あなたは物が多すぎて困っていませんか?
部屋が散らかって片付けが大変、必要な物がすぐに見つからない、衝動買いが止められないなど、モノがあふれている生活には様々なストレスがつきもの。
しかし、ミニマリストの考え方を取り入れれば、スッキリとした快適な暮らしを手に入れることができるのです。
この記事では、ミニマリストに学ぶ物の減らし方の具体的なコツと、シンプルな暮らしがもたらす3つのメリットをわかりやすく解説。
物を減らしてどんな生活を送りたいのか?
イメージしながら読んでみてください。
モノに振り回されない人生を送るヒントが満載ですよ。
1. 断捨離のスタート地点!まずは身の回りの小物から減らそう
物を減らしたいと思っても、いきなり家具や家電を処分するのはハードルが高いですよね。
そんな時は、身近にある小物類から始めるのがオススメです。
文房具、アクセサリー、化粧品など、日常的に目にする小さなアイテムをチェックして、不要なものを思い切って手放してみましょう。
小さな一歩から始めることで、徐々に物を手放すことへの抵抗感が薄れていきます。
1-1. 文房具は必要最小限に!機能性重視で選ぶ
文房具は、可愛いデザインに惹かれて衝動買いしがちなアイテムですが、そのまま使わずに眠っているものも多いのではないでしょうか。
ペン立てからこぼれ落ちそうなほどペンを持っている人は要注意です。
使い勝手の良いアイテムだけを厳選し、余分な文房具は思い切ってお別れしましょう。
シンプルなデザインで品質の高いアイテムを選べば、長く愛用できるはずです。
1-2. アクセサリーは厳選!お気に入りだけを残す
大量のアクセサリーを持っている女性は多いでしょう。
しかし、身につけるのはごく一部で、ほとんどが眠ったままになっているのが現実です。
頻繁に使うお気に入りだけを残し、古いものや似合わないものは処分しましょう。
シンプルで合わせやすいデザインのアクセサリーを選べば、様々なファッションに合わせられます。
1-3. 化粧品はシンプルなラインナップに!定番アイテムだけで十分
化粧品もコレクションのように増えていく傾向にありますが、使い切れずに期限切れになってしまうことも少なくありません。
スキンケアとメイクアップにおける定番アイテムだけをチョイスし、シンプルなラインナップに絞り込むことをおすすめします。
ベースメイク、ポイントメイクのアイテムを最小限に抑えることで、肌への負担も減り、身支度の時間も大幅に短縮できるでしょう。
肌に合った質の高いアイテムを厳選して使うのがミニマリストですよ。
2. 衣類を減らすコツ!好みと似合うものだけをチョイス
衣類は一番量が多く、断捨離が難しいアイテムと言えるでしょう。
タンスやクローゼットから溢れんばかりの洋服を前に途方に暮れた経験がある人も多いのではないでしょうか。
しかし、着ない服を溜め込んでいるだけでは、収納スペースを無駄に圧迫してしまいます。
自分の好みと似合うものだけを厳選し、クローゼットの中身をスッキリさせることが大切です。
2-1. タイプの異なる服を組み合わせて着回しを効かせる
ミニマリストに学ぶべき服選びのコツは、着回しのきくアイテムを選ぶことです。
カジュアルな服とキレイめな服、ベーシックな服と個性的な服など、タイプの異なるアイテムを組み合わせることで、様々なコーディネートが楽しめます。
少ない服でも、組み合わせ次第で着こなしのバリエーションが広がります。
2-2. 流行に左右されない定番アイテムを選ぶ
ミニマリストがオススメする服選びの基準は、流行に左右されないベーシックなデザインであることです。
シンプルでいてどんなスタイルにも合わせやすい、定番中の定番アイテムを軸にして服を揃えましょう。
白シャツ、デニムパンツ、ブラックワンピースなど、年代を問わず長く愛用できる服がオススメ。
一時的な流行に飛びつかず、自分に似合う定番服を大切にすることが賢明です。
2-3. 質の高い服を長く大切に着る
ミニマリストの服選びで重要なのは、品質の高いアイテムを厳選することです。
素材が良く、縫製が丁寧で、シルエットが美しい服は、長く着用してもヘタれにくく、いつまでも美しい佇まいをキープできます。
定番アイテムの中でも、一段上の質の良いものを選び、大切に着続けるのがミニマリスト流です。
少ない服でも、一着一着が良質であれば、充実した着こなしが叶います。
3. ストレスフリーな暮らしへ!捨てるべき3つのモノ
物を減らすためには、不要なモノを見極める目を養うことが大切です。
ここでは、ミニマリストがすぐに手放すべきだと考える3つのモノをご紹介します。
意を決して捨てることで、ストレスフリーな暮らしへと近づくことができるでしょう。
