離島移住に興味があるけど、人間関係に不安が…。
移住者が離島の地域コミュニティにうまく溶け込めるのかな?
そんな心配をしてる人も多いでしょう。
人見知りで内向的な私も、移住前はそんな心配をしていました。
しかし、そんな心配は杞憂だったと移住してすぐに気づきました。
この記事では、単身で離島移住した私が、移住初日と2日目に起きたことを書きました。
この2日間の出来事で、人間関係の不安は無くなったと言ってもいいでしょう。
あなたが離島に移住したら、同じような体験をするかも知れませんね。
「自分だったらどんな気持ちになるだろう?」と想像しながら読んでみてください。
1. 移住初日:離島に向かうフェリーでの体験
移住初日、バックパックを背負って離島へのフェリーに乗り込む。
ドキドキとワクワク、期待と不安が入り混じる複雑な心境でした。
私がフェリーの座敷に座って出航を待っていると、島民と思われるおばさんが乗り込んできて、同じ座敷に座りました。
私は「どうしよう…挨拶した方がいいかな?話しかけようかな?」と悩みましたが、勇気を出して「こんにちは、島の方ですか?今日移住してきました」と声をかけました。
するとおばさんは「あら、そうなの、どこからきたの?島ではどこに住むの?へぇー売店の裏に住むんだぁー、〇〇さんのとこだね」などと笑顔で会話してくれました。
話しかけるまでは緊張で心臓がバクバクでしたが、おばさんの優しさに心が和む。
家賃を聞かれたので「15,000円です」と答えると、「高いわね、親戚の家が空いてるから10,000円で貸してあげるから見にきなよ」と言われ、その場で電話番号を交換。
その後も会話をしていると「使ってない自転車あるから取りにきなよ」と優しさを見せ、島に関することも教えてくれました。
こんなに親切にしてもらえるなんて、嬉しい誤算。
フェリーから島に降り立つと「この人、移住してきたんだって、〇〇さんっていうの」と周りの島民に紹介してくれました。
周りの島民も「そうなの、なんでこの島に?よろしくね」と優しく声をかけてくれました。
フェリーに乗った時は「島民とうまくやっていけるだろうか?」と不安でしたが、この出来事で私の不安は解消され、「俺でもやっていけそうだ」と明るい気持ちに。
2. 移住初日:離島に着いてからの体験
不安が解消された状態で島に着き、会った人全員に「こんにちは、今日移住してきた〇〇です、よろしくお願いします」と挨拶すると、みんな笑顔で返答してくれました。
借りた家に荷物を置いた後、目の前の売店に挨拶に行き、そこの女性と立ち話。
会話の流れで、「家電とかあるの?」と聞かれ「何もないんですよ、買うかどうかも迷ってて」答えると、「冷蔵庫もないの?ないときついよー」と。
私は「どこで買えますか?島までどうやって運ぶんですか?」などと会話をした後、役場に転入の手続きをしに行きます。
島に来る前は「全ての家を訪ねて挨拶しよう」と考えていましたが、島民にそのことを話すと「そこまでしなくていいんじゃない?コロナ禍だし」と。
高齢者が多いこともあり、家を訪ねるのはやめて「見かけた人全員に自分から挨拶と自己紹介をする」を心掛けていました。
3. 移住2日目の体験
2日目の朝、会ったことのない男性3人が家を訪ねてきました。
「持ってきたぞ、売店の〇〇に言われたんだよ」と言うので外に出ると、家の前に冷蔵庫が積まれた軽トラが停まっていました。
「冷蔵庫ないんだろ、これ使いな、ちょっと手伝って」と言われ一緒に冷蔵庫を運びます。
私が「いいんですか、ありがとうございます」と言うと「いいのいいの、これからよろしくね」と。
私はすぐに売店に行き、女性に感謝を伝えました。
すると「ちょうど使ってないやつがあったからね」とあっさりした様子。
恩着せがましさは一切ありません。
私はこの体験で、島で暮らす人々の温かさと優しさを知りました。
もし逆の立場だったら、赤の他人である移住者にここまでできるだろうか?
おそらくできないでしょう。
こんな親切な人たちなのかと、本当に驚きました。
2日目以降も、農家の方が育てた野菜をくれたり、旅館の女将さんがお弁当を作ってくれたりと、島民の優しさ溢れる体験の連続でした。
「この島に移住して良かった」と、心からそう思いました。
まとめ
いかがでしたか?
私が離島に移住して体験したことは、心温まることばかり。
離島に移住していなければ、絶対にできなかった体験でしょう。
これらを通して私の不安は解消され、穏やかな島暮らしを送ることができました。
あなたならどんな気持ちになったでしょうか?
あなたが離島に移住したら、島民はきっと温かく歓迎してくれるでしょう。
気になる島があったら一度訪れて、島民とコミュニケーションをとってみて下さい。
そうすれば移住後の生活をイメージできるはず。
あなたも離島に移住して、新たな人生をスタートさせませんか?