ニュージーランドの世界遺産・テワヒポウナム

【日本から個人で】テ・ワヒポウナムへの行き方【ニュージーランドの世界遺産】

テ・ワヒポウナムとは?


ニュージーランド南島の南西部に位置する4つの国立公園は、太古より変わらぬ手付かずの大自然が広がり、独自の生態系の貴重な野生動物が生息している。
この4つの国立公園を含む地域一帯が「テ・ワヒポウナム」として1990年に世界遺産に登録された。

総面積は26000㎢に及び、山や原生林、氷河やフィヨルドといった貴重な大自然が広がっている。
テ・ワヒポウナムとは、この地の先住民マオリの言葉で“ヒスイの産地”という意味を持つ。

ニュージーランドの世界遺産:テ・ワヒポウナム


アクセス:日本からの行き方


日本からニュージーランドへのフライトは、クライストチャーチ国際空港へ直行便が出てる。
長距離列車が発着するクライストチャーチ駅や、長距離バスが発着するバスターミナルがあるクライストチャーチ市内へは空港から10㎞ほど。

空港からクライストチャーチ市内への移動について

空港からはメトロ(市バス)が市内の中心部へ出ているが、ここから駅と長距離バスターミナルは離れているため、空港からタクシーかエアポート・シャトルを利用するのがオススメ。

エアポート・シャトルはスーパー・シャトル社が運行する、ある程度乗客が揃ったら出発する乗り合いタクシーのようなもので、乗客が多いほどひとりの料金は安くなり、タクシーより安上がり。
市内からは、目的地によって各長距離バスや長距離列車を利用しよう。

ニュージーランドの世界遺産:テ・ワヒポウナム


それぞれの国立公園への行き方


広大なテ・ワヒポウナムは4つの国立公園からなり、行き方は目的地によってそれぞれ異なる。

フィヨルドランド国立公園への行き方

ニュージーランド最大の面積を誇る国立公園で、観光の拠点となるのは湖畔にあるテ・アナウという町。
小さな町の中にレストランやアウトドア用品の店、宿泊施設が多くあり、必要なものはこの町でほぼ揃えることができる。

南島の主要都市からテ・アナウ行きのバスがでており、これらのバスはテ・アウナの長距離バスターミナルに到着する。

ここから湖に向かって進んでいくと観光案内所があり、ここに併設されたリアル・ジャーニーズ社のオフィスでは各種ツアーの予約を受け付けている。

ここから湖畔沿いを南に進むと、DOC(環境保全省)のビジター・センターがあり、トレッキングやアクティビティなどの情報が入手できるので必ず立ち寄りましょう。

アオラキ・マウントクック国立公園への行き方

観光の拠点となるアオラキ・マウントクック国立公園ビレッジへは、クライストチャーチやクイーンズタウンからグレートサイツ社のツアーバスが運行している。

ビレッジ最寄りの町であるレイク・テカポやトゥワイゼルからは、クック・コネクション社のシャトルバスが10〜5月にかけて運行している。

ウエストランド/タイ・ポウティニ国立公園への行き方

ウエストランド/タイ・ポウティニ国立公園の最大の見どころは、フランツ・ジョセフ氷河とフォックス氷河という2つの氷河。
どちらの氷河にも観光の拠点となる最寄りのビレッジがあり、ここからそれぞれの氷河を目指す。

それぞれのビレッジへは、北はネルソン、ウエストポート、グレイマウスから、南はクイーンズタウン、ワナカから長距離バスがでている。
運行しているバス会社はインターシティ社とニューマンズ社。

クライストチャーチからは、キーウィ・レイル社のトランツ・アルパイン号という長距離列車でグレイマウスまで行き、ここから長距離バスでビレッジに向かう。

マウント・アスパイアリング国立公園への行き方

観光の拠点となるのはワナカという町で、南島の主要都市からバスが出ており、これらのバスはワナカの長距離バスターミナルに到着する。

この長距離バスターミナルのすぐそばに観光案内所があり、ここからアードモア・ストリートを北東に500mほど行くとDOCのビジター・センターがある。

他にも宿泊施設やレストラン、博物館などがあり、周辺にはトレッキング・コースがいくつかある。
ワナカから国立公園へは、ワナカ・コネクションズのバスが運行している。

現地の各公式サイトはこちら
DOC(環境保全省)

長距離バス会社公式サイトはこちら
インターシティ・コーチラインズ
ニュージーランド・コーチラインズ
グレート・サイツ
クック・コネクション
アトミック・シャトル
リアル・ジャーニーズ

ニュージーランドの世界遺産:テ・ワヒポウナム
通貨と言語とビザについて

ニュージーランドの通貨はニュージーランド・ドル($)で、公用語は英語とマオリ語だが、マオリの人々も英語が話せるので、どこでも英語が通じる。
ニュージーランドへの入国は3ヶ月以内の滞在であればビザは不要。

この世界遺産に関する詳細はこちら
テ・ワヒポウナム:観光・旅行情報まとめ

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