【雨と気温】韓国の天気・気候の特徴と観光・旅行のベストシーズン
この記事では、
季節ごとの天気、気温、降水量をグラフ付きで書いています。
天気を知れば不安が解消され、旅行をより楽しめるでしょう。
- 日本と同じように四季、梅雨、台風シーズンがある。
- 冬は日本より冷え込むが、冬以外は日本と同じ服装で過ごせる。
- ベストシーズンはなく、四季折々の魅力がある。
この記事の目次
韓国の地理と天気・気候の特徴
韓国は日本の本州とほぼ同じ気候で、はっきりとした四季や梅雨があります。
北のソウルよりも南のプサン(釜山)の方が暖かいが、韓国は日本の4分の1ほどの国土なので、地域による気候の違いは少なく、基本的には日本にいる時と同じような服装で過ごせます。
ソウルの気温は夏は東京と同じですが、冬は東京よりー5℃近く冷えるので防寒対策が必須です。
釜山も冬の冷え込みが厳しいが、年間を通じて東京と同程度の気温です。
韓国にベストシーズンはない
韓国旅行にベストシーズンはありません。
日本に四季折々の魅力があるように、韓国も季節ごとの魅力があります。
目的によって最適な時期は変わりますが、寒いのが苦手な人は冬は避けたほうがいいでしょう。
春(3月下旬〜5月)
近年は3月上旬でも雪が降るほど冷える日もあるが、下旬になると温暖で穏やかな日が多くなり、4月に入ると気温が上がり春の暖かさを感じられます。
4月上旬は日中でも肌寒い日があるが、下旬には厚手の上着は必要なくなり、5月には汗ばむような日も増えます。
しかし、朝晩は冷え込むので薄手の上着があるといいでしょう。
夏(6月〜9月上旬)
6月中旬になると雨が増え始め、下旬になると本格的な梅雨シーズンです。
梅雨は7月末〜8月まで続くが、湿気は日本より少なく、日本ほど蒸し暑さを感じることはないでしょう。
ただし、降水量は日本の梅雨より多く、1ヶ月の降水量はソウルで350〜400㎜、釜山で250〜300㎜ほど。
8月に入り梅雨が明けると、季節は本格的な夏です。
気温も上がり日差しがきつくなるので、外出時は帽子やサングラスで紫外線対策をしていると安心。
韓国の夏は短く、8月末になると朝晩は気温が下がり、ソウルなどの北部では涼しく感じるほど。
9月に入ると日中でも夏の暑さを感じる日は少なくなり、季節は秋へと移り変わっていきます。
秋(9月中旬〜11月)
9月になると徐々に気温は下がり、日中は暖かい日でも朝晩は冷えて薄手の上着が必要です。
9月は台風シーズンでもあり、雨が降り続く日もあるので折り畳み傘やカッパがあると安心。
10月になると雨は少なくなり、日本の秋のように紅葉シーズンを迎えます。
秋は寒暖差が大きく、日中は薄手の上着で過ごせても、朝晩は冷え込むので注意が必要です。
11月になると日中でも厚手の上着が必要なほど冷え込み、季節は冬へと向かいます。
冬(12月〜3月中旬)
12月は本格的な冬で、空気が乾燥して気温も下がるので、日中でも防寒着の着用が必須です。
1月は年間を通じて最も寒い時期で、ソウルなどの北部ではー10℃以下まで冷え込むこともあります。
厳しい寒さだけでなく、降雪に見舞われることもあるので、外出時は転倒などに注意が必要です。
2月に入ると徐々に気温は上がっていくが、それでもまだ朝晩の冷え込みは厳しく、3月上旬までは防寒着が手放せない日が続くでしょう。
3月中旬〜下旬になると徐々に気温が上がっていき、季節は春を迎えます。
地域別の天候グラフ
ソウルの気温と降水量
プサンの気温と降水量
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