【日本から個人で】カルタゴ遺跡への行き方【チュニジアの世界遺産】
この記事の目次
カルタゴ遺跡とは?
チュニジアの首都チュニスの郊外約12㎞ほどにある、地中海に面した町カルタゴ。
紀元前6〜2世紀頃、フェニキア(現在のレバノン)の人達によって建設されたカルタゴは、貿易の町として栄え、地中海最大の商業の中心地となった。
その後はローマによる開発が進み、次々と巨大な建造物が造られた。
このローマ時代の遺跡と、フェニキア人によるカルタゴ時代の遺跡が1979年に“カルタゴ遺跡”として世界遺産に登録された。
アクセス:日本からの行き方
日本からチュニジアへの直行便はなく、アジアや中近東、ヨーロッパ経由で向かう。
便が多い経由地はフランスのパリ、トルコのイスタンブール、カタールのドーハ、U.A.Eのドバイなどで、日本からこれらの経由地まで10〜12時間。
経由地からチュニジアのチュニス・カルタゴ国際空港まで2〜6時間。
空港からカルタゴへの移動について
空港からの移動は、タクシーで直接カルタゴへは向かうか、チュニス中心部からTGMでカルタゴに向かうかになる。
空港からチュニス中心部は約8㎞あり、空港の前に停まっている黄色い車体のタクシーで15分ほど。
バスの場合は、空港から35番か635番のバスで、チュニス新市街の東のチュニス・マリン駅付近のバスターミナルに行くことができる。
このターミナルそばの、TGMのチュニス・マリン駅からカルタゴ・ハンニバル駅までは30分ほど。
この駅を中心に、カルタゴ遺跡が約3㎞四方の範囲に点在している。
各遺跡付近にもそれぞれ駅があるので、電車やタクシーを利用すれば1日で全て回ることも可能。
通貨と言語とビザについて
日本からチュニジアへの入国は、パスポートの残存有効期間が3ヶ月+滞在日数以上必要で、3ヶ月以内の滞在であればビザは不要。
通貨はチュニジアディナール(表記はD)で、公用語はアラビア語だがフランス語が通じる所も多く、英語は観光地では通じる所もある。
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