赤ちゃんがいると、ついつい必要以上にものを買ってしまいがちですよね。
しかし、本当に必要なものだけを厳選して揃えることで、狭いお部屋でもすっきりと快適に過ごせるんです。
ミニマリストのママたちが実践している、赤ちゃんのいる部屋作りのコツをご紹介。
これを読めば、あなたも明日から楽しく育児ができるようになりますよ。
1. 赤ちゃんのことを最優先に考えよう
赤ちゃんのいる部屋作りで一番大切なのは、赤ちゃんの安全と快適さです。
大人の都合で部屋を作ってしまうと、赤ちゃんにとって過ごしにくい空間になってしまいます。
まずは赤ちゃんの視点に立って、本当に必要なものだけを厳選しましょう。
そうすることで、ママも赤ちゃんも心地よく過ごせる空間に近づきます。
1-1. 赤ちゃんの動線を考えた家具の配置を
赤ちゃんは、ハイハイや伝い歩きで部屋中を動き回ります。
その動線上に家具の角があったり、つまずきそうなものが置いてあると危険です。
家具はできるだけ壁際に寄せ、赤ちゃんが自由に移動できるスペースを確保しましょう。
また、怪我防止のためにコーナーガードなどを取り付けるのもオススメです。
1-2. 赤ちゃんの手の届く範囲は要注意
赤ちゃんは好奇心旺盛で、手の届く範囲にあるものは何でも触ろうとします。
大人が想像する以上に、赤ちゃんの手は遠くまで届くもの。
テーブルの上や棚など、赤ちゃんの手の届く範囲には危険なものを置かないよう気をつけましょう。
また、コードやひもなども、赤ちゃんが引っ張って事故につながる可能性があるので要注意です。
1-3. 赤ちゃんの成長に合わせて環境を変えていく
赤ちゃんは日々成長し、できることが増えていきます。
それに合わせて、部屋の環境も変化させていく必要があります。
例えばハイハイを始めたら、床に座布団やマットを敷いて膝を保護したり、つかまり立ちを始めたら家具の配置を変えたり。
赤ちゃんの成長に合わせて環境を整えることで、ストレスなく育児を楽しめますよ。
2. モノを増やさずに育児する方法
赤ちゃんが生まれると、オムツや洋服など必需品が一気に増えてしまいます。
しかし、工夫次第でモノを増やさずに育児をすることは可能なんです。
肝心なのは、本当に必要なものだけを揃えること。
最初のうちはとりあえず最小限のものを用意し、必要に応じて追加購入していくのがおすすめです。
2-1. 必要最低限のベビー用品を厳選する
ベビー用品は種類が豊富で、何を買っていいのか迷ってしまいますよね。
まずは衣類、オムツ、ミルク、ベビーバスなど、絶対になくてはならない物だけを揃えましょう。
おもちゃやベビーカーなどは、生後すぐには必要ありません。
我が子に合ったものを選べるよう、必要になってから購入を検討するのがオススメです。
2-2. できるだけシンプルなものを選ぶ
ベビー用品は、見た目や機能にこだわり過ぎると高価なものが多いです。
しかし、シンプルなものでも十分役目を果たしてくれます。
例えばベビー服は、デザイン性の高いブランド品よりも、ユニクロなどの機能性重視のものがオススメ。
洗い替えも楽ですし、汚れを気にせず使えるので、結果的に経済的です。
2-3. 成長に合わせてモノを入れ替える
赤ちゃんはあっという間に成長するので、服やおもちゃのサイズアウトが早いです。
だからこそ、必要以上にたくさん買うのはNGなんです。
古くなったものは思い切って処分し、今必要なものだけを揃えるようにしましょう。
不要になったものは、フリマアプリなどで売るのもおすすめです。
3. 本当に必要なものを見極める
ベビー用品選びで一番難しいのが、何が必要で何が不要なのかを見極めること。
先輩ママのおすすめや、可愛い見た目に惹かれて、ついつい買いすぎてしまいがちです。
しかし、使わないものばかりだと収納場所を圧迫してしまいます。
赤ちゃんが喜ぶ、ママが育児しやすいアイテムに絞って揃えることが大切ですよ。
3-1. 実際に使ってみてから買い足す
特に洋服やおもちゃは、実際に赤ちゃんに使ってみないと本当に必要かどうか分かりません。
