断捨離をやりすぎた部屋の怖さ!極端なミニマリストが危険な理由とは?

ミニマリストのやりすぎた部屋の怖さ!極端な断捨離が危険な理由とは?

ミニマリストに憧れて断捨離を始めたものの、やりすぎて後悔した経験はありませんか?

確かに物が少ない生活は快適ですが、極端なミニマリストを目指すのは危険。

この記事では、断捨離初心者がやりすぎてしまう理由と、適度な断捨離を行うコツをわかりやすく簡単にご紹介。

断捨離のストレス解消効果や注意点も解説するので、ミニマリストを目指す方は必見ですよ。

ミニマリストになってどんな生活を送りたいのか?

イメージしながら読んでみてください。

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1. 一部の極端なミニマリストに憧れるのは危険!断捨離でやりすぎる理由とは?

SNSなどで目にする極端なミニマリストの部屋に憧れて、断捨離を始める人は少なくありません。

しかし、彼らの生活をそのまま真似しようとすると、必要なものまで捨ててしまう可能性があります。

初心者が断捨離でやりすぎてしまうのは、ミニマリストへの憧れが強すぎるからなのです。

無理に物を減らそうとするのではなく、自分に本当に必要なものを見極めることが大切ですよ。

1-1. 極端な事例ばかりが注目されるSNSの怖さ

SNSでは、とてつもなく少ない物で暮らす「究極のミニマリスト」の事例が注目を集めがち。

彼らの美しい部屋や、自由な生き方に憧れてしまうのは自然な感情と言えるでしょう。

しかし、そんな人はごく一部で、ほとんどの人は適度にモノを減らして暮らしています。

「モノを少し減らして快適になった人」よりも「全て捨てた人」の方が注目されますよね?

