ミニマリストの部屋と聞くと、モノが極端に少なくスッキリした空間をイメージするでしょう。
しかし、本当のミニマリストの部屋作りには、他にも大切なポイントがあるのです。
ここでは、ミニマリストの部屋の特徴やメリット・デメリット、オススメのインテリアカラーなどをわかりやすく簡単に解説。
この記事を読めば、あなたも理想のミニマリスト空間を実現できるはずです。
ミニマリストになってどんな生活を送りたいのか?
イメージしながら読んでみてください。
1. ミニマリストの部屋の3つの特徴
ミニマリストの部屋には、モノが少ないこと以外にも重要な特徴があります。
ここでは、代表的な3つの特徴を見ていきましょう。
1-1. シンプルで統一感のあるインテリア
ミニマリストの部屋は、余計な装飾を排除したシンプルなインテリアが基本です。
家具やカーテン、ラグなどは色や素材を統一し、まとまりのある空間を作ります。
部屋全体のデザインに一貫性を持たせることで、スッキリとした印象になるのです。
1-2. 必要最小限の家具だけを配置
ミニマリストは、必要最小限の家具だけを厳選して配置します。
ベッドやソファ、テーブルなど、生活に欠かせないものだけを置くのがポイントです。
できるだけコンパクトなサイズの家具を選び、圧迫感のない空間作りを心がけましょう。
1-3. 収納スペースを上手に活用
ミニマリストは、散らかりがちな小物類もきちんと収納しています。
見た目はスッキリでも、実は収納スペースを巧みに使っているのです。
壁面収納やベッド下の引き出しなど、デッドスペースを有効活用するのがコツですよ。
2. どれくらいモノを減らせばいい?ミニマリストの定義
ミニマリストを目指すなら、一体どれくらいモノを減らせばいいのでしょうか。
実はミニマリストの定義は人それぞれで、明確な基準はありません。
ここでは、ミニマリストと呼ばれる人の平均的なモノの量を見ていきましょう。
2-1. 服は20着程度
ミニマリストの多くは、服の総数を20着程度に抑えています。
あまり着ない服は思い切って手放し、お気に入りのアイテムだけを厳選するのがコツです。
着回しのきく定番アイテムを中心に、少ない枚数でコーディネートを楽しみましょう。
2-2. 本は10冊程度
ミニマリストの本棚には、10冊前後の本が並んでいることが多い。
読み返したくなる名作や、仕事に役立つ実用書だけを厳選するのがポイントです。
最近は電子書籍も普及してきたので、デジタル化するのもオススメですよ。
2-3. 靴は3足程度
ミニマリストの靴箱には、3足程度の靴しか入っていないことがほとんどです。
黒のパンプス、白いスニーカー、ブーツなど、どんなコーデにも合わせやすい定番を選びましょう。
TPOに合わせて使い分けられる数足で十分だと考えるのがミニマリストなのです。
3. ミニマリストになるメリット
ミニマリストになることで、生活はどう変わるのでしょうか。
ここからは、ミニマリストになるメリットを解説します。
3-1. 掃除が楽になる
ミニマリストの最大のメリットは、掃除が楽になることです。
モノが少ないぶん、ホコリもたまりにくく、拭き掃除も簡単に済みます。
散らかる要素が少ないので、部屋もいつでもスッキリと片付いた状態をキープできますよ。
3-2. 必要なモノがすぐ見つかる
モノの数が少ないので、必要なアイテムがすぐに見つかるのもミニマリストの強みです。
「どこに片付けたっけ?」と探し回ることもなくなるので、ストレスフリーな毎日を送れます。
シンプルな暮らしは、心にも余裕を生み出してくれるのです。
4. ミニマリストの部屋に合うインテリアカラー
ミニマリストの部屋作りで外せないのが、インテリアカラーの選び方です。
シンプルな空間には、どんな色使いが合うのでしょうか。
4-1. ホワイト系の色
ミニマリストの定番カラーといえば、真っ先に白が思い浮かぶはずです。
