東京や都会で洗濯物を干すとき、外干しと部屋干しのどちらがいいのか迷ってしまいますよね。
大気汚染が心配な方も多いでしょう。
また、洗濯物から女性の一人暮らしと特定されて、犯罪に巻き込まれるリスクもあります。
しかし、うまく対策すれば、都会でも安心して洗濯物を外干しできるんです。
この記事では、東京や都会における洗濯物の注意点やコツを詳しく解説。
外干しと部屋干しのメリット・デメリットも比較するので、ぜひ参考にしてくださいね。
1. 東京や都会で外干しする際の注意点3つ
東京や都会で外干しをするときは、大気汚染や犯罪リスクに注意が必要です。
しかし、心配しすぎる必要はありません。
適切な対策を取れば、外干しのメリットを活かせるはずです。
ここでは、東京や都会で外干しする際の注意点を3つ説明します。
この3点に気をつければ、都会でも安心して外干しができますよ。
1-1. 大気汚染対策になる洗濯物カバーを使おう
まず気になるのが、大気汚染の影響ですよね。
洗濯物にホコリや汚れが付着するのが心配な方も多いはず。
そこでオススメなのが、洗濯物カバーの使用です。
洗濯物カバーをかぶせておけば、大気汚染物質から洗濯物を守れます。
通気性の良いメッシュ素材のカバーなら、洗濯物の乾きも問題ありません。
1-2. プライバシー保護と防犯対策をしっかりと
洗濯物から個人情報が漏れるのも怖いですよね。
洗濯物を見られるだけで、女性の一人暮らしだと特定される可能性もあります。
防犯対策として、ベランダに目隠しフェンスを設置するのがオススメ。
また、男性の下着を一緒に干すのも効果的。
1-3. 花粉シーズンや黄砂の時期は要注意
春は花粉、春から初夏にかけては黄砂のシーズン。
外干しすると、洗濯物に花粉や黄砂が付着してしまう可能性大です。
この時期に外干しする場合は、先ほど紹介した洗濯物カバーは必須。
洗濯物を外に出す時間も、なるべく短くするのがポイントです。
外干しの時間が長いほど、花粉や黄砂が付着するリスクが高まるので要注意。
2. 部屋干しのメリット・デメリットとコツ3選
外干しに不安がある方は、部屋干しがオススメです。
部屋干しなら、大気汚染や防犯の心配がありません。
プライバシーも守られるので、安心して洗濯物を干せます。
しかし、部屋干しにもデメリットはあるんです。
ここでは、部屋干しのメリットとデメリット、上手な部屋干しのコツを解説しますね。
2-1. 部屋干しのメリット:お天気や大気汚染を気にせずに済む
部屋干しの大きなメリットは、天気に左右されないこと。
雨の日でも、いつでも洗濯物を干せるのは嬉しいポイントです。
花粉や黄砂の影響も受けにくいのがありがたい。
洗濯物を外に出さないので、大気汚染物質が付着する心配もありません。
また、人目につかないので防犯面でも安心です。
2-2. 部屋干しのデメリット:乾きにくい&臭いがこもりやすい
部屋干しの最大のデメリットは、洗濯物が乾きにくいこと。
特に梅雨時は湿度が高いので、なかなか乾ききらないんです。
生乾きの洗濯物からは嫌な臭いが発生するのも難点。
洗濯物の臭いが部屋にこもると不快ですよね。
カビが発生するリスクも高くなってしまいます。
2-3. 上手な部屋干しのコツ3つ
部屋干しのデメリットを解消するには、工夫が必要不可欠。
洗濯物を早く乾かすコツは、風通しを良くすることです。
換気扇を回したり、窓を開けて風を通すのがオススメ。
除湿機を使えば湿気対策にもなります。
また、洗濯物の間隔はなるべく空けるのがポイント。
3. 洗濯物を早く乾かすコツ3つ
外干しにしろ、部屋干しにしろ、洗濯物はなるべく早く乾かしたいもの。
生乾きの状態が長く続くとイヤな臭いの原因になりますからね。
ここでは、洗濯物の乾燥時間を短縮するコツを3つ紹介します。
洗濯物を外に干す時間が限られている方は、ぜひ試してみてください。
少しの工夫で、ぐっと乾燥時間を短縮できるはずですよ。
3-1. 脱水時間を長めに設定する