極端な事例の真似は現実的ではありません。

極端な一部の事例に惑わされず、自分に合ったミニマリズムを目指すことが賢明ですよ。

1-2. ミニマリストへの対抗心が断捨離を加速させる

ミニマリストたちを見ていると「自分も負けていられない」という対抗心が芽生えることがあります。

特に、初心者のうちはその思いが強くなりがちです。

そういった対抗心から、必要なものまで捨ててしまうのは本末転倒と言えるでしょう。

ミニマリストたちに負けたくないという思いよりも、自分らしい暮らしを大切にすることが肝要です。

1-3. 周りから「偉い」と褒められたいという承認欲求

ミニマリストたちは、周囲から「偉い」「すごい」と褒められることが多いでしょう。

そういった言葉をかけられたいという承認欲求から、無理に断捨離を進める人もいます。

しかし、自分が心地よいと感じる暮らしを手に入れることこそが、断捨離の本来の目的のはずです。

他人からの評価ではなく、自分の価値観に従って断捨離を進めることが何より大切だと覚えておきましょう。

この章の要点
  • SNSの極端な事例に惑わされないこと
  • ミニマリストへの対抗心に負けないこと
  • 他人の評価より自分の価値観を大切にすること

2. 断捨離のやりすぎは、ストレスが原因かも?ストレス解消と勘違いしないために

断捨離を始めた当初は、物を手放すことで得られる爽快感にはまってしまう人も多いです。

断捨離がストレス解消になると勘違いし、やりすぎてしまうのは危険な兆候と言えます。

ストレスが溜まっているなら、断捨離以外の方法でも発散することをオススメします。

必要以上に物を減らすことが目的化してしまっては、快適な暮らしの実現から遠ざかってしまいますからね。

2-1. 無理な断捨離は一時のストレス発散にすぎない

溜まったストレスを発散するために、衝動的に断捨離を始める人もいるでしょう。

断捨離のあとのすっきり感は心地よいものですが、それはストレスの一時的な発散にすぎません。

ストレスの根本的な原因は、断捨離では解決できないのです。

安易にストレス解消の手段として断捨離を選ぶのは危険だと覚えておきましょう。

2-2. やりすぎの断捨離は新たなストレスを生む

ストレス解消のつもりで、必要なものまで手放してしまったら、どうなるでしょうか。

「失ったものを再び買い揃えなければいけない」というストレスが生まれることは容易に想像できますよね。

断捨離のやりすぎは、新たなストレスの種になりかねないのです。

だからこそ、一時の感情に任せた断捨離は避け、冷静に必要なものを見極める習慣が大切なのです。

2-3. ストレス解消は断捨離以外の方法でも

ストレスを抱えている人が、解消法として最初に思い浮かべるのが断捨離というのは少し寂しい気がします。

運動や趣味、友人との会話など、ストレス解消の方法は断捨離以外にもたくさんあるはずです。

断捨離だけがストレス解消の特効薬だと考えるのは、視野が狭すぎるとも言えるでしょう。

ストレスを感じたときは、断捨離に頼る前に、他の解消法も試してみることをオススメします。

この章の要点
  • ストレス発散のための無理な断捨離は危険
  • やりすぎの断捨離は新たなストレスになりうる
  • 断捨離以外のストレス解消法も試してみる

3. 後悔しない!断捨離でやりすぎない7つのコツ

ここまで、初心者が断捨離でやりすぎてしまう原因を見てきました。

やりすぎないための具体的な方法も知りたいところですよね。

そこでここからは、快適なミニマリストを目指すための7つのコツを紹介します。

後悔しない断捨離のポイントを押さえていきましょう。

3-1. 一度にたくさん物を手放さない

断捨離を始めたばかりのときは、一気に物を減らしたくなるものです。

しかし、一度にたくさんの物を手放すと、必要なものまで処分してしまう可能性が高くなります。

最初のうちは、一度に手放す物の量を少なめに抑えるのがオススメです。

「まずはこれだけ」と区切りをつけて、小さな断捨離を積み重ねていくのが賢明な方法だと言えるでしょう。

3-2. 迷ったら取っておく

断捨離をしていると、手放すべきか迷う物にぶつかることがあります。

そんなときは、思い切って処分してしまいたくなりますよね?。

しかし、迷うということは、その物に対してまだ未練があるということ。

ミニマリストを目指す初心者のうちは、迷ったら取っておくことをオススメします。

保留にしておいた物は、後から冷静に見直せばいいのです。

3-3. 季節物は処分を急がない

夏物や冬物など、季節限定で使う物は、一年を通して使わないからと言って簡単に手放すべきではありません。

その季節が来たときに必要だと気づいても、もう遅いですからね。

アウトドア用品などの趣味の道具も、同じことが言えます。

シーズンオフだからと言って、安易に処分を決めるのは避けたほうが賢明です。

3-4. 思い出の品は写真に撮って残す

思い出の詰まった品々は、捨てるのが難しいもの。

しかし、そういったものをいつまでも持っていては、部屋はすっきりしません。

思い出の品は、写真に撮って残すのがオススメです。

写真があれば、いつでも思い出を振り返ることができますし、物を手放すハードルも下がるはずです。

3-5. 高価なものは売却を考える

高価な物を安易に捨ててしまうのは、もったいないですよね。

そういったものは、捨てる前に売却を検討してみるのがオススメです。