最初は最小限のものだけ用意し、赤ちゃんの反応を見ながら少しずつ買い足していくのがオススメです。
うちの子は欲しがるけど、この子は興味を示さないなど、個人差も大きいので、他人の意見に流されず我が子をよく見て判断しましょう。
使わなかったものは、迷わずに手放すのが吉です。
3-2. ママの育児の負担にならないものを選ぶ
せっかく買ったアイテムが、ママの育児の負担になっては本末転倒です。
オムツ交換や授乳など、毎日何度も繰り返すことは、少しの手間の差が大きな負担になります。
例えば、ベビー服は着脱しやすいデザインのもの、オムツは装着簡単なパンツタイプがオススメ。
ママがラクに使えて、赤ちゃんも心地よいと感じるアイテムを選ぶことが大切です。
3-3. 長く使えるものを選ぶ
赤ちゃんの成長はとても早いので、すぐにサイズアウトしてしまうアイテムが多いです。
できるだけ長く使えるものを選ぶと、コスパもよくなります。
例えば、オールシーズン使える素材の洋服や、変身できるタイプの家具など。
数ヶ月しか使わないものに、高価なものを買うのはもったいないですよね。
4. 収納スペースを上手に活用する
ベビー用品はかさばるものが多いので、収納場所の確保が大変ですよね。
しかし、工夫次第で限られたスペースを有効活用することができます。
普段使うものは手の届く場所に、そうでないものは奥にしまうなど、使う頻度で収納場所を分けるのがポイントです。
100均グッズなども活用して、できるだけ無駄なくスペースを使いましょう。
4-1. 壁面を有効活用する
赤ちゃんのいる部屋は、床のスペースを広くとりたいですよね。
そこで活用したいのが、壁面収納です。
ウォールシェルフやフックを取り付けて、縦の空間を有効活用しましょう。
洋服やタオル、おもちゃなどをかけておけば、すっきりと片付きます。
4-2. 家具の中も収納スペースに
ベッドの下やソファの中など、家具の中には意外と収納スペースが眠っています。
布団やシーツ、季節外の洋服など、かさばるものの収納にぴったりです。
普段は見えないところなので、多少雑に収納しても問題ありません。
うまく活用して、部屋の中をすっきりさせましょう。
4-3. 使う場所の近くに収納する
赤ちゃんのお世話に必要なものは、使う場所の近くに収納するのが理想的です。
オムツ交換に必要なものはベビーベッドの横に、お食事グッズはダイニングテーブル近くの棚にまとめるなど。
その都度取りに行く手間が省けるので、ママの負担も減ります。
常に使う場所を意識して、収納場所を決めていきましょう。
5. 赤ちゃんの成長に合わせてレンタルを活用
ベビー用品の中には、数ヶ月しか使わないのに高価なものもたくさんあります。
全て購入してしまうと、収納場所を圧迫するだけでなく出費もかさんでしまいます。
そんな時は、レンタルサービスの利用がオススメです。
必要な期間だけ借りられるので、とても経済的ですよ。
5-1. レンタルできるベビー用品は意外と多い
近年、ベビー用品のレンタルサービスはどんどん増えています。
ベビーベッドやベビーカー、チャイルドシートなど、大型のものはもちろん、おむつポーチなどの小物類もレンタルできるんです。
メーカーやショップによって、品揃えはさまざまです。
まずは一度、利用してみたいアイテムがあるか探してみるのがおすすめですよ。
5-2. 月齢に合ったアイテムを選ぶことができる
赤ちゃんは、月齢によって必要なアイテムが変わります。
レンタルなら、その時々に合ったものを選ぶことができるので便利です。
例えば、新生児の頃はおひなまき、首が座ってきたらバウンサー、つかまり立ちを始めたらサークルなど。
買い揃えるとなると大変ですが、レンタルなら赤ちゃんの成長に合わせて必要なものだけ借りられます。
5-3. 気に入ったものは後から購入もできる
レンタルして気に入ったアイテムは、後から購入できるサービスもあります。
気に入るかどうか分からないものこそ、レンタルするのがオススメですよね。
使ってみてから買うかどうか決められるので、失敗も少なくて済みます。
ずっと使いたいお気に入りが見つかったら、購入を検討してみましょう。
