ミニマリストのインテリアって、どんなイメージを思い浮かべますか。
シンプルでスッキリとした空間、必要最小限のモノだけが置かれた部屋、そんな印象がありませんか。
しかし、ミニマリストの部屋作りは、ただモノを減らせばいいというわけではありません。
インテリアのセンスがないと、殺風景でつまらない部屋になってしまうかも。
そこで今回は、ミニマリストのインテリアの選び方、センスなしでもダサくならない7つのポイントをわかりやすく簡単にご紹介。
ミニマリストになってどんな生活を送りたいのか?
イメージしながら読んでみてください。
1. そもそもインテリアって何?ミニマリストにとってのインテリアの意味を知ろう
インテリアとは、部屋の内装や装飾のことを指します。
家具や照明、ラグなどの大型アイテムから、クッションやインテリア小物に至るまで、部屋の中にあるモノ全てがインテリアと言えるでしょう。
ミニマリストにとって、インテリアは「必要最小限のモノで快適に暮らすための道具」という意味合いが強いです。
そのため、機能性を重視しつつ、シンプルで飽きのこないデザインのアイテムを厳選するのがポイントになります。
1-1. ミニマリストのインテリア選びの基本は「シンプル&機能的」
ミニマリストのインテリア選びで大切なのは、「シンプルであること」と「機能的であること」の2点です。
装飾的な要素は最小限に抑え、できるだけスッキリとしたデザインを選びましょう。
また、使い勝手の良さも重要なポイントです。
例えば、収納力の高い家具を選んだり、コンパクトで省スペースなアイテムを取り入れるなど、機能性を意識することが大切です。
1-2. 統一感を出すことでセンスのいい部屋に
ミニマリストの部屋作りで気をつけたいのが、統一感を出すことです。
家具やインテリアの色味やデザインをある程度揃えることで、まとまりのある洗練された印象になります。
全てを同じにする必要はありませんが、共通のテイストやカラーを意識するだけで、グッとおしゃれな雰囲気になるでしょう。
統一感のある部屋は、センスの良さを感じさせます。
1-3. ミニマリストのインテリアは「居心地の良さ」も大切
ミニマリストのインテリアは、シンプルでスッキリとしているのが特徴です。
しかし、あまりにもそぎ落としすぎてしまうと、殺風景で冷たい印象の部屋になりがち。
大切なのは、居心地の良さを忘れないこと。
ソファにクッションを置いたり、観葉植物を飾るなど、温かみのある要素を取り入れることで、心地よい空間を作ることができます。
2. センスがなくてもおしゃれな部屋が作れる3つのポイント
ここからは、センスに自信がない人でもおしゃれなミニマリスト部屋が作れる3つのコツを見ていきましょう。
一つひとつ丁寧に押さえていけば、素敵な空間に仕上げることができますよ。
ミニマリストのインテリア選びは、難しく考える必要はありません。
シンプルで使いやすいモノを選ぶことを意識するだけで、おしゃれな部屋に近づけるはずです。
2-1. 家具は機能性とデザイン性を兼ね備えたものを
ミニマリストのインテリアで特に重要なのが家具選び。
収納力が高く、コンパクトなサイズ感の家具を選ぶのがオススメ。
そして、シンプルで飽きのこないデザインを選ぶことも大切なポイントです。
例えば、ソファならスッキリとしたデザインの3人掛けタイプ、ダイニングテーブルなら伸縮式のものなどがおすすめです。
2-2. 色は白やグレー、ベージュなどの無彩色を基調に
ミニマリストの部屋作りで外せないのが色選び。
壁の色は白やグレーなどの無彩色がオススメ。
明るく清潔感のある印象になり、家具やインテリアの色を選びやすくなります。
ベージュやグレージュなどの穏やかな色味も、落ち着いた雰囲気を演出できるのでおすすめです。
2-3. 素材は木やファブリック、金属などを組み合わせて統一感を
部屋に統一感を出すためには、素材選びも重要なポイントです。
木材やファブリック、金属などの異なる素材を組み合わせることで、メリハリのある印象に。
例えば、木製の家具にファブリックのソファ、金属製のサイドテーブルを合わせるなど、適度なバランスを意識しましょう。
全体の雰囲気を自然と整えることができ、おしゃれな印象になります。
3. 置くとダサく見える要注意アイテムとは?
