離島移住には興味があるけど、移住費用はどれくらいかかるんだろう?
引っ越し、移動、住居の初期費用、実際いくら必要?
この記事では、離島移住経験者の私が、実際にかかった費用を公開します。
離島移住を検討しているのあなたの参考になれば幸いです。
1. 私の移住費用は91,430円
どうですか?意外と安いですよね。
まずは私の移住の状況について。
私は単身で、茨城県から熊本県上天草市の湯島という離島に移住しました。
下記が移住費用の内訳です。
飛行機代 | 茨城から福岡 | 17,010円 |
新幹線代 | 福岡から熊本 | 4,700円 |
バス代 | 熊本から上天草 | 1,560円 |
フェリー代 | 本土から離島 | 600円 |
引っ越し代 | ヤマト | 6,060円 |
初月家賃 | 15,000円 | |
仲介手数料 | 16,500円 | |
敷金 | 30,000円 | |
合計 | 91,430円 |
各項目について少し解説しますね。
2. 離島移住の移動費用はこれだけじゃない
この料金は、茨城から熊本まで移住した際の移動代のみ。
実際にはこの3倍かかっています。
物件を内見する際に茨城〜熊本を往復しているからです。
移住時の移動費用は23,870円ですが、内見時の費用も含めると、71,610円です。
3. 荷物はヤマトで送ったダンボール2つだけ
私が離島移住で送った荷物は、160サイズ(三辺の合計が160cm以内)のダンボール2つだけ。
移住を機に断捨離をし、ミニマリスト的な島暮らしを送ろうと思い、送ったのは必要最低限のものだけ。
「家電なしでの生活もありだな」と思っていましたが、冷蔵庫は島民から譲ってもらいました。
余談ですが、島では洗濯機は買わずにずっと手洗いしてました。
ただし、これは洗濯物の少ない単身者だからできたことで、家族と一緒だとそうはいきませんよね。
4. 住居は空き家バンクで見つけた
住居は、空き家バンクで見つけた一軒家を借りました。
移住を思い立った時は無職だったので、「入居審査に落ちるかも」と心配でした。
しかし、家賃が安いこともあってか、無事に借りることができました。
移住当日、フェリーに乗り合わせた島民のおばちゃんに「今日移住してきた、家賃は15,000円」と話したら、「親戚の家が空いてるから10,000円で貸してあげる」と言われ、その場で電話番号を交換しました。
結局その家に住むことはありませんでしたが。
内見時に島民とコミュニケーションをとり、空いてる家がないか聞いてみるのもありですね。
まとめ
私の茨城から熊本への単身での移住費用は91,430円。
内見時の移動費用も含めると、139,170円です。
移住先の島によって状況は様々、移住者の状況も様々なので「これくらい費用がかかる」と一概には言えませんが、参考にはなったでしょうか?
住居は空き家バンク、荷物を減らす、移動は夜行バスを利用するなどで、費用は抑えられます。
また、自治体によっては移住者支援の補助金を出しているので、気になる島があったら調べてみましょう。
まずは必要な情報を集めて、移住に向けてはじめの一歩を踏み出しましょう。