手放すことに迷ったら、この3つの視点で考えてみることをオススメします。
3-1. 壊れているか使えないモノ
壊れていたり、故障して使えないモノは、迷わず手放すべきアイテムのトップと言えるでしょう。
「いつか修理して使おう」と先延ばしにしていると、いつまでも部屋の片隅に眠ったままになってしまいます。
修理代がバカにならないようなら、思い切って処分するのが賢明です。
使えないモノにしがみついていては、新しいモノを迎え入れるスペースができません。
3-2. 1年以上使っていないモノ
最後に使ってから1年以上経っているモノも、思い切って手放すべき対象です。
1年も使わずにいるということは、そのモノへの執着が薄れているサインと言えるでしょう。
「もしかしたら使うかも」という淡い期待を捨てて、現在の生活に必要なモノだけを残すことが大切です。
使わないモノは、誰かの役に立つように寄付するのも一案です。
3-3. 嫌いか似合わないモノ
好みが変わって嫌いになったモノや、似合わないと感じるモノも、手放すべき対象。
「せっかく買ったのに」と後ろ髪を引かれる気持ちは分かりますが、そのモノを手元に置いておくことで、ネガティブな感情が湧き上がるようでは本末転倒です。
ミニマリストの考え方では、自分の心に素直に従い、前向きな気持ちになれるモノだけを残すことが大切だと言えます。
嫌いなモノ、似合わないモノは潔く手放し、自分らしさを大切にする暮らしを目指しましょう。
4. 断捨離を成功させる!ミニマリストの心構え3選
ここまで物を減らすためのコツを見てきましたが、いざ断捨離を始めようとすると、なかなか一歩が踏み出せないという人も多いでしょう。
ここでは、ミニマリストに学ぶ、断捨離を成功させるための3つの心構えをお伝えします。
正しいマインドセットを持つことで、前向きに物を手放すことができますよ。
ミニマリストの考え方を参考に、ためらわずに断捨離に取り組んでみましょう。
4-1. 一度に完璧を目指さない
ミニマリストたちの多くは、一度に完璧に片付けようとは考えていません。
最初から高いハードルを設定するのではなく、できることから少しずつ始めることが大切だと言えます。
一箇所ずつ、一カテゴリーずつ、自分のペースで確実に進めていくのがミニマリスト流。
完璧主義は禁物だと心得て、マイペースに取り組むことが成功の秘訣と言えるでしょう。
4-2. 一度手放したモノは忘れる
せっかく手放したのに、また同じようなモノを買ってしまっては、断捨離の意味がありません。
現在、本当に必要なモノだけに目を向けることが大切。
「いつか使うかも」と考えて安易に購入せず、今を充実させるためのモノ選びを心がけましょう。
4-3. 新しいモノは慎重に吟味する
せっかく減らしたモノを、再び増やしてしまっては元の木阿弥です。
ミニマリストたちは、新しいモノを家に迎え入れる際には、慎重に吟味することを心がけています。
本当に必要かどうか、十分に検討してから購入するのがミニマリスト流と言えるでしょう。
安易な衝動買いは厳禁だと肝に銘じ、モノを丁寧に選ぶ習慣を身につけることが大切です。
5. シンプルな暮らしで人生が変わる!ミニマリストが実感する3つのメリット
ここまで、ミニマリストに学ぶ物を減らすコツについて詳しく見てきました。
では、断捨離でシンプルな暮らしを手にすることで、人生はどのように変化するのでしょうか。
ミニマリストたちが実感している、モノを減らすことで得られる3つのメリットをご紹介。
物に囚われない自由な生き方のヒントが詰まっていますので、参考にしてくださいね。
5-1. 自分らしい生き方ができる
ミニマリストたちが口をそろえて言うのは、モノを減らすことで自分らしい生き方ができるようになるということです。
物に囚われない暮らしは、自分の価値観に素直に生きることを可能にしてくれます。
人の目を気にして無理して高級品を買う必要もなく、流行に惑わされて衝動買いをする必要もありません。
自分にとって本当に大切なことに、心のリソースを注げるようになるのです。
5-2. 心にゆとりが生まれる
ミニマリストたちが実感しているのは、モノを減らすことで心にゆとりが生まれるということです。
散らかった部屋を片付ける労力から解放され、迷わずサッと身支度ができるようになれば、朝の慌ただしさともおさらばできるでしょう。
「片付けなきゃ」「整理しなきゃ」というストレスから解放されることで、心に余裕を持てるようになります。
シンプルな暮らしは、心に安らぎをもたらしてくれるのです。
5-3. 自由な時間が増える
ミニマリストが口をそろえて言うのは、モノを減らすことで自由な時間が増えるということです。