洗濯物を乾かす前に、しっかり脱水するのが大切。
脱水が不十分だと水分が多く残り、乾燥に時間がかかるんです。
洗濯機の脱水時間は長めに設定するのがオススメ。
5分から10分程度脱水時間を延ばすだけでも違いは大きいですよ。
乾きやすさが全然変わってきます。
3-2. 洗濯物の厚みを均一にして干す
タオルやバスタオルは厚みがあるので乾きが遅い。
そのまま干すのではなく、広げてから干すのがコツです。
厚みのある洋服も、ボタンを外してきちんと伸ばしてから干しましょう。
洗濯ばさみは、洗濯物の端っこだけをはさむように留めるのがポイント。
重なりが減るので、隅々まで風が通って乾きやすくなります。
3-3. 部屋干しなら扇風機の風を当てる
外干しできないときは、部屋干しの工夫が必要です。
風通しを良くするのはもちろん、扇風機の風を洗濯物に当てるのがオススメ。
扇風機の風が直接洗濯物に当たるように角度を調整しましょう。
サーキュレーターを使えば、洗濯物全体に効率的に風を送れます。
空気の流れをつくることで、ぐっと乾燥時間を短縮できますよ。
4. 洗濯物の花粉を落とす裏ワザ2選
部屋干しでも、花粉の季節は洗濯物への花粉付着が気になりますよね。
洗濯物に付いた花粉は、アレルギーの原因になることも。
できるだけ花粉を落としてから洗濯物を取り込みたいもの。
ここでは、洗濯物の花粉を落とす裏ワザを2つご紹介。
外干ししている方は、ぜひ試してみてくださいね。
4-1. 洗濯物を叩いて花粉を落とす
洗濯バサミを外す前に、洗濯物を軽く叩くのがオススメ。
振動で花粉が落ちるので、部屋に花粉が入りにくくなります。
コツは優しく叩くこと。
力を入れすぎると花粉が舞い上がってしまうので注意。
リズミカルに優しく叩きましょう。
4-2. コロコロや粘着テープで花粉を取る
洗濯物を部屋に取り込む前に、コロコロや粘着テープを使うのも効果的。
コロコロやテープを洗濯物に優しく押し当て、表面の花粉を吸着させます。
面倒に感じるかもしれませんが、洗濯物がきれいになるので試す価値あり。
5. 洗濯物を外干しする時間帯の注意点
せっかく洗濯物を外干ししても、花粉が多い時間帯では逆効果。
できるだけ花粉の少ない時間を狙って、洗濯物を干すのがベストです。
東京都福祉保健局によると、スギ花粉の飛散量が多いのは午前中。
特に10時から12時がピークタイムとのこと。
夕方から夜にかけては、花粉の飛散量が減少する傾向にあるそうです。
5-1. 午前中は花粉量多め!外干しは避ける
朝イチで洗濯物を外に干すのは、できれば避けたいところ。
洗濯物に花粉が大量に付着してしまうリスクが高いんです。
どうしても午前中に干したい場合は、花粉ガードネットを活用しましょう。
ネットをかぶせてから外に干せば、花粉の直接付着は防げます。
それでも完全ではないので、できれば午後までガマンするのがオススメ。
5-2. 夕方以降なら花粉が少ない
都会での洗濯物干しには、夕方以降の時間帯がベストです。
夕方から徐々に花粉が減るので、できれば16時以降を狙いましょう。
夜遅くまで外に干すのは防犯面で不安という方も多いはず。
日没前の1、2時間に集中して洗濯物を干すのがポイント。
夕焼けタイムは、1日で最も花粉が少ないゴールデンアワーなんです。
5-3. 黄砂の日は外干し禁止
黄砂に注意が必要なのは、春先の晴れた日。
東京都では、毎年3〜5月にかけて黄砂が飛来します。
PM2.5の数値が高めの日は、黄砂の可能性大。
その日は外干しを控えましょう。
まとめ
東京や都会では、大気汚染や花粉の影響が気になりますよね。
しかし、洗濯物への対策をしっかりすれば、快適に外干しや部屋干しができます。
洗濯機の手入れを怠らず、こまめに掃除するのも大切。
花粉の時期は外干しの時間帯にも気を配りましょう。
おすすめのグッズを使えば、さらに洗濯物を守れるはずです。
東京や都会ならではの洗濯事情を知って、ストレスフリーな毎日を送ってくださいね。