カタールの基本情報-時差、言語、人口、宗教、首都、飲料水など
この記事の目次
正式国名
カタール国 State of Qatar
国土面積
約1万1427㎢(秋田県よりやや狭い程度)
首都
ドーハ Doha
人口
約226万人
宗教
イスラム教(大多数がスンニ派)
言語
公用語はアラビア語だが、ドーハなどの都市部では英語が通じる所も多い。
通貨
通貨はカタール・リヤル(Qatar Riyal)で表記はQR、補助通貨はディルハム(Dirhams)で表記はDhで、紙幣と硬貨があるが現在は硬貨はあまり流通していない。
国際通貨コードはQAR。
チップの相場
チップの習慣はないので基本的には不要だが、特別なサービスを受けたと感じた時には感謝の気持ちとしてチップを渡しても問題ない。
レストランなら総額の10%ほどが目安で、ホテルでちょっとしたお願いを聞いてもらった時はQR2〜5ほどが相場である。
飲料水
水道水が飲用可能とされているが、現地の多くの人は市販のミネラルウォーターを飲んでいる。
旅行者も水道水は飲まずに、市販のミネラルウォーターを飲んだほうが無難である。
外務省ホームページには下記のように記されている。
水道水は海水を淡水化して送水しておりますが、飲料にはミネラル水が適しています。
コンセント:電圧とプラグ
240Vの50Hzで、日本の100V用の電気製品を使用するには変圧器が必要で、ホテルによっては貸し出ししている所もある。
プラグの形状はBF型。(日本はA型)
習慣とマナーとタブー
- 宗教上のもの
イスラム教の戒律が厳しく守られており、男女ともに露出の多い服装は控えた方がいい。
腰掛けて足を組んだ時に靴の底を相手に見せると、侮辱とみなされるので注意が必要。
ラマダン(断食)の期間中の日が出ている間は、人前での飲食や喫煙は控えたほうがいい。 - アルコール
町のスーパーなどでは購入することができず、レストランやカフェ、ショッピングモールのフードコートでも基本的にはお酒は扱っていない。
唯一自由に飲めるのは外国人が多く利用するホテル内のレストランくらいである。 - 女性の服装
ホテル内であれば問題ないが、外出時にはワンピース、ノースリーブ、ショートパンツなどの肌の露出が多い服装は控え、なるべく肩や膝を隠すよう心掛けたい。 - 写真撮影
軍事施設、石油施設、空港、王宮、政治関係の施設などは許可がない限り撮影はNG。
人物を撮る場合、女性を撮影するのは基本的にはタブーで、男性でも嫌がる人が多いので声をかけて許可を取ってから撮影すること。「写真を撮って」と集まってくる子供は撮影してもいいが、その場に保護者がいる場合は許可を得てからのほうがいいでしょう。
- 在カタール日本国大使館からの情報
服装に関する注意点(PDF)
写真撮影に関する注意点(PDF)
日本との時差
日本より6時間遅れ。(日本の正午はカタールのAM6:00)
日本からのフライト
カタール航空が成田、羽田、関空からドーハのハマド国際空港への直行便を運航しており、フライトは所要10〜11時間ほど。
ビザ
日本人の観光目的での入国には観光ビザが必要だが、カタール入国時にハマド国際空港で取得できる。
パスポートは入国時に残存有効期間が6ヶ月以上と、査証欄の余白が2ページ以上必要。
ビザに関しての詳細はこちら
カタールへの入国とビザ申請・取得方法