「片付けなきゃ」「整理しなきゃ」という家事の負担から解放されることで、趣味や読書、運動など、自分の好きなことに時間を使えるようになります。
また、「買いに行かなきゃ」という義務感から解放されることで、休日をゆっくり過ごすことも可能になるでしょう。
モノに追われずに、自分の人生を楽しむ時間を持てるようになるのです。
6. お金の使い方が変わる!ミニマリストに学ぶ賢い消費の仕方
ミニマリストたちは、モノを減らすことで、お金の使い方が大きく変わったと口をそろえて言います。
ここでは、ミニマリストに学ぶ、賢いお金の使い方について見ていきましょう。
衝動買いを防ぎ、無駄遣いを減らすヒントが詰まっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
シンプルな暮らしを手に入れることは、お財布にも優しい選択だと言えるでしょう。
6-1. 本当に必要なモノだけを買う
ミニマリストたちは、本当に必要なモノだけを慎重に吟味して買うことを心がけています。
衝動買いをグッとこらえ、一呼吸置いて冷静に考えてみると、案外それほど必要ではないモノが多いことに気づくはずです。
「これは自分の暮らしにとって本当に必要?」と自問自答することが無駄遣いを防ぐ秘訣
必要性をしっかり見極めることで、お金を賢く使えるようになるでしょう。
6-2. 価値あるモノにお金を使う
ミニマリストたちは、自分にとって本当に価値のあるモノにお金を使うことを大切にしています。
たとえば、毎日使うお気に入りのマグカップ、ずっと愛用できる質の良い靴など、自分の暮らしを豊かにしてくれるようなモノには、惜しみなくお金を投資します。
一方で、たまにしか使わない衝動買いのモノには、できるだけお金を使わないようにしているのです。
自分にとっての本当の価値を見極め、賢くお金を使う習慣を身につけることが大切だと言えるでしょう。
6-3. 買う前に手放すモノを決める
ミニマリストたちがお金を上手に管理するためのコツは、新しいモノを買う前に、手放すモノを決めておくことです。
「1つ買ったら1つ処分する」というルールを設けることで、モノの総量を一定に保つことができます。
もし、処分するモノが見つからないなら、新しいモノを買う必要はないのかも。
7. モノを減らしたくなった3つのサイン!処分する目安とは?
モノを減らすべきサインは、意外と身近なところに隠れているものです。
ここでは、モノを処分したほうがいい3つのタイミングについて見ていきましょう。
心当たりのある人は要注意。
思い切って断捨離に取り組むことで、生活を改善できるかもしれません。
7-1. 「片付けなきゃ」と思う時は処分するチャンス
部屋を見渡して「そろそろ片付けなきゃ」と感じたら、それは断捨離の絶好のチャンス。
「片付けなきゃ」と思うのは、目に見えて散らかり具合が気になるから。
それは不要なモノが増えすぎているサイン。
思い立ったが吉日、その日のうちに断捨離に取り組んでみましょう。
あなたも試しに部屋を見てください。
いらないものがありませんか?
7-2. モノを探すのに一苦労する時は要注意
「あれどこだっけ?」と、必要なモノを探すのに苦労するようになったら断捨離が必要なサインかも。
モノが多すぎて整理できていない証拠だと言えます。
必要なモノにすぐアクセスできるよう、定位置を決めてすっきり整頓することが大切です。
使わないモノを処分して、必要なモノだけをキープすることを心がけましょう。
7-3. 同じようなモノが複数ある時は処分するチャンス
同じようなモノが家の中に複数あるようなら、それはモノを処分するいいチャンスだと言えるでしょう。
たとえば、同じデザインの服が何着もあったり、似たような機能の家電が何台もあったりする場合は要注意。
一番お気に入りで使い勝手の良いアイテムだけを残し、重複しているモノは思い切って手放しましょう。
少しずつでも断捨離を進めることが、スッキリとした暮らしへの一歩になるはずです。
まとめ
ミニマリストに学ぶ、モノを減らし方と暮らしが変わる理由について詳しく見てきました。
モノを手放すことは、簡単なようで案外難しいもの。
しかし、今回ご紹介したポイントを意識して少しずつ実践していけば、あなたもシンプルで豊かな暮らしを手に入れることができるはず。
断捨離を通して、自分に本当に必要なモノを見極める知恵を身につけ、人生を自由に楽しく生きるヒントを見つけてください。
まずはできることから始めて、ミニマリストの考えを取り入れた暮らしを実現させましょう。
あなたもモノに囚われず、自分らしい毎日を過ごしてください。