ミニマリストは家電の箱どうしてる?邪魔なのに捨てられない3つの心理とは?

ミニマリストは家電の箱どうしてる?邪魔なのに捨てられない3つの心理とは?

家電の箱ってみんなどうしているんだろう?

邪魔だけど捨てられないのは私だけ?

そんな悩みを持つ人も多いでしょう。

捨てるか取っておくか悩ましいですよね。

この記事では、ミニマリスト目線で家電の箱の処分方法をわかりやすく簡単にお伝えします。

また、家電の箱を捨てられない人の心理についても触れていきます。

この記事を読めば、あなたもスッキリ片付けられるはずですよ。

1. ミニマリストでも家電の箱を捨てられない3つの理由

まず、ミニマリストでも家電の箱を捨てられない心理について考えてみましょう。

とにかくモノを減らしたいミニマリストですが、家電の箱を捨てるのは躊躇してしまうのです。

一体なぜでしょうか。

ミニマリストでも家電の箱を捨てられない理由は以下の3つが考えられます。

1-1. 「もしものとき」に備えたい

家電は高価な製品が多いので、もしものときのために箱を取っておきたいと考えるのは自然な心理です。

修理や引っ越しの際に箱があると安心ですし、売却するときも箱があると有利になります。

家電は長期間使う製品なので、いつか箱が必要になる可能性は低くありません。

だからこそ、ミニマリストでも家電の箱を捨てられないのです。

1-2. 捨てるのがもったいない

ミニマリストは無駄なモノを徹底的に排除する一方で、モノを大切にする傾向があります。

しっかりした作りの家電の箱を捨ててしまうのは、もったいないと感じてしまうのです。

特に、開封したばかりの真新しい箱は捨てるのに抵抗を感じますよね。

「この箱はきっと他の用途にも使えるはず」と考えてしまい、つい取っておきたくなるのです。

1-3. 処分方法が分からない

家電の箱は大きくて厄介なので、ゴミの日に出せるのか分からず、つい部屋の隅に放置してしまいがちです。

ダンボールとして出せるのか、ゴミ出しのルールを調べる必要があります。

面倒に感じて、つい後回しにしてしまうことも多いでしょう。

結果的に家電の箱がなかなか捨てられず、かさばってしまうのです。

この章の要点
  • 「もしものとき」に備えて捨てられない
  • 捨てるのがもったいない
  • 処分方法が分からない

2. 大型家電の箱は設置時に処分してもらうのが正解

冷蔵庫や洗濯機など、大型家電の箱はかなりかさばります。

ミニマリスト目線で考えると、設置時に業者に箱を持ち帰ってもらうのがオススメです。

その理由を見ていきましょう。

2-1. 設置業者に持ち帰ってもらうのが一般的

大型家電を購入する際は、ほとんどの場合設置まで業者に依頼すると思います。

多くの業者は設置時に梱包材を持ち帰ってくれるので、その流れで箱も一緒に処分してもらうのが一般的です。

箱を保管スペースまで運んでもらうのは気が引けますが、そのまま持ち帰ってもらうのは全く問題ありません。

むしろ、大型の箱を自分で処分する方が大変です。

2-2. 箱の保管スペースを確保するのは難しい

仮に箱を保管するとしても、冷蔵庫や洗濯機の箱を置くスペースを確保するのは容易ではありません。

ミニマリストは必要最低限の広さの家に住んでいることが多いので、なおさら厳しいでしょう。

わざわざ箱を保管するためにスペースを割くのは、ミニマリストの考え方に反します。

箱を残すメリットを考えても、スペースの無駄としか言えないのです。

2-3. 大型家電は頻繁に移動しない

そもそも冷蔵庫や洗濯機は、一度設置したらめったに移動しません。

引っ越しの際も、大型家電はそのまま置いていくか、新しく買い換えることが多いでしょう。

修理で長距離を運ぶことも滅多にありません。

メーカー保証の範囲なら、わざわざ梱包して運ぶ必要もないでしょう。

この章の要点
  • 設置業者に箱を持ち帰ってもらうのが一般的
  • 大型家電の箱の保管スペース確保は困難
  • 大型家電を頻繁に移動させる必要性は低い

3. 売却予定のデバイス類の箱は取っておく価値あり

一方で、将来的に売却する可能性のある家電の箱は取っておいた方が良いでしょう。

例えばカメラやスマホ、ゲーム機などのデバイスは、モデルチェンジが頻繁に行われるため、買い替えのタイミングで売却することが多いです。

ミニマリストもデバイス類はこまめに買い替える傾向にあるので、箱の保管価値は高いと言えます。

3-1. 箱があると売却価格が上がる

中古市場では、箱や付属品が揃っている製品の方が、そうでない製品よりも高値で取引されています。

同じ型番の製品でも、状態次第で売却価格が大きく変わるのです。

売却時に少しでも高く買い取ってもらうためには、購入時の状態に近づけることが重要です。

箱はそのための強い味方になってくれるでしょう。

