ギリシャの世界遺産・メテオラ

【日本から個人で】メテオラへの行き方【ギリシャの世界遺産】

メテオラとは?


ギリシャ中部のテッサリア地方のピンドス山脈の麓にあるメテオラは、14〜16世紀にかけてキリスト教徒達によって建てられた修道院が残されている。
高さ600m級の岩山が60以上も点在し、いくつかの岩山の断崖絶壁には修道院が佇んでいる。

1356年に最初の修道院が建設され、15〜16世紀の最盛期には24もの修道院があった。
現在も活動しているのは6つにまで減ったが、歴史的価値のあるこれらの修道院は、1988年に世界遺産に登録された。

ギリシャの世界遺産:メテオラ


アクセス:日本からの行き方


現在、日本からギリシャへの直行便はなく、最低1回の乗り継ぎが必要になる。
一般的なのはヨーロッパの主要都市で乗り継ぐ方法で、日本からパリ、ローマ、ロンドン、フランクフルトまで11〜13時間ほどで、これらの都市からアテネ国際空港(エレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港)まで2〜4時間ほど。

ヨーロッパ以外では、ドバイやアブダビ、イスタンブールやドーハなどで乗り継ぐ方法があり、所要時間はヨーロッパ経由とあまり変わらない。

空港からアテネ市内への移動について

空港からアテネ市内へはエアポートバスが便利。
バス乗り場は空港Bエリアの到着ロビーを出た所にあり、チケット売り場も近くにある。

行き先によってバスの番号が異なり、リオンシン・ターミナルを経由するのは93番、シンタグマ広場行きは95番。

地下鉄(Metro)で市内まで行く場合は、空港からLine 3でシンタグマ駅まで40分ほど。
シンタグマ広場にあるシンタグマ駅から地下鉄のLine 2でラリッサ駅に行ける。
このバスは24時間運行で料金は€5、アテネ市内まで1時間ほど。

アテネ市内からカランバカへの移動について

アテネ市内からカランバカまでは電車かバスで所要5時間ほど。
バスの場合は、カランバカまでの直通がないので、リオンシン・ターミナルで乗車してトリカラという場所で乗り換えが必要。

電車は運行数は少ないが、アテネのラリッサ駅からカランバカ行きの直通がある。
このカランバカ行きの電車は、全6両のうち3両が途中で切り離される場合があるので、必ず確認してから乗車すること。

またはラリッサ駅からパレオファルサロス行きに乗り、そこからカランバカ行きに乗り換える方法もあり、こちらの方が運行数は多い。

カランバカからメテオラへは一部の修道院行きのバスしか出ていないので、その他の修道院へはタクシーを利用するか、時間があれば歩いて回ることもできる。

通貨と言語とビザについて

ギリシャへの入国は、シェンゲン協定加盟国での総滞在日数が90日以内であればビザは不要。
また、パスポートの残存有効期間が入国時に滞在日数+90日以上必要。

通貨はユーロ(€)で公用語は現代ギリシャ語だが、観光地やホテルなどでは英語が通じる所が多く、場所によってはフランス語、イタリア語、ドイツ語の方がよく通じる場合もある。

この世界遺産に関する詳細はこちら
メテオラ:観光・旅行情報まとめ

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シェンゲン協定加盟国への入国方法

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