インドネシアの基本情報:国旗、時差、言語、人口、宗教、首都、治安、飲料水など
この記事には、知っておくと少し役立つ情報を書きました。
この記事の目次
国旗
オランダ留学中のインドネシア人学生が作った団体の旗が、インドネシア国民党に受け継がれ、国旗になりました。
正式国名
インドネシア共和国 Republic of Indonesia
国土面積
約190万4569㎢(日本の約5倍)
首都
ジャカルタ jakarta
人口
約2億5500万人
宗教
国民の88.1%がイスラム教徒、9.3%がキリスト教徒(プロテスタント6.1%、カトリック3.2%)。
その他にヒンドゥー教、仏教、儒教などが少数。
言語
公用語はインドネシア語だが、ジャワ語やバリ語など独自の言語が国内各地で使われている。
外国人旅行者の多いジャカルタやバリ島のリゾート地では、英語が通じる所も多いです。
通貨
通貨はルピア(Rupiah)でRp.と表記。
国際通貨コードはIDR。
チップの相場
基本的にチップの習慣はないが、外国人旅行者の多い観光地ではチップが一般化しつつあります。
チップを渡す場合、ホテルで荷物を運んでもらったりルームサービスを頼んだ際はRp.5000程度が相場。
サービス料が含まれていないレストランでは料金の5〜10%ほどが相場だが、少額のお釣りを受け取らずにチップとして置いていくだけでも問題ないでしょう。
タクシーもお釣りをチップとして置いていく程度で十分だが、1日チャーターした場合は料金の5〜10%が相場です。
飲料水
衛生的に問題があるため水道水は飲まない方が良い。
飲料水は市販のミネラルウォーターを。
コンセント:電圧とプラグ
220Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要です。
電源アダプタに100~240Vと書いてあればそのまま使用できます。
プラグの形状はC型が一般的。(日本はA型)
習慣とマナー
国民の大半がイスラム教徒のインドネシアでは、旅行者もなるべくイスラム教の戒律を意識した行動を心掛けたい。
- 左手は不浄とされているので、握手や物の受渡しは右手で行う。
- 頭は神聖な部分とされているため、人の頭を触ったり子供の頭をなでてはいけない。
- 会話中に自分の腰に手を当てると、怒っていると思われてしまう。
- バリ島では「サカ暦で新年のニュピの日」は外国人旅行者も外出が禁止され、空港や港も閉鎖されて移動もできない。
ニュピの前日にはバリ島の各地で祭りが行われ、オゴオゴと呼ばれる神輿が町を練り歩く。
ニュピの日は毎年変動するが、2019年は3/7。 - イスラム教徒は毎年イスラム歴に従い約1ヶ月間「ラマダン」を行い、期間中は日の出から日没まで飲食や喫煙を断つ「断食」をします。
旅行者が断食をする必要はないが、期間中はイスラム教徒の前では飲食を控えるなどの配慮が必要。
ラマダンの期間は毎年異なるが2019年は5/5〜6/4。
治安と緊急時の連絡先
こちらのリンクに治安と事例、日本語が通じる大使館、警察窓口や病院の連絡先が記載されています。
これは在インドネシア日本国大使館が発行したPDFファイルです。
インドネシアで安全に暮らすために
日本とインドネシアの時差
インドネシアは西部、中部、東部と3つの時間帯がある。
日本との時差は西部が−2時間、中部が−1時間、東部は日本との時差はありません。
各地の主な島はこちら。
- 西部
ジャワ島(ジャカルタ)、スマトラ島、カリマンタン島の西部など。 - 中部
バリ島、ヌサ・トゥンガラ諸島、スラウェシ島、カリマンタン島の東部など。 - 東部
パプア島、マルク諸島など。
アクセス:日本からインドネシアへのフライト
成田や羽田、関空から直行便が運行されています。
ジャカルタのスカルノ・ハッタ国際空港、バリ島のデンパサールのグラライ国際空港まで所要7時間ほど。
ビザ:インドネシアへの入国
2015年6月より、日本人の観光目的での入国は、30日以内の滞在であればビザは不要になりました。
パスポートは入国時に残存有効期間が6ヶ月以上と、査証欄の余白が3ページ以上必要。
入国審査時に出国用航空券の提示を求められることがあります。
ビザについての詳細はこの記事に書きました。
インドネシアへの入国とビザの申請・取得と滞在期間延長方法
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