続いて、ミニマリストの部屋作りで避けたいNGアイテムについて見ていきましょう。
一つ間違えるとダサく見えてしまったり、部屋の雰囲気を壊してしまうものもあるので注意が必要です。
どんなアイテムが要注意なのか、具体的にチェックしていきましょう。
ミニマリストのインテリアにふさわしくないモノを把握しておくことで、失敗を防ぐことができますよ。
3-1. 大きすぎる家具はNG
ミニマリストの部屋作りで最も避けたいのが、大きすぎる家具です。
部屋のサイズに対して、明らかにスケールが合っていない家具を置くと、圧迫感のある空間になってしまいます。
ビッグサイズのソファやダイニングテーブルなどは、狭い部屋には不向きと言えるでしょう。
部屋の広さに合わせて、コンパクトなサイズ感の家具を選ぶようにしましょう。
3-2. 派手な色や柄のインテリアは控えめに
ミニマリストの部屋に似合わないのが、派手な色や柄のインテリアです。
原色に近い強い色味やビビッドな柄は、部屋の統一感を乱してしまう恐れがあります。
クッションやラグなどのファブリックアイテムは、落ち着いた色味のものを選ぶのがオススメ。
アクセントとして使うなら、ひと色だけに留めるなど、バランスを考えることが大切です。
3-3. 細かい装飾品や小物は少なめに
ミニマリストの部屋作りでは、装飾品や小物類も少なめにするのがポイントです。
フィギュアやぬいぐるみ、写真立てなど、細々としたアイテムを多く置くと、部屋がゴチャゴチャした印象になりがち。
お気に入りのモノだけに厳選して、シンプルにディスプレイするようにしましょう。
統一感のある小物を選び、数を絞ることで、スッキリとした洗練された空間に仕上がります。
4. 置くとおしゃれに見えるアイテムはコレ!
ミニマリストの部屋作りに欠かせないアイテムもあります。
センスがなくても、おしゃれな雰囲気を簡単に演出できるモノを上手に取り入れましょう。
ここでは、ミニマリストのインテリアにおすすめの定番アイテムをご紹介します。
シンプルで飽きのこないデザインのものを選ぶのがポイントですよ。
4-1. グリーンを取り入れて癒しの空間に
ミニマリストの部屋作りで外せないのがグリーン。
観葉植物を飾ることで、素朴で温かみのある空間を演出することができます。
大きめのグリーンを1鉢置くだけでも、部屋の印象がガラリと変わるでしょう。
スタイリッシュなサンスベリアやモンステラ、可愛らしい多肉植物など、好みのグリーンを選ぶのがオススメです。
4-2. ラグやクッションでほっこり感をプラス
ミニマリストの部屋は、シンプルでクールな印象になりがちです。
そんな時は、ラグやクッションなどのファブリックアイテムを取り入れるのがおすすめ。
肌触りの良い天然素材のアイテムを選ぶことで、ほっこりとした温かみのある空間に仕上げることができます。
白やグレー、ベージュなどの無彩色を選べば、統一感も出せるでしょう。
4-3. アートや写真でセンスの良さをアピール
ミニマリストの部屋にアクセントを加えたい時は、アートや写真がオススメです。
シンプルでモノトーンな部屋に、お気に入りのアートをさりげなく飾るだけで、グッとおしゃれな雰囲気になります。
白黒写真やモノクロ調のポスターなら、統一感を崩さずに部屋にメリハリを与えることができるでしょう。
自分のセンスの良さをさり気なくアピールできる、おすすめの方法です。
5. ミニマリストにオススメの相性抜群の色の組み合わせ3選
ミニマリストの部屋作りで迷いがちなのが、色選びですよね。
統一感のある洗練された空間にするためには、色の組み合わせにもこだわることが大切です。
ここでは、ミニマリストのインテリアに合う、相性抜群の色の組み合わせを3つご紹介します。
シンプルで上品な印象になるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
5-1. 白×グレーのモノトーンコーデ
ミニマリストの定番カラーと言えば、白とグレーの組み合わせ。
モノトーンでまとめることで、洗練された大人っぽい雰囲気を演出できます。
壁は白、ソファはグレー、ラグは黒というように、トーンを変えてメリハリを付けるのがポイントです。
アクセントカラーとしてウッド調の家具を取り入れるのもおすすめですよ。
5-2. ベージュ×グレージュのナチュラルハーモニー