3-2. 安全に発送できる

ネットオークションなどで個人売買する際は、製品を発送する必要があります。

その際、純正の箱があれば、製品をしっかり保護した状態で送ることができます。

カメラのような精密機器は、輸送中の衝撃で故障してしまう恐れがあります。

箱に入れて発送すれば、製品を傷つけずに買い手に届けられるので安心ですね。

3-3. 箱はコンパクトに収納できる

デバイス類の箱は、冷蔵庫などの大型家電に比べるとそれほど大きくありません。

ミニマリストでもクローゼットの一角などに収納スペースを作れるはずです。

空いた箱は小さく折りたたんでおけば、それほどかさばりません。

スリムに収納できるなら、ミニマリストでも許容範囲内でしょう。

この章の要点
  • 箱があると売却価格が上がる
  • 箱があれば安全に発送できる
  • デバイス類の箱はコンパクトに収納可能

4. 子供のおもちゃの箱は潔く手放すのがベスト

子供のおもちゃの箱は、できるだけ早く処分するのがオススメです。

ミニマリストの家では、子供のおもちゃは最小限に絞るべき。

おもちゃの箱は子供の感性を刺激するデザインが施されているので、ついつい取っておきたくなりますが、その誘惑に負けてはいけません。

4-1. 子供部屋のスペースを有効活用する

おもちゃの箱を溜め込んでいると、あっという間に子供部屋がごちゃごちゃしてしまいます。

子供の成長は早いので、おもちゃのサイズもどんどん大きくなっていきます。

スペースを有効活用するためには、不要になったおもちゃは思い切って手放すことが大切です。

箱から解放された子供部屋は、子供がのびのびと遊べる空間になるはずです。

4-2. 処分すれば次のおもちゃを厳選できる

おもちゃの箱を処分すれば、次に購入するおもちゃを厳選する良い機会になります。

子供が飽きてしまったおもちゃ、子供の成長に合わなくなったおもちゃは思い切って手放しましょう。

その分、子供が本当に欲しがっているおもちゃ、子供の成長に役立つおもちゃを厳選して購入できます。

おもちゃを制限することで、子供はおもちゃを大切にする心を育めるでしょう。

4-3. 思い出は写真で残せばよい

子供のおもちゃは思い出の詰まった大切なものです。

だからこそ箱まで取っておきたくなる気持ちは分かります。

しかし、思い出は写真で残せば十分です。

おもちゃで遊ぶ子供の写真を撮っておけば、おもちゃを手放した後も思い出を振り返ることができます。

この章の要点
  • 子供部屋のスペースを有効活用するために処分
  • 処分すれば次のおもちゃを厳選購入できる
  • おもちゃの思い出は写真で残せば十分

5. 小型家電の箱は潔く処分か有効活用を

トースターや炊飯器など、キッチン家電の箱は意外とかさばります。

しかし、これらの小型家電は壊れにくく、めったに移動させる必要もありません。

ミニマリストならば、潔く処分するか、他の用途に活用するのがオススメです。

5-1. 修理で長距離を運ぶ可能性は低い

例えばトースターが故障したとしましょう。

修理のためにメーカーに送る際も、わざわざ純正の箱に入れて発送する必要はありません。

運送会社が用意した箱に梱包すれば問題ないでしょう。

そもそも小型家電は長距離を運ぶことが少ないので、箱の必要性は低いのです。

5-2. 引っ越しでも箱は不要なことが多い

引っ越しの際も、小型家電をいちいち箱に入れて運ぶことはほとんどありません。

新聞紙で包んでダンボールに詰めれば、十分安全に運べるでしょう。

引越っしを機に処分する人も多いでしょう。

引っ越しのためにわざわざ小型家電の箱を残しておく必要はありません。

5-3. 他の物を収納する箱として活用する

どうしても箱を捨てられないのであれば、他の物を収納する箱として活用するのも手です。

ミニマリストは、モノを極力減らすためにも、ひとつの箱を多目的に使い回すことを意識しています。

例えば、トースターの箱に文房具をまとめて収納すれば、すっきりと片付けられます。

ただし、箱の中身が何か一目で分かるよう、ラベリングを工夫する必要がありますね。

この章の要点
  • 修理で長距離を運ぶ可能性は低い
  • 引っ越しでも箱は不要なことが多い
  • 他の物の収納箱として有効活用する

まとめ

家電の箱を処分するか迷ったら、ミニマリストの視点に立って考えてみましょう。

基本的には、箱は思い切って手放すのがオススメです。

ただし、将来的に売却する可能性のあるデバイス類の箱は取っておく価値があります。

捨てられない箱は、収納ボックスとして有効活用するのも良いでしょう。

ミニマリストになるためには、モノへの執着を手放すことが大切です。

家電の箱を処分する判断基準を持つことで、スッキリとした暮らしを手に入れられるはずですよ。

あなたも家電の箱、捨てませんか?