ネットオークションやフリマアプリを活用すれば、意外と高く売れるかもしれません。

売却益を新しい物の購入費に充てられれば、一石二鳥だと言えるでしょう。

3-6. 既製品より、自分仕様のものを選ぶ

ミニマリストの部屋づくりでは、シンプルな既製品を選びがちです。

しかし、自分に合わないものを無理に選ぶと、かえって暮らしにくくなってしまうことも。

既製品にこだわらず、自分の生活スタイルに合った物を選ぶことが大切だと言えます。

自分仕様にカスタマイズできるものなら、なおいいですね。

3-7. 使い勝手を最優先に考える

物を減らすことを最優先に考えすぎると、使い勝手の悪い部屋になりがちです。

収納家具を減らしたことで、かえって物が散らかってしまっては本末転倒ですよね。

自分が心地よいと感じる暮らしのために、最低限の使い勝手は確保したいもの。

ミニマリストに憧れすぎず、自分の生活スタイルを最優先に考えることが肝心だと覚えておきましょう。

この章の要点
  • 一度にたくさん物を手放さない
  • 迷ったらとりあえず取っておく
  • ミニマリストに憧れすぎない

4. 捨てられないモノの扱い方。思い出の品や実用品を手放すコツ

ここまでの内容を意識すれば、断捨離のやりすぎは避けられるはず。

しかし、それでもなかなか捨てられないモノってありますよね。

思い出の詰まった品々や、いつか使うかもしれない実用品など、手放すのに勇気がいるモノたち。

そんなモノへの向き合い方について、もう少し掘り下げてみましょう。

4-1. 思い出の品は、手放す前に記録に残す

アルバムや子供の頃の作品など、思い出が詰まったモノは簡単には捨てられませんよね。

しかし、それらをいつまでも大量に保管しておくのは、部屋の快適さを損ねる原因になります。

思い出の品を手放す前に、写真に撮ったりデータ化したりして記録に残しておくのがオススメ。

形は残らなくても、思い出は記憶やデータとして残せるんですね。

4-2. 実用品はいったん保管して、必要になったら取り出す

「もしかしたら使うかも」と思って取っておいた実用品。

しかし、いざ必要になったときに見つからなくて、結局買い直したなんて経験ありませんか?

そんなモノは、一旦保管しておいて、必要になったら取り出せるようにしておくと便利です。

保管場所と中身をリスト化しておけば、すぐに見つけられますからね。

4-3. 思い出の品も実用品も、定期的に見直しを

一度保管したら、ずっとそのままというのはもったいないですよね。

思い出の品も実用品も、定期的に保管状態を見直すことが大切。

不要になったものは思い切って手放す、使えるものは活用する。

そんなサイクルを回していくことで、モノの取捨選択がスムーズになっていくはずです。

この章の要点
  • 思い出の品は写真に撮るなどして記録に残す
  • 実用品は一旦保管して、必要になったら取り出す
  • 保管したモノは定期的に見直しを

5. 小さな断捨離の積み重ねが理想の部屋を作る!継続するためのコツ

最後に、断捨離を継続するためのコツをお伝えしましょう。

部屋の片づけは一度きりでは終わりません。

理想の部屋を保つには、こまめな断捨離の積み重ねが欠かせないのです。

しかし、いつまでも断捨離を続けるのは大変、そう思った人も多いはず。

5-1. 「今日はこれだけ」と目標を決めて取り組む

毎日「部屋中のモノを減らさなきゃ」と考えていたら、さすがに疲れてしまいますよね。

そんなときは「今日は靴下を3足捨てる」など、小さな目標を決めて取り組むのがオススメ。

一日の目標が明確なら、やる気も出ますし、達成感も得やすいですからね。

小さな目標を毎日コツコツクリアしていくことで、部屋はきっと少しずつ快適になっていくはずです。

5-2. 「断捨離の日」を決めて習慣化する

「今日は掃除の日だから頑張ろう」と思える日があると、断捨離も続けやすくなりますよね。

毎週日曜日は断捨離の日、など、自分ルールを決めてみるのもいいかもしれません。

習慣化のコツは、毎日ではなく「○曜日」と決めること。

曜日を決めて取り組むことで、断捨離が生活リズムに自然と組み込まれていくでしょう。

5-3. 家族やパートナーと協力して断捨離を進める

一人暮らしなら自分のペースで断捨離を進められますが、家族と暮らしている場合は事情が変わってきます。

「これ捨てていい?」「それ私のだから!」なんて会話、想像できますよね。

家族やパートナーと暮らしている人は、断捨離の必要性をしっかり伝えることが大切。

一緒に快適な部屋を目指そうと呼びかけて、協力して断捨離を進めていくのが理想的だと言えます。

この章の要点
  • 「今日はこれだけ」と目標を決めて取り組む
  • 「断捨離の日」を決めて習慣化する
  • 家族やパートナーと協力して進める

まとめ

極端なミニマリストに憧れすぎるのは危険だということがお分かりいただけたでしょうか。

ストレス発散のための無理な断捨離は、かえって新たなストレスを生む原因になります。

大切なのは、自分に本当に必要なものを見極め、心地よい暮らしを手に入れること。

そのためには、記事中で紹介したコツを意識しながら、少しずつ断捨離を進めていくのがオススメです。

ミニマリストたちを参考にしつつも、自分のペースで理想の部屋づくりを目指してくださいね。

無理のない範囲でできることから始めれば、きっと快適な暮らしが実現できるはずですよ

SNSで見る極端な事例に惑わされず、あなたらしさを大切にしたミニマリストを目指していきましょう。