ミニマリスト夫婦になる7つのコツ!夫婦喧嘩しない部屋作りのポイントとは?

ミニマリスト夫婦になる7つのコツ!夫婦喧嘩しない部屋作りのポイントとは?

ミニマリストとして暮らしたいと考えている夫婦も多いでしょう。

この記事では、ミニマリスト夫婦になるためのコツや、幸せな部屋作りのポイントをわかりやすく簡単にご紹介。

お互いの価値観を尊重しつつ、シンプルで心地良い空間を作る方法が分かります。

ミニマリストになってどんな生活を送りたいのか?

イメージしながら読んでみてください。

ミニマリストを目指して二人三脚で進んでいきましょう。

1. 二人で理想のミニマリスト空間をイメージしよう

ミニマリスト夫婦になるためには、まず二人の理想とするミニマリスト空間をイメージすることが大切です。

いきなり物を減らすのではなく、そもそもどんな暮らしを望んでいるのかをじっくり話し合いましょう。

例えば、「必要最小限のモノだけでシンプルに暮らしたい」「ゆとりある空間で心豊かに過ごしたい」など、二人の目指すミニマリストライフを具体的に共有するのです。

理想のイメージが一致していれば、その実現に向けて一緒に歩んでいけるはずです。

1-1. お互いの価値観を理解し、折り合いをつける

しかし、二人の考えるミニマリストのイメージが違っていたらどうしましょう。

そんな時は、お互いの価値観の違いを理解し、歩み寄ることが大切です。

例えば、片方は思い切って物を手放したいのに、もう片方は思い出の品を大切にしたい、といったケース。

そんな時は、一方的に譲歩を求めるのではなく、お互いの気持ちを汲み取りながら、落とし所を見つける努力が必要不可欠です。

1-2. ミニマリストの定義を決める

そもそもミニマリストの定義は人それぞれ。

極端に物を減らすイメージを持つ人もいれば、適度にシンプルな暮らしを目指す人もいるでしょう。

だからこそ、二人でミニマリストの定義を決めることが重要なのです。

「ミニマリストとは、自分たちにとって本当に大切なモノだけを厳選し、心豊かに暮らすこと」といったように、二人なりのミニマリズムを言語化してみましょう。

1-3. 目指すゴールを共有する

ミニマリストになって、最終的に何を目指すのか。

片付けが楽になる、ストレスが減る、心にゆとりが生まれる、お金が貯まる、新しいことへの挑戦が増える、など、ミニマリストになるゴールは十人十色です。

二人でミニマリストになる目的を明確にし、共通のゴールイメージを描くことが大切。

同じ目標に向かって一緒に歩んでいると実感できれば、ミニマリスト生活はうまくいくでしょう。

この章の要点
  • 二人で理想のミニマリスト空間をイメージする
  • お互いの価値観を尊重し、折り合いをつける
  • 最終的に目指すゴールを共有する

2. 家にあるモノを棚卸ししよう

二人でミニマリストを目指すなら、まずは家にあるモノを把握することから始めましょう。

家中のモノを一つ一つチェックし、「必要なモノ」と「不要なモノ」に分類するのです。

その際、単に使用頻度だけでなく、そのモノにまつわる思い出や愛着なども含めて、総合的に判断することが大切。

思い切って手放せるモノから徐々に処分し、ミニマリストへの一歩を踏み出しましょう。

2-1. 互いのモノには立ち入らない

とはいえ、相手の私物に容赦なく「これは要らない」と言うのは禁物。

相手の大切にしているモノを勝手に処分してしまうと、喧嘩の原因になりかねません。

お互いのモノには極力立ち入らず、処分するかどうかは持ち主に任せるのがベストです。

もちろん、相手の意見を聞きつつ、一緒に検討することは大切。

しかし、最終判断は本人に委ねることが、良好な夫婦関係を保つコツと言えるでしょう。

2-2. 共有スペースから見直す

モノを見直すなら、リビングや玄関、キッチンなどの共有スペースから始めるのがオススメ。

二人で使うモノは、お互いの価値観をすり合わせながら選定していく必要があるため、一緒に相談しながら進められます。

共有スペースがすっきりすれば、家全体が見違えるようにスッキリ。

ミニマリストな暮らしを実感できるはずです。

