Nepal
国土面積
約14.7㎢(北海道の約1.8倍)
首都
カトマンズ Kathmandu
人口
約2649万人
宗教
ヒンドゥー教徒81.3%、仏教徒9.0%、イスラム教徒4.4%
以前は世界で唯一ヒンドゥー教を国教としていたが、2006年に世俗国家となった。
言語
パルバテ・ヒンドゥーの母語であるネパール語が公用語として使われている。
その他にも各民族によって50以上の異なった言語や方言が話されている。
また、古くからイギリスとの関係が深かったこともあり、英語が通じる所も多い。
通貨
通貨はルピー(Rupee)と補助通貨のパイサ(Paisa)、記号はルピーがRs、パイサがP、Rs1はP100となるが、現在パイサはほとんど流通していない。
また、ホテルや観光地などではUSドルが使える所も多い。
レートは1円=Rs1。
国際通貨コードはNPR。
チップの相場
観光地ではチップの習慣が根付いている。
チップを渡す金額の目安は、旅行者向けのレストランでは総額の10%ほどだが、サービス料が含まれている場合は不要。
中級以上のホテルでは、荷物を運んでもらったりルームサービスを頼んだ際にRs10〜20ほど。
ガイドしてもらった際は、1日につきRs200〜500ほど。
飲料水
衛生的に問題があるため水道水は飲まない方が良い。
飲料水は市販のミネラルウォーターを。
コンセント:電圧とプラグ
220Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要で、ホテルによっては貸し出ししている所もある。
プラグの形状はB型とC型が主流。(日本はA型)
習慣とマナー
あいさつは握手よりも、胸の前で両手を合わせる合掌をして“ナマステ”というのが一般的。
はい(Yes)というとき日本人は首を縦に振るが、ネパール人は首を横に傾ける。
特に女性は胸や足など、肌の露出が多い服装は好ましくない。
温泉などに入浴する際は男女共に下着を身につけたままで、全裸になってはいけない。
左手は不浄とされているため、物の受け渡し、食事、握手などはなるべく右手で行う。
頭には神様が宿ると考えられているため、相手が子供であっても頭に触れてはいけない。
牛は“聖なる動物”として扱われており、もし路上にいる牛に危害を加えてしまうと、人間に危害を加えた時と同様の罰則を課せられる。
寺院を参拝する際は巡礼者に従い、常に時計回りで移動する。
また、寺院の入口に賽銭箱(Donation Box)がある場合は、少額でもお布施をするのが礼儀。
日本との時差
日本より3時間15分遅れ。(日本の正午はネパールの午前8:45)
日本からのフライト
現在、日本からネパールへの直行便はないため、バンコク、デリー、香港、ソウル、シンガポール、クアラルンプールなどアジアの主要都市を経由して、ネパール唯一の国際空港であるカトマンズのトリブバン国際空港(Tribhuvan International Airport)に向かうのが一般的。
航空会社や経由地にもよるが、所要時間は約15時間〜で、経由地で1泊する便も多い。
ビザ
日本人が観光目的でネパールに入国するには、観光ビザが必要。
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ネパールへの入国とビザの申請・取得と滞在期間延長方法
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ネパールの気候と観光・旅行のベストシーズン
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