ニュージーランドの世界遺産・トンガリロ国立公園

ニュージーランドの世界遺産:トンガリロ国立公園 観光・旅行情報まとめ

世界遺産の歴史と登録の概要


北島と南島という2つの大きな島と、多くの小さい島からなるニュージーランド。
そのニュージーランド北島中央部に位置するトンガリロ国立公園は、1887年に国立公園に指定された、総面積8万ヘクタールを誇るニュージーランド最古の国立公園であり、1990年に登録された世界遺産。

一帯は火山活動の活発なエリアで、主にトンガリロ、ルアペフ、ナウルホエという3つの活火山で構成されており、古くからニュージーランドの先住民マオリ族の聖地でもあった。

活動を続ける火口、噴火によって出来たクレーター、溶岩の流れた跡、エメラルド色に輝く火口湖などがある独特の景観は、映画「ロード・オブ・ザ・リング」のロケ地にも使われた。

ニュージーランドの世界遺産:トンガリロ国立公園

トンガリロ国立公園観光の拠点はファカパパ・ビレッジ


観光の拠点となるのが、トンガリロ国立公園の中心であるファカパパ・ビレッジ。
DOC(環境保全省)が運営するビジターセンターがあり、売店、ホテル、BBQ設備があるキャンプ場など、数種類の宿泊施設が集まっている。

ビジターセンターには登山やトレッキングなどの情報が揃っており、地図入りのパンフレットが用意されているので入手しておきましょう。

ファカパパ・ビレッジでの食事は、ビジターセンター前のカフェ、ホテルのレストラン、または売店で購入するかになる。

トンガリロ国立公園は全体的に標高が高く、ファカパパ・ビレッジ自体も標高1157mにある為、夏でも防寒着が必須。

山岳地帯の国立公園なので、アクティビティは登山やトレッキングが中心になりますが、川ではカヌーやラフティング、6〜10月には2つのスキー場が営業しており、スキーやスノーボードだけでなく、ボブスレーやチューニングなどの体験もできる。

また、ファカパパ・ビレッジからは下記の3つのハイキングコースが出ている。

  • ファカパパ・ネイチャー・ウォーク
    ビジター・センターの裏側にある、一周15分ほどのコース。
    車椅子でも通れるよう舗装されている。
  • リッジ・トラック
    ビジターセンターから150mほどの、売店の向かいからスタートする往復30分ほどのコース。
    森の中を進む短いコースだが、ルアペフやナウルホエも見られる。
  • タラナキ・フォール
    タラナキ・フォールは約1万5000年前にルアペフが噴火した時の、溶岩流の跡から流れ落ちる滝で、この滝を目指す一周2時間ほどのコース。
    高さ20mから水が流れ落ちる様はダイナミックで、特に雨の翌日は水量が多くて迫力がある。
    ファカパパ・ビレッジからは、草原を通る「Upper track」と渓流沿いを通る「Lower Track」という2つのコースがあり、滝付近で合流している。

ニュージーランドの世界遺産:トンガリロ国立公園

トンガリロ・アルパイン・クロッシングについて


日帰りで歩けるトレッキングコースとして人気なのが、全長19.4kmのトンガリロ・アルパイン・クロッシングで、ファカパパ・ビレッジからこのコースの始点と終点にバスが出ており、料金は往復$35で、前日までに予約が必要。

バスで始点のマンガテポポ小屋まで送ってもらい、終点のケテタヒ小屋でバスが待つというシステムになっている。

バスの時間は大体決まっていて、ファカパパ・ビレッジから始点への出発は6:00〜9:00の間、終点からファカパパ・ビレッジへの出発は15:00〜17:00の間。

したがって、この時間までに終点に着く必要があり、時間に間に合わなそうだったり、途中でトレッキングを断念する場合には、早めに携帯電話で連絡しましょう。

火山地帯を越えていく少々ハードなコースだが、エメラルド湖やブルー湖、クレーターなどの幻想的な景観を楽しめる。

また、このコースにはいくつか分岐点があり、ナウルホエやトンガリロの山頂に登ることもできる。
ナウルホエは標高2287m、トンガリロは標高1967m。

ルアペフ山について


標高2797mのルアペフ山は、サマーリフトを利用すれば標高2020mまで行くことができる。
ここから山頂へは片道2時間〜3時間ほどで、山頂には直径1㎞近い巨大なクレーターがあり、まるで月面のような光景が広がっている。

サマーリフトの運行は12〜4月の9:00〜16:00で、料金は往復$24。
乗り場はファカパパ・ビレッジから車道を約6㎞上った所にある。

ニュージーランドの世界遺産:トンガリロ国立公園

トンガリロ国立公園の天気・気候


ニュージーランドの気候は変わりやすいので注意が必要。
天候により寒暖の差が激しく、急激に気温が変化し、日本よりも紫外線が強いので、日焼け止めもあると便利。

また、1日の中での気温差がかなりあり、日中は暖かい夏でも朝晩は冷えるので、防寒着が必須。
日本とは逆で6〜8月が最も寒くなり、比較的暖かい11〜3月が過ごしやすい時期となる。

トレッキングのベストシーズンは10〜5月で、冬期でもトレッキングすることはできるが、気温が氷点下を下回り、雪や強風などに晒される為、初心者の方は控えた方がいいでしょう。
ただし冬期には、ルアペフ山の斜面に広がる2つのスキー場が営業している。

ルアペフ山の北西斜面に広がるのがファカパパ・スキー場、南西斜面に広がるのがトゥロア・スキー場。
ともに営業期間は6〜10月で、天候にもよるが営業時間は9:00〜16:00。

ニュープリマスの天候グラフ

ニュープリマスはトンガリロ国立公園の約200㎞西の都市。
トンガリロのグラフが無いので参考までに。

ニュージーランドの世界遺産:トンガリロ国立公園 観光・旅行

ニュープリマスの2017〜2018年の天候データ
出典:気象庁ウェブサイト

ニュージーランドの世界遺産:トンガリロ国立公園

アクセス:日本からの行き方


日本からニュージーランドへのフライトは、オークランド国際空港に直行便が出ている。
空港からオークランド市内までは約20㎞あり、スカイ・バス社(SkyBus)が運行するバスでオークランド市内のブリトマート駅まで約1時間。

ここからキーウィ・レイル社のノーザン・エクスプローラーという列車で、ファカパパ・ビレッジ最寄りのナショナルパーク駅までは約5時間半。
この駅からファカパパ・ビレッジまではバスで20分ほど。

現地旅行会社などの各公式サイトはこちら
スカイ・バス
キーウィ・レイル
DOC(環境保全省)
ファカパパ・スキー場/トゥロア・スキー場

通貨と言語とビザについて

ニュージーランドの通貨はニュージーランド・ドル($)で、公用語は英語とマオリ語だが、マオリの人々も英語が話せるので、どこでも英語が通じる。
ニュージーランドへの入国は3ヶ月以内の滞在であればビザは不要。

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