そうすれば、プライベート空間の見直しにも自然と入っていけるでしょう。

2-3. 思い出の品は記憶に残す

ミニマリストになりたいけれど、思い出の品が捨てられない。

そんな悩みを抱える人も多いはず。

大切な思い出は形に残さなくても、記憶として心に刻んでおくという選択肢もあります。

例えば写真に撮って保存したり、思い出話を記録に残したり。

形あるモノではなく、記憶として残す工夫をすれば、気持ちの整理がつきやすくなるでしょう。

この章の要点
  • 所有物を棚卸しし、本当に必要なモノを見極める
  • 相手のモノの処分は持ち主に委ねる
  • 思い出の品は写真や記録に残して手放す

3. 新しいモノを買う前に立ち止まろう

ミニマリストの重要なマインドセットが、新しいモノを安易に買わないこと。

いくら不要なモノを処分しても、その分だけ新しいモノが家に入ってきては意味がありません。

だからこそ、新しいモノを買う前に一呼吸置くクセをつけましょう。

そのモノは本当に必要か、今の生活を豊かにするか、慎重に見極める習慣が大切です。

3-1. 3日待ってから買う

欲しいモノが出てきたら、3日間は買わずに待ってみるルールを作りましょう。

その間に本当に必要かどうかを見極め、購入するかどうかを冷静に判断するのです。

「3日待てば熱が冷める」と言いますが、欲しいモノへの執着も同じこと。

時間を置くことで冷静に判断でき、ムダな出費を防げます。

3-2. 一つ買ったら一つ手放す

それでも本当に必要で購入するモノがあるなら、「一つ買ったら一つ手放す」をルールにするのもおすすめです。

新しいモノが増える分、古いモノを処分する。

そうすることでモノの総量をキープできます。

買う前に手放すモノを決めておくとスムーズ。

新陳代謝を上手に行いながら、ミニマルな暮らしを維持していきましょう。

3-3. 消耗品は計画的に買う

ただし、日用品など消耗品の買い物は話が別。

生活に必要不可欠なモノは切らさないように、計画的に購入することが大切です。

だからと言って大量にストックするのはNGですが、適量を把握して賢く買い物するのが吉。

定期的に棚卸しして消費ペースを知り、必要な分だけ購入するクセを付けましょう。

この章の要点
  • 新しいモノを買う前によく考える
  • 一つ買ったら一つ手放すルールを作る
  • 消耗品は計画的に必要な分だけ買う

4. ミニマリストの思考習慣を身に付けよう

ここまでの内容を一度にやろうとすると、途中で挫折してしまうかもしれません。

だからこそ肝心なのは、ミニマリストの考え方や思考習慣を日々の生活に少しずつ取り入れていくこと。

ゆっくりでも構いません。

二人三脚で、ミニマリストの思考を育んでいきましょう。

時間をかけてミニマリストマインドが根付いていけば、いつの間にかモノにとらわれない自由な生き方ができるはずです。

4-1. 「断捨離」を習慣化する

ミニマリストの代名詞とも言える断捨離。

不要なモノは処分するという習慣を身に付けることが、シンプルな暮らしへの一歩となります。

例えば、「毎月第1日曜は断捨離デー」と決めて、定期的にモノを見直す習慣を作るなど。

断捨離を生活の一部にすることで、自然とミニマリストの思考が芽生えてくるでしょう。

4-2. モノより思い出や体験を大切にする

ミニマリスト夫婦が目指すのは、モノではなく心の豊かさ。

大切なのは二人で過ごす時間や体験、思い出作りです。

休日は買い物に行くより、自然の中を散歩したり、美味しいごはんを食べに行ったり。

非日常の思い出を二人で作ることを意識すれば、自然とモノへの執着は薄れていくはず。

4-3. 感謝の気持ちを忘れない

ミニマリストの思考習慣で最も大切なのが「感謝の気持ち」を持つこと。

今ある厳選したモノに感謝を忘れないのです。

そして、支え合う最愛のパートナーにも、日々感謝の言葉を伝えましょう。

「ありがとう」の言葉が行き交う家庭は、モノが少なくても心豊かに暮らせるはずです。

この章の要点
  • 断捨離を習慣化し、定期的にモノを見直す
  • 二人の思い出作りや体験を何より大切にする
  • ある物や支え合うパートナーへの感謝を忘れない

