ミャンマーの基本情報:国旗、時差、言語、人口、宗教、首都、治安、飲料水など
この記事には、知っておくと少し役立つ情報を書きました。
この記事の目次
国旗
2010年10月21日、ミャンマーの軍事政権は国旗のデザインを変更しました。
なぜ国旗の変更したのかは明かされていません。
黄は平和、緑は豊な国土、赤は勇気を意味します。
正式国名
ミャンマー連邦共和国 Republic of the Union of Myanmar
国土面積
約67万8500㎢
首都
ネピドー Nay Pyi Taw
人口
約5141万人
宗教
約90%が仏教徒、約5%がキリスト教徒、イスラム教徒とヒンドゥー教徒なども少数。
言語
公用語はミャンマー語(ビルマ語)だが、少数民族はそれぞれ独自の言語を使っています。
また、小学校から英語の教育をしているため、英語を理解している人が多い。
観光地のホテルやレストランではほぼ英語が通じます。
通貨
通貨は紙幣のミャンマー・チャット(Kyat)と、補助通貨としてピャー(Pya)があります。
通貨のピャーはあまり使われていません。
国際通貨コードはMMK。
チップの相場
基本的にチップの習慣はないので、高級レストランや高級ホテル以外では不要。
しかし、料金にサービス料が含まれている場合は高級店でもチップは不要。
サービス料が含まれていない高級レストランでは合計金額の5〜10%程度。
高級ホテルでルームサービスや荷物を運んでもらった際は1000チャット程度。
チップはあくまでも気持ちなので、良いサービスを受けたと感じた時に渡せばいいでしょう。
飲料水
衛生的に問題があるため水道水は飲まない方が良い。
飲料水は市販のミネラルウォーターを。
コンセント:電圧とプラグ
220〜240Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要です。
電源アダプタに100~240Vと書いてあればそのまま使用できます。
プラグの形状はB型、B3型、SE型が主流(日本はA型)。
習慣とマナーと注意事項
- ミャンマーでの挨拶は、握手よりも手を合わせる合掌が一般的。
- 人の頭には神が宿ると考えら、人の頭を触ったり子供の頭を撫でたりしてはいけない。
- 左手は不浄とされ、握手や食事、物の受け渡しなどはなるべく右手で行う。
- 女性の露出の多い服装は不適切とされ、ミニスカートやショートパンツなどはなるべく控えたほうがいい。
- 僧侶には常に敬意を払い、女性は僧侶に触れてはいけない。
- 女性の立ち入りが禁止されている寺院や仏塔がある。
- 寺院や仏塔の建物内や境内は土足厳禁で、靴だけでなく靴下やストッキングも脱いで裸足で入らなければいけない。
- 軍人や軍事施設、警官や警察関係の施設、港湾施設、空港、鉄道駅などの撮影は禁止されている。
治安と緊急時の連絡先
こちらのリンクに治安と事例、日本語が通じる警察窓口や病院の連絡先が記載されています。
これは在ミャンマー日本国大使館が発行したPDFファイルです。
ミャンマー:安全の手引き
緊急時の連絡先/いざという時のための簡単なミャンマー語
日本とミャンマーの時差
日本より2時間30分遅れ(日本の正午はミャンマーの午前9時30分)。
アクセス:日本からミャンマーへのフライト
日本からミャンマーへは全日空(ANA)の直行便があり、成田〜ヤンゴンを約8時間で結んでいます。
それ以外の便は乗り継ぎが必要で、一般的な経由地はバンコク、ベトナム、ソウル、北京、シンガポール、クアラルンプールなど。
最も早いのはバンコク経由で所要約10時間。
ビザ:ミャンマーへの入国
2018年10月1日〜2019年9月30日の期間中、観光目的での入国はビザが免除されます。
この期間以降はどうなるかわかりません。
ビザについてはこの記事に詳しく書きました。
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