引越しは新生活のスタートです。
しかし、引越し先に不用品を持ち込んでしまうと、部屋が散らかって快適な暮らしを送れませんよね?
そこで、引越しを機に断捨離をしてミニマリストになりませんか?
この記事では、引越しで断捨離してミニマリストになるためのコツとメリットをわかりやすく簡単にご紹介。
ミニマリストになってどんな生活を送りたいのか?
イメージしながら読んでみてください。
最後まで読めば、スッキリとした新生活を送るための方法が分かりますよ。
1. ミニマリストと断捨離の違い!重要なのは「必要最小限」への理解
まず理解しておきたいのが、ミニマリストと断捨離の違いです。
ミニマリズムとは、必要最小限のモノだけで生活するライフスタイルのこと。
一方、断捨離とは不要なモノを処分する行為を指します。
つまり、断捨離はミニマリストになるための手段の1つといえるでしょう。
1-1. ミニマリストの定義は人それぞれ!あなたにとっての「必要最小限」を見つける
ミニマリストに絶対的な定義はありません。
服を20着だけにする人もいれば、家具を最小限に抑える人もいます。
大切なのは、自分にとっての「必要最小限」を見極めることです。
「これは絶対に手放せない」というモノだけを残し、残りは思い切って処分しましょう。
1-2. 断捨離のコツは「使ってない」「好きじゃない」の2つ!
断捨離を進めるコツは、「使ってない」「好きじゃない」の2つです。
1年以上使っていないモノや、見ても幸せな気持ちにならないモノは処分対象と考えましょう。
「いつか使うかも」は禁句です。
思い切りの良さが、ミニマリストへの第一歩となります。
1-3. ミニマリズムは極端じゃない!「適量」を意識した断捨離を
モノを極限まで減らすのがミニマリズムだと思われがちですが、そんなことはありません。
大切なのは「適量」を意識することです。
例えば、友人を呼んでホームパーティーをするなら、ある程度の食器は必要でしょう。
自分のライフスタイルに合わせて、適量を見極めることが重要です。
2. 引っ越しでは何から断捨離すべき?優先順位をつけて計画的に
さて、いざ引越しで断捨離をするとなったら、何から処分すればいいのでしょうか。
断捨離は一気にやろうとすると挫折しがちです。
計画的に進めることが成功の秘訣と言えます。
ここでは、引っ越しの断捨離で優先すべき3つのモノを紹介しましょう。
2-1. 衣類は思い切りが肝心!1年以上着ていない服は処分
まず手をつけやすいのが、衣類の断捨離です。
原則として、1年以上着ていない服は処分してしまいましょう。
セールで衝動買いした服や、サイズが合わなくなった服もここで思い切って手放します。
もったいないと思うかもしれませんが、新居に持っていくと絶対に着ないはずです。
2-2. 本・CD・DVDは「厳選」がキーワード!
本・CD・DVDも、引っ越しの際に処分を検討したいアイテムです。
一度読んだ・聴いた・観たきりのものは思い切って手放しましょう。
「また読み返すかも」と思っても、結局ほとんどの場合、そのときは来ません。
今後も繰り返し楽しめそうな「とっておき」だけを厳選して残すのがポイントです。
2-3. 家電製品は「2つ以上ある」「壊れている」が処分の合図
意外と見落とされがちなのが、家電製品の処分です。
引っ越しの際は、家電を一通りチェックしてみましょう。
2つ以上ある家電や、壊れているのに放置している家電は要注意です。
迷わず処分することで、新生活をスッキリとしたものにできるはずです。
3. 全てを処分するのもアリ?ミニマリストへの第一歩としての断捨離
ミニマリストになるためには、もっと思い切った断捨離が必要かもしれません。
それは、全てのモノを処分してしまうことです。
ゼロからのスタートは、ミニマリストへの第一歩として検討する価値があります。
とはいえ、いきなり全てを手放すのはハードルが高いもの。
3-1. 服は全て処分してシンプルな制服スタイルに
例えば、服はいっそ全て処分してしまうのも一案です。
そして、シンプルな制服スタイルに切り替えてみましょう。
スティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着続けたように、ミニマリストの中にはこうした習慣の人も少なくありません。
服選びの悩みから解放され、毎日が驚くほどラクになるはずです。
3-2. 紙の本は電子書籍に移行してスッキリ
本は、紙の本を全て処分して、電子書籍に移行するのもオススメです。
部屋のスペースを圧迫していた本棚が、一気にスッキリとします。
電子書籍なら、何百冊でもデータとして持ち歩くことができます。
新生活で快適な読書ライフを楽しむなら、この機会に電子書籍デビューしてみてはいかがでしょうか。
3-3. 思い切った処分には、リバウンド防止が必須!
ただし、いきなり全てを処分すると、後でリバウンドしてしまう恐れがあります。
後悔した拍子に、一気に物欲が高まってしまうのです。
思い切った処分には、リバウンド防止策が必須だと言えるでしょう。
例えば、新たなモノを買う際は、「1個買ったら1個処分する」というルールを徹底するのがオススメです。
4. 引越しの断捨離の3つの注意点!後悔しないためのコツ
断捨離は、やり方を間違えると後悔することもあります。
引越しで断捨離を進める際は、3つの注意点を意識しましょう。
後悔しない断捨離のコツを身につけることが、ミニマリストへの近道です。
4-1. 一緒に暮らす人との合意形成を忘れずに!
