イエメンの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
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正式国名
イエメン共和国 Republic of Yemen
国土面積
約55万5000㎢(日本の約1.5倍)
首都
サナア Sana’a
人口
約2747万人
宗教
ほぼ全ての国民がイスラム教徒。
北部にはシーア派のザイド派が多く、南部にはスンニ派のシャーフィイー派が多い。
言語
アラビア語
通貨
通貨はイエメン・リヤル(Yemen Riyal)でYRと表記、補助通貨はフィルス(Fils)で表記もFils。
国際通貨コードはYER。
チップの相場
チップの習慣はないので不要。
飲料水
衛生的に問題があるため水道水は飲まない方が良い。
飲料水は市販のミネラルウォーターを。
コンセント:電圧とプラグ
220〜230Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要で、ホテルによっては貸し出ししている所もある。
プラグの形状はB3型、BF型、C型など。(日本はA型)
習慣とマナー
- 宗教上のもの
イエメンはアラブ諸国の中でも敬虔なイスラム教国で、戒律が厳しく守られている。
男女ともに露出の多い服装は控え、お祈り中の人の前を横切る、敷物を踏む、写真を撮る、話しかけるということはタブーで、絶対にしてはいけない。また、ラマダン(断食)の期間中の日が出ている間は、人前での飲食や喫煙は控えたほうがいい。
- アルコール
基本的にアルコールは禁止されているが、一部の高級ホテルやレストランではお酒の提供をしている場合もある。 - 女性の服装
ホテル内であれば問題ないが、外出時にはワンピース、ノースリーブ、ショートパンツなどの肌の露出が多い服装は控え、なるべく肩や膝を隠すよう心掛けたい。顔まで隠す必要はないが、髪の毛は男性を欲情させることがあるため、ゴムで結んだり帽子をかぶったりしてなるべく目立たないようにした方がいいでしょう。
- 写真撮影
軍事施設、空港、政治関係の施設などは許可がない限り撮影はNG。
人物を撮る場合、女性を撮影するのは基本的にはタブーで、男性でも嫌がる人が多いので声をかけて許可を取ってから撮影すること。「写真を撮って」と集まってくる子供は撮影してもいいが、その場に保護者がいる場合は許可を得てからのほうがいいでしょう。
日本との時差
日本より6時間遅れ。(日本の正午はイエメンのAM6:00)
イエメンへの入国とビザについて
現在、日本外務省はイエメン全土に下記の危険情報を出している。
「レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)」を発出しています。いかなる目的であれ,渡航・滞在は見合わせてください。
日本人の観光・商用目的でのイエメンへの入国にはビザが必要だが、大使館では現在ビザの発給を行なっていないため、実質イエメンへの入国は不可である。
在日イエメン共和国大使館のホームページには、ビザの申請方法に関する記述があるが、大使館職員によるとビザの申請は受け付けていないとのこと。
以上のことから、イエメンの国内情勢や治安が安定しない限りは渡航は難しいでしょう。
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