【陸路で入国】ボリビア〜チリ国境越えのルートと移動手段
ボリビア側の町ラ・パス(La Paz)やオルーロ(Oruro)と、チリ側の国境付近の町アリカ(Arica)を結ぶ国際バスが運行されており、日本人もこのバスを利用して陸路で国境を越えることができる。
この他にもボリビアのウユニ(Uyuni)やコチャバンバ(Cochabamba)、チリのカラマ(Calama)やイキケ(Iquique)などの都市から両国を結ぶ国際バスが運行されている。
この記事の目次
ボリビアからの主なルート
ラ・パスからのルート
ラ・パスのテレストレ・バスターミナル(Terminal Terrestre)からアリカ行きの国際バスを、Expreso Norte社やTrans Salvador社などが毎日1便運行しており、アリカまで所要約8時間で着く。
また、このバスには直通のものと国境の町タンボ・ケマド(Tambo Quemado)で乗り換えるものがある。
オルーロからのルート
オルーロへは各地からバスが出ており、スクレ(Sucre)からは所要約11時間、ポトシ(Potosi)からは所要約8時間、コチャバンバからは所要約4時間、ラ・パスからは所要約3時間30分で着く。
これらのバスはオルーロ市内の北側に位置する長距離バスターミナルに到着するが、ここからアリカ行きの国際バスが1日2便程度でており、アリカまで所要約10時間で着く。
ウユニからのルート
ウユニへは各地からバスが出ており、ラ・パスからは所要約10時間、オルーロからは所要約6時間、ポトシからは所要4〜5時間ほどで着く。
ウユニから出ている国際バスでカラマまで所要6〜7時間ほどで着く。
チリへの入国について
チリへの観光目的での入国は、3ヶ月以内であればビザは不要。
パスポートの残存有効期間は、チリ入国時に6ヶ月以上必要。
チリからの主なルート
アリカからのルート
アリカ市内から北約2㎞の所にあるバスターミナルには国際バスターミナルが併設されており、Pullman Ayca社、Cali社、Trans Salvador社などがラ・パス、オルーロ、コチャバンバ行きのバスを運行している。
所要時間はラ・パスまで約8時間、オルーロまで約10時間、コチャバンバまで約16時間。
カラマからのルート
カラマへは各地からTur Bus社、Pullman Bus社などのバスが出ており、アントファガスタ(Antofagasta)からは所要約3時間、イキケからは所要6〜7時間ほど、アリカからは所要8〜9時間ほど、サンティアゴ(Santiago)からは所要約22時間で着く。
カラマからはウユニへは、Frontera del Norte社とAtacama-2000社の国際バスで所要6〜7時間ほど。
この2社のバスは、カラマ市内の北約1㎞にあるバスターミナルからではなく、市内にある各バス会社オフィス前のバス停から発着している。
ボリビアへの入国について
ボリビアへの観光目的での入国は、90日以内の滞在であればビザ不要。
しかし、入国時に滞在を許可されるのは30日までで、入国後に手続きをすれば最大90日まで延長できる。
延長の申請はラ・パス、サンタ・クルス、コチャバンバ、オルーロ、ポトシなどの入管管理事務所で受け付けており、料金は無料。
パスポートの残存有効期間は、ボリビア入国時に6ヶ月以上必要。
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Expreso Norte
Trans Salvador
Tur Bus
Pullman Bus
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