まず注意したいのが、一緒に暮らす人との合意形成です。
断捨離は自分だけでなく、同居人の理解と協力が不可欠です。
特に、家族と暮らしているなら、勝手に共有物を処分しないよう気をつけましょう。
事前によく話し合って、断捨離の方針を決めておくことが大切です。
4-2. 思い出の品は写真に撮って処分するのがオススメ
断捨離で悩むのが、思い出の品の扱いです。
アルバムや記念品など、捨てるに捨てられないモノは少なくありません。
こうしたモノは、写真に撮ってデータとして残すのがオススメです。
実物は処分しつつ、思い出は形を変えて残せるので一石二鳥と言えるでしょう。
4-3. 高価なブランド品は買取サービスを利用して換金
断捨離するにはもったいないと感じるのが、高価なブランド品です。
こうしたモノは、買取サービスを利用して換金するのがオススメです。
ブランド買取の専門店なら、高値で引き取ってもらえる可能性が高いです。
処分して現金を得られるなら、断捨離に踏み切りやすいはずです。
5. 引越しで断捨離すべき2つの理由!ミニマリストになるメリット
ここまで引越しの断捨離術について詳しく見てきました。
しかし、そもそもなぜ引越しのタイミングで断捨離すべきなのでしょうか。
断捨離をしてミニマリストを目指す2つの理由を整理しましょう。
5-1. 引越し費用を安く抑えられる
引越しの際は、荷物の量によって費用が変わります。
ダンボールの数が多ければ多いほど、引越し料金は高くなるのです。
断捨離によって荷物を減らせば、それだけ引越し費用を安く抑えられます。
新生活では出費がかさむもの。
断捨離は家計のためにもプラスに働くのです。
5-2. 新生活のスタートダッシュに向けて気持ちをリセット
引越しのタイミングで断捨離をすることは、心の浄化にもつながります。
不要なモノを手放すことで、雑念から解き放たれるのです。
これは新生活に向けて、気持ちをリセットする良い機会だと言えるでしょう。
スッキリとした空間で、新たなスタートダッシュを切れるはずです。
6. 引っ越しで断捨離する3つのメリット!ミニマリストになるべき理由
引越しのタイミングで断捨離をすると、どんな良いことがあるのでしょうか。
ミニマリストを目指すメリットを3つ挙げてみましょう。
断捨離のモチベーションアップにつながるはずです。
6-1. 新居の掃除が楽になる
まずは、新居の掃除が格段に楽になります。
部屋にモノが少ないとホコリもたまりにくく、掃除も簡単です。
掃除機をかける際も、物を動かす手間が省けます。
毎日の掃除が楽になれば、新生活の時間にゆとりが生まれるでしょう。
6-2. 服選びのストレスから解放される
ミニマリストになると、毎朝の服選びのストレスから解放されます。
クローゼットに服があふれていると、「今日は何を着ようか」と悩むもの。
しかし、ミニマリストはそもそもクローゼットに服が少ないのです。
服選びに使っていた時間を朝食やメイクに回せば、気持ちに余裕が生まれるはずです。
6-3. シンプルでスタイリッシュな部屋が実現する
引越しを機に断捨離をすれば、シンプルでスタイリッシュな部屋が実現します。
モノが少ない部屋は、それだけで洗練された印象を与えます。
ミニマリストの部屋はまるでホテルのよう。
住む人をリラックスさせる安らぎの空間だと言えるでしょう。
7. 不用品を新居に持ち込む3つのデメリット!ミニマリストになれない理由
最後に、ミニマリストにならず、不用品を新居に持ち込んでしまう3つのデメリットを確認しましょう。
断捨離をサボってしまうと、こんな問題が起きかねません。
7-1. 部屋が散らかり、ストレスがたまる
まず、引越し先の部屋が散らかり、ストレスがたまるでしょう。
生活感あふれる部屋では、心からリラックスできません。
常に片付けなければいけないプレッシャーに苛まれるのです。
部屋の乱雑さは、心の乱れを引き起こすと言っても過言ではありません。
7-2. モノを探す手間が発生し、時間のロスに
モノであふれた部屋だと、必要なモノを探す手間が発生します。
「あれ、リモコンどこだっけ?」
「この書類、どこにしまったかな?」
モノ探しに時間を取られるのは、明らかな時間のロスです。
7-3. 収納スペースが圧迫され、モノ管理に苦労する
不用品を持ち込むと、収納スペースを圧迫してしまいます。
クローゼットや押し入れなどがすぐにいっぱいになってしまうのです。
モノであふれた収納は、整理整頓が大変です。
日々のモノの出し入れにも苦労するでしょう。
まとめ
引越しのタイミングは、断捨離をしてミニマリストになる絶好のチャンスです。
服や本、家電などを思い切って処分することで、スッキリとした新生活をスタートできるでしょう。
ただし、同居人との合意形成や、思い出の品の扱いには注意が必要です。
計画的に断捨離を進めることで、快適でシンプルな暮らしを手に入れましょう。
ものに囚われない自由なライフスタイル。
それこそが、ミニマリストの醍醐味だと言えるでしょう。