6. 不要になったものは手放す
赤ちゃんの成長はとにかく早いので、あっという間に着られなくなる服やいらなくなるおもちゃがたくさん出てきます。
しかし、それらをため込んでいると収納場所があふれてしまいます。
思い出として取っておくものはごく一部で、使わないものはすぐに処分。
処分する時は、捨てる以外の方法も考えてみましょう。
6-1. フリマアプリで販売する
状態の良いベビー服や育児グッズは、意外と高く売れるんです。
メルカリなどのフリマアプリに出品すれば、簡単にお小遣い稼ぎにもなります。
大きいサイズの服はあまり売れないので、3歳くらいまでの方が高く売れる傾向にあります。
その分思い切って手放せるのは、小さいうちならではのメリットかもしれませんね。
6-2. 後輩ママに譲る
服や靴、おもちゃなどは、後輩ママに譲るのもおすすめです。
ありがたく使ってもらえるのはもちろん、余計なごみを出さずに済むのも魅力的ですよね。
お下がりでもらったものは、次に必要とする人に譲り、リレーのようにつないでいきたいです。
自分の子どもだけでなく、みんなの子育てを支え合える良い循環になります。
6-3. 思い出の品は記念に残す
初めて着た服や、お気に入りだったおもちゃなど、処分するのがためらわれるものもありますよね。
そういったものは、思い切って記念として残してもいいでしょう。
ただ、あまりにもたくさん取っておくと大変なので、厳選するのがポイント。
写真に撮って残すのも一つの手です。
大切なのは、モノではなく思い出なのですから。
7. ミニマリストに憧れるママへ
ここまで読んでくださったあなたは、ミニマリストになりたいと思っているのではないでしょうか。
しかし、子育て中にミニマリストを目指すのは難しいと感じるかもしれません。
ベビー用品であふれかえる生活を送りながら、シンプルに暮らすなんて無理だと思ってしまうこともあるでしょう。
実際は育児中でもミニマリストに近づくことはできるんです。
一気にではなく、少しずつでも構いません。
あなたも今日から始めてみませんか?
7-1. ママも心地よく過ごせる空間づくりを
赤ちゃんのためにと、我慢ばかりしていませんか?
ママ自身の心地よさも大切にしてください。
部屋が散らかっていてイライラする、肩身の狭い思いをしながら暮らしているなら、それはNGサイン。
赤ちゃんだけでなく、ママにとっても心地いい空間づくりを心がけましょう。
ママが笑顔でいられることが、赤ちゃんにとって何より大切なことなのです。
7-2. 完璧を目指さない
ミニマリストに憧れると、完璧を目指してしまいがちです。
しかし、子育て中は理想通りにいかないことだらけ。
「今日は掃除が間に合わなかった」「余計なものを買ってしまった」そんな日もあって当然です。
完璧にできなくても、できる範囲で続けることが大切。
気負わずマイペースに頑張りましょう。
7-3. 心のミニマリストを目指す
モノを減らすだけがミニマリストではありません。
心がシンプルなことも大切なんです。
比べることをやめて、自分らしい暮らしを大切にする。
人の目ばかり気にせず、自分の価値観を信じて生きる。
そんな風に、心のモノを減らしていくことができれば、それはミニマリストに近づいているサイン。
ママも赤ちゃんも、心豊かに暮らせる毎日を目指していきたいですね。
まとめ
赤ちゃんのいる暮らしは、どうしてもモノが多くなりがちです。
しかし、本当に必要なモノだけを厳選し、上手に収納することで、ミニマリストに近づくことができるんです。
赤ちゃんが心地よく過ごせることを最優先に考えつつ、ママ自身も快適に暮らせるシンプルな空間づくりを心がけましょう。
完璧にできなくても、一歩ずつミニマリストに近づいていけば、きっと心豊かな暮らしが送れるはずです。
ミニマリストを目指して、赤ちゃんとの毎日をもっと楽しく過ごしましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ぜひ参考にして、あなたに合ったやり方でミニマリストな子育てを楽しんでくださいね。