優しく穏やかな印象になるのが、ベージュとグレージュの組み合わせ。
ミニマリストならではの素朴でナチュラルな雰囲気を楽しめます。
ベージュの壁に、グレージュのソファとクッションを合わせれば、温かみのある空間に。
観葉植物を飾ることで、さらにナチュラル感がアップするでしょう。
5-3. ネイビー×ホワイトのマリンテイスト
爽やかでスタイリッシュな印象になるのが、ネイビーとホワイトの配色。
白い壁にネイビーのソファを置くだけで、海を思わせるマリンテイストの空間が完成します。
他にもネイビーのラグやクッションなどを取り入れると、統一感が出ておしゃれ。
アクセントとしてストライプ柄のアイテムを使うのもおすすめですよ。
6. 素材感を意識した組み合わせでワンランク上の空間に
ミニマリストのインテリアで大切なのが、素材選びです。
色だけでなく、素材の組み合わせにもこだわることで、より洗練された印象の部屋に仕上げることができます。
ここでは、相性抜群の素材の組み合わせ方をご紹介しましょう。
自然素材を上手に取り入れて、心地良い空間を目指してみてくださいね。
6-1. 木×ファブリックのナチュラルな組み合わせ
木材とファブリック素材の組み合わせは、ナチュラルでほっこりとした雰囲気を演出できます。
木製の家具にファブリックのソファやクッションを合わせるだけで、温かみのある空間に。
カーテンやラグにリネン素材を取り入れるのもおすすめです。
光を柔らかく通すリネン素材は、ミニマリストの部屋にぴったりですよ。
6-2. 金属×ガラスのクールでスタイリッシュな組み合わせ
金属とガラスの組み合わせは、クールでシャープな印象になります。
ステンレス製のダイニングテーブルに、ガラスのペンダントライトを合わせるだけで、スタイリッシュな空間に。
ガラスの花瓶やオブジェなどを飾るのもおすすめです。
透明感のあるガラス素材は、ミニマリストの部屋に軽やかさを与えてくれますよ。
6-3. 革×ウッドのヴィンテージライクな組み合わせ
革とウッド素材の組み合わせは、ヴィンテージライクな雰囲気を楽しめます。
キャメル色のレザーソファに、ウォールナット材のコーヒーテーブルを合わせるだけでレトロな空間に。
革製のクッションカバーや、古材風の雑貨を取り入れるのもおすすめです。
少しクラシカルな要素をプラスすることで、ミニマリストの部屋がグッと味わい深くなるでしょう。
7. 収納アイテムを使って部屋をすっきりと見せるコツ
ミニマリストの部屋作りで重要なのが収納。
部屋にあるモノを上手に片付けることで、スッキリとした印象の空間に仕上げることができます。
ここでは、ミニマリストにおすすめの収納アイテムと、使い方のコツをご紹介しましょう。
生活感を出さずに、すっきりと整理整頓された部屋を目指してみてくださいね。
7-1. シンプルなデザインのボックス収納を活用
ミニマリストの部屋にピッタリなのが、シンプルなデザインのボックス収納です。
フタ付きのボックスにまとめて収納するだけで、部屋がグッとすっきりしますよ。
白やグレーなどのモノトーンカラーを選ぶのがおすすめ。
統一感が出て、洗練された印象になりますよ。
7-2. ウォールシェルフで壁面を有効活用
ミニマリストの部屋では、壁面を有効活用するのも大切なポイントです。
ウォールシェルフを取り付けることで、本や雑貨などをスッキリと収納することができます。
木材やスチールなど、シンプルな素材のシェルフを選ぶのがおすすめ。
圧迫感のない、軽やかな印象になりますよ。
7-3. ベッド下収納で空いたスペースを無駄にしない
ミニマリストの部屋では、ベッド下のスペースを収納として活用するのも有効です。
布団やシーツ、衣類などをまとめて収納できる引き出し付きのベッドを選ぶのがおすすめ。
キャスター付きのボックスを使えば、出し入れもラクラク。
見た目もすっきりと片付いて、お部屋が広く感じられますよ。
まとめ
いかがでしたか?
ミニマリストのインテリアは、シンプルで機能的なアイテムを選ぶことが基本です。
そして、統一感のある色使いや素材選びにこだわることで、センスの良い空間に仕上げることができます。
ぜひ参考にして、自分らしいミニマリストの部屋作りにチャレンジしてみてくださいね。
きっとお気に入りの空間が見つかるはずです。
ミニマリストのインテリアで、心地良い暮らしを楽しみましょう。