ケニア観光･旅行での入国とビザ申請･取得方法

日本人の観光目的でのケニアへの入国には一次入国ビザが必要で、事前に取得するには日本か隣国の大使館の窓口に行くか、ケニア移民局ホームページからオンラインで行う。
また、ケニア入国時に空港や陸路国境のイミグレーションでアライバルビザの取得も可能。

アフリカの隣国の大使館で取得する場合、日本の大使館では必要な書類や写真が不要になる時があるが、その時のスタッフや場所によって対応はまちまち。

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この記事の目次

観光・短期商用目的での入国に必要な“一次入国ビザ”の有効期間は3ヶ月で、基本的には1回のみ入国可能だが、タンザニアとウガンダからは再入国が可能である。

一次入国ビザの有効期間中に、ケニアからタンザニアやウガンダに出国し、この3ヶ国を離れることなくケニアへ再入国する人は、1度目の入国時に使用したビザで2度目以降も入国が可能。

ビザ申請書
大使館で入手できるほか、大使館ホームページからもダウンロードできる。
申請書の書き方と注意点はこちら。
申請書の記入例（PDF）
パスポート
入国時に残存有効期間が6ヶ月以上と、査証欄の余白が連続で3ページ以上必要。
顔写真（証明写真）
パスポートサイズ縦4.5㎝×横3.5㎝で、写真の裏に署名をする。
フライトスケジュール
e-チケットか、旅行会社または航空会社発行の予約確認書。（日本語可）
申請料
現金で5,500円。
招待状
ホテルやロッジに滞在する人は必要ないが、観光目的で家族や知人の家に滞在する人は、英文で招待理由、ビザ申請者の氏名、滞在期間、住所、連絡先などを記した招待状を提出する。

パスポート
入国時に残存有効期間が6ヶ月以上あるもの。
パスポートのデータ
名前や顔写真のあるページをスキャンしたもの。（PDF形式、JPEG形式）
証明写真のデータ
証明写真をスキャンしたもの。（PDF形式、JPEG形式）
サイズ指定なし、背景は白、6ヶ月以内に撮影したもの。
クレジットカード
申請料金の支払いに必要で、VISAカードとMasterCardに対応。
フライトスケジュール
e-チケットか、旅行会社または航空会社発行の予約確認書。（日本語不可で英文のみ）
申請時にアップロードする。
招待状
ホテルやロッジに滞在する人は必要ないが、観光目的で家族や知人の家に滞在する人は、英文で招待理由、ビザ申請者の氏名、滞在期間、住所、連絡先などを記した招待状を提出する。
申請時にアップロードする。

アカウントの作成
ケニア移民局ホームページからアカウントを作成する。
申請書類の作成
移民局ログイン画面
作成したアカウントで上記からログインし、申請書類を作成する。
申請書類作成方法はこちら。
書類作成手順（PDF）
申請料金の支払い
支払いはクレジットカードのみで、種類はVISAカードとMasterCardに対応。
料金は申請料51ドル+手数料1.53ドルの合計52.53ドル。
審査結果の送付
アカウント作成時に登録したメールアドレスに申請の審査結果が送付される。
メールの送付までに通常は2営業日かかる。
ビザの発給確認と印刷
アカウントにログインしてビザの発給を確認・印刷し、ケニア入国時に提出する。

おそらく最も簡単に取得できるのがアライバルビザで、上記のよう手続きはなく、入国時に空港や港、あるいは陸路国境のイミグレーションに用紙された申請用紙を記入・提出し、申請料50ドルを支払う。

ネット上にはオンラインビザの導入に伴い、アライバルビザの発給は終了したという情報がある。
しかし、実際には現在も多くの旅行者が空港や陸路でアライバルビザの発給を受けている。
また、駐日ケニア共和国大使館ホームページには下記のように記載されている。

私は日本人です。ジョモケニヤッタ国際空港でもUS$50でビザが取れると聞きました。本当ですか？
はい、取得できます。そのほかにも入国する港などで取得可能ですが、事前に取得することをお薦めしています。

上記のビザの他に、ケニア、ルワンダ、ウガンダの3ヶ国に入国できる“東アフリカ観光ビザ”がある。
90日間有効な数次ビザ（マルチプル）で、3ヶ国のいずれかの大使館で申請することができる。

東アフリカ観光ビザは、3ヶ国の最初に入国する国の大使館やウェブサイトから申請・取得するという決まりがあるので、最初にケニアに入国する場合は、大使館にて上記と同じ方法で申請・取得できる。

東アフリカ観光ビザの詳細はこちら
東アフリカ観光ビザの申請・取得方法

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地方移住生活というサイトもやっています。