白い壁に、白い家具を合わせることで、空間に統一感が生まれます。
ナチュラルな木目調の家具を組み合わせるのも、爽やかでオススメですよ。
4-2. グレー系の色
グレーもミニマリストに人気のカラーです。
落ち着いた雰囲気を演出しつつ、モダンな印象も加えられます。
白と組み合わせるのはもちろん、ブラックをアクセントにするのもおしゃれですよ。
4-3. ベージュ系の色
ベージュは、ミニマリストの部屋に温かみをプラスしてくれます。
白やグレーなどの無彩色と合わせることで、柔らかい雰囲気に仕上がります。
ファブリックや小物でベージュを取り入れるのもオススメです。
5. モノを減らし過ぎて困ること
ミニマリストになると、モノを減らしすぎて困ることもあります。
ここでは、実際にミニマリストが体験した、モノ不足のエピソードを紹介しましょう。
5-1. 急な来客時に食器が足りない
ミニマリストは食器の数も最小限に抑えるので、急な来客の際に困ることも。
「コーヒーカップが2つしかない」なんて事態になりかねません。
最低限のおもてなしができる数は確保しておくと安心ですね。
とはいえ「家に人は呼ばない」と決めている人は、食器類も最小限でOK。
5-2. 服が少なすぎてコーデに悩む
ミニマリストのクローゼットには、最小限の服しかありません。
少ない選択肢でコーディネートを考えるのは、なかなか骨が折れる作業。
TPOに合わせて着回せるアイテムを揃えておくと、悩む時間が減るはずです。
6. ミニマリストになるために手放すべきモノ3選
ミニマリストを目指すなら、ここであげるモノを思い切って手放してみませんか?
断捨離のヒントになるはずです。
6-1. 古い書類や請求書
期限の過ぎた書類や請求書は、とっておく必要のないものがほとんど。
スキャンしてデータ化すれば、かさばることもありません。
重要なものは数年分だけファイリングして、あとは思い切ってシュレッダーにかけましょう。
6-2. 眠っている家電製品
「いつか使うかも」と取っておいた家電製品は、案外使わないものです。
もし1年以上使っていないアイテムがあれば、手放すのをオススメします。
売却できるものはフリマアプリなどで販売し、収入に変えてしまいましょう。
6-3. 洋服のストック
着なくなった服を「いつか着るかも」と取っておくのはNG。
お気に入りでよく着るアイテム以外は、思い切って処分しましょう。
寄付するのも立派な選択肢の1つです。
7. ミニマリストにオススメの収納術3選
最後に、ミニマリストにぴったりの収納術を3つ紹介します。
スッキリ見せるコツを押さえて、理想の部屋作りを目指しましょう。
7-1. 見せる収納を極める
ミニマリストは見せる収納が得意。
お気に入りの雑貨や書籍は、あえてオープンな棚に飾るように収納します。
壁に取り付ける飾り棚も、おしゃれで実用的ですよ。
7-2. ラベリングを活用する
シンプルな収納ボックスに、中身がわかるラベルを貼るのもオススメ。
外から見てスッキリ見えるだけでなく、必要なモノをすぐに取り出せます。
100均のシールやマスキングテープを使えば、簡単にDIYできますよ。
7-3. 仕切りを活用する
引き出しの中は、仕切りを使って整理するのがミニマリスト流。
アイテムごとに区分けすることで、細々したモノもきれいに片付きます。
最近は伸縮式の仕切りも売っているので、引き出しのサイズに合わせてカスタマイズできますよ。
まとめ
ミニマリストの部屋作りのコツと特徴はいかがでしたか?
モノを減らすだけでなく、統一感のあるインテリアを意識するのがポイントです。
必要最小限のモノだけを厳選し、収納も工夫すれば、誰でもスッキリとした空間に住めるはず。
ミニマリストを目指して、まずは身の回りのモノを見直してみませんか?
シンプルで心地いい暮らしが、あなたを待っていますよ。