5. 部屋の余白を大切にしよう

ミニマリスト夫婦の理想の部屋作りで重要なのは「余白」を意識すること。

モノを最小限にすることで生まれる、空間の余白。

実は、その余白こそがミニマリスト空間の肝なのです。

少ないモノの中に、豊かな余白を生み出す。

それがミニマリスト流の心地良い部屋作りのコツと言えるでしょう。

5-1. 壁や床の余白を意識する

余白を作るなら、まずは壁や床に注目しましょう。

家具や小物は最小限に抑え、なるべく壁や床を空けるよう心がけるのです。

その際、家具の配置バランスを考えるのがポイント。

空間が広く感じられるよう、家具は部屋の隅に寄せるなどの工夫をしてみてください。

5-2. 収納スペースにも余白を

もちろん、収納スペースにも余白は必要です。

タンスやクローゼットを開けた時、すっきりとした空間が広がっていると気持ちいいですよね。

モノは7~8割に抑え、抜け感のある収納を心がけましょう。

全ての収納スペースに余白を作ることで、部屋全体に心地よい余白が生まれるはずです。

5-3. 余白は心のゆとりにつながる

部屋に程よい余白があれば、心にも程よい余裕が生まれるもの。

詰め込みすぎた部屋は、心も窮屈になりがちです。

だからこそ、ミニマリストが目指す空間作りでは、余白を味方につけることが大切なのです。

目に見える余白が、目に見えない心の余白を作ってくれる。

そんな部屋作りを二人で目指してみてはいかがでしょうか。

この章の要点
  • モノを減らし、壁や床の余白を意識する
  • 収納スペースにも程よい余白を作る
  • 空間の余白が心のゆとりにつながる

6. ミニマリストの風合いを取り入れよう

ミニマリストの部屋作りには、独特の雰囲気やテイストがあります。

そんなミニマリスト空間の風合いを程よく取り入れることで、シンプルながらも洗練された印象の部屋が作れるでしょう。

インテリアにナチュラルな素材を使ったり、観葉植物を飾ったり。

二人の好みに合わせて、ミニマリストの空気感を上手にとり入れてみてください。

6-1. ナチュラル素材を取り入れる

ミニマリスト空間に合うのが、木や竹、コットンなどのナチュラル素材。

シンプルな中にも温かみがあり、飽きの来ない佇まいを作ってくれます。

床は無垢材、ソファはコットン地、収納はかごなど。

インテリアにナチュラル素材を意識的に選ぶことで、ミニマリストらしい穏やかな空間が生まれるはず。

6-2. 観葉植物で彩りを添える

シンプルな部屋だからこそ、観葉植物の存在感は抜群。

グリーンがあるだけで、部屋の印象がぐっと柔らかくなります。

大きな観葉植物を一鉢置くのも良し、小さな多肉植物をちりばめるのも良し。

二人の好みの植物を飾って、ミニマリストの中に温もりある空間を作りましょう。

6-3. アートで個性を表現する

ミニマリストだからと言って、味気ない部屋になる必要はありません。

シンプルだからこそ映える、お気に入りのアートを飾るのもおすすめ。

絵画や写真、オブジェなど、二人の好みのアートをセレクト。

ミニマリストの中に、さり気なくアートを取り入れることで、洗練された印象になるはずです。

この章の要点
  • インテリアにナチュラル素材を取り入れる
  • 観葉植物でグリーンを飾り、彩りを添える
  • 好みのアートで個性を表現する

7. 使い勝手の良い部屋作りを心がけよう

最後になりますが、ミニマリストの部屋作りで忘れてはいけないのが、使い勝手の良さ。

いくらミニマルでおしゃれな空間でも、生活しづらくては本末転倒です。

ミニマリストを目指しつつも、日々の暮らしが快適になるよう、生活動線を考えた部屋作りを心がけましょう。

日常使うモノの定位置を決めたり、掃除のしやすさを考えたり。

そうした使い勝手の工夫こそが、ミニマリスト夫婦の快適な暮らしを支えるのです。

7-1. モノの定位置を決める

毎日使うモノの定位置を決めておくと、生活が驚くほどスムーズに。

置き場所を二人で決めて、そこにしっかり戻す習慣を付けましょう。

「使ったらすぐ戻す」を徹底すれば、部屋が散らかる心配もありません。

ミニマリストの暮らしは、こうした習慣の積み重ねで成り立っているのです。

7-2. 掃除のしやすさを考える

部屋作りでは、掃除のしやすさも重要なポイント。

ホコリがたまりにくい家具を選んだり、拭き掃除しやすいレイアウトを考えたり。

掃除の手間を減らすための、さまざまな工夫を凝らしてみましょう。

掃除が楽になれば、部屋をキレイに保つハードルも下がります。

7-3. 暮らしやすさは二人で作る

使い勝手の良い部屋作りは、一人ではなかなか難しいもの。

二人の生活スタイルに合わせて、話し合いながら作っていく必要があります。

お互いに譲り合い、時には知恵を出し合いながら、二人なりの使いやすい空間を目指しましょう。

そうした協力こそが、ミニマリスト夫婦の理想の暮らしを作る鍵となるはずです。

この章の要点
  • 日常使うモノの定位置を決めてキレイに保つ
  • 掃除のしやすさを考えた部屋作りを心がける
  • 二人で協力して理想の使いやすさを目指す

まとめ

ミニマリスト夫婦の部屋作りのコツは、二人の価値観をすり合わせながら、シンプルで心地良い空間を目指すこと。

モノを減らし、空間に余白を生み出すこと。

自分たちらしさを大切にしつつ、使い勝手の良さも忘れないこと。

そうしたバランス感覚を大切に、二人三脚で理想のミニマリスト空間を作っていきましょう。

そして何より肝心なのは、ミニマリストはあくまでも手段であって、目的は二人で心豊かに暮らすこと。

シンプルな暮らしを通して、かけがえのないパートナーとの絆を深められたら、それが何よりの幸せではないでしょうか。