ラオスの基本情報:国旗、時差、言語、人口、宗教、首都、治安、飲料水など
この記事には、知っておくと少し役立つ情報を書きました。
この記事の目次
国旗
1975年のラオス人民共和国成立時に制定されました。
赤は独立闘争で流れた血を、青は国の豊かさを、中央の白丸はメコン川に昇る月を表しています。
正式国名
ラオス人民民主共和国 Lao People’s Democratic Republic
国土面積
約24万㎢
首都
ビエンチャン Vientiane
人口
約660万人
宗教
仏教
言語
公用語はラオス語だが、各民族がそれぞれ独自の言語を使用しています。
また、観光地のホテルやレストランでは英語が通じる所も多いです。
通貨
通貨はキープ(Kip)で、紙幣のみで硬貨はありません。
また、都市部ではUSドルやタイバーツも流通しています。
国際通貨コードはLAK。
チップの相場
基本的にチップの習慣はないが、高級なホテルやレストランではチップを渡すとスマート。
ホテルで荷物を運んでもらったりルームサービスを受けた際は、5000〜10000Kipほどが相場。
レストランでは、お釣りで返ってきた小額紙幣をチップとして渡すのが一般的です。
ぴったり支払ってお釣りがない場合は、2000〜5000Kipほどが相場。
ただし、チップはあくまでも感謝の気持ちなので、サービスに不満があった場合は不要です。
また、なんらかのサービスを受けた後にチップを要求される場合もあるが、これも渡さなくていいでしょう。
飲料水
衛生的に問題があるため水道水は飲まない方が良い。
飲料水は市販のミネラルウォーターを。
コンセント:電圧とプラグ
220Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要です。
電源アダプタに100~240Vと書いてあればそのまま使用できます。
プラグの形状はA型とC型が主流(日本はA型)。
習慣とマナーと注意事項
- ラオスでの挨拶は、握手よりも手を合わせる合掌が一般的。
- 寺院を訪れる際は、短パンやミニスカート、ノースリーブなど露出の多い服装は避ける。
- 僧侶には常に敬意を払い、女性から近づいたり触れたりしてはいけない。
- 人の頭には神が宿ると考えられ、人の頭を触ったり子供の頭を撫でたりしてはいけない。
- 政府関連施設や軍事施設などは、写真撮影が禁止されている場所があるので注意が必要。
- 博物館や寺院も一部撮影が禁止されている場合があるので、その都度確認する必要がある。
- ラオスでは、外国人を警察の許可なく自宅に宿泊させることが禁止されている。
- 宿泊させる際には、その村の村長に届け出て、村長が警察に許可を得る必要がある。
- 違反した場合には、宿泊させたラオス人と宿泊した外国人の双方が罰せられる。
- 軍事施設には立入禁止区域があり、過去に誤って入り込んだ外国人が地元民兵から銃撃を受けたケースがあるので、進入可否の判断が難しい場所には安易に立ち入らない。
治安と緊急時の連絡先
こちらのリンクに治安と事例、日本語が通じる警察窓口や病院の連絡先が記載されています。
これは在ラオス日本国大使館が発行したPDFファイルです。
ラオス:安全対策マニュアル
日本とラオスの時差
日本より2時間遅れ(日本の正午はラオスの午前10時)。
アクセス:日本からラオスへのフライト
現在、日本からラオスへの直行便はないため、近隣諸国を最低1回は経由します。
ラオスにはビエンチャン・ワッタナ、ルアンパバーン、パークセー、サワンナケートという4つの国際空港があるので、目的地に合わせたフライトを選択しましょう。
日本から便数が多いルートは、
- 最も便数が多いタイのバンコク経由。
4つの空港へのフライトがあります。 - 次いで便数が多いのはベトナムのハノイ経由。
ビエンチャン・ワッタナとルアンパバーンの2つの空港へのフライトがあります。
日本からラオスまでのフライト時間は、どちらも7時間30分〜8時間30分ほど。
この他にも中国、カンボジア、韓国、マレーシアなどを経由するルートもあります。
ビザ:ラオスへの入国
15日以内の滞在であればビザは不要。
それ以上の滞在にはビザの取得が必要です。
ビザについての詳細はこちら
ラオスへの入国とビザの申請・取得と滞在期間延長方法
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