ミニマリストになりたいけど、靴は何足残せばいいんだろう?
そんな悩みを持つ人も多いでしょう。
ミニマリストは革靴2足、スニーカー1足、ランニングシューズ1足の合計4足しか持っていません。
しかし、ミニマリストにはこれだけで十分なのです。
この記事では、靴は少なくていい理由とそのメリット、履いていない靴を捨てられない心理についてもわかりやすく解説。
靴を減らしたいと思っている方は必見ですよ。
1. ミニマリストが選ぶ革靴は黒と茶色だけ!服に合わせやすいから
ミニマリストの革靴は、黒と茶色の2足だけというケースが多いです。
なぜなら、この2色があれば、ほとんどの服装に合わせられるから。
黒い革靴は、スーツからジーンズまで、幅広いコーディネートに対応できます。
茶色の革靴は、ネイビーやグレーのスーツ、ベージュのチノパンなどに好相性。
1-1. 革靴は質のいいものを厳選する
革靴は、できるだけ良質なものを選ぶことが肝心です。
安価な革靴は、すぐに型崩れしたり、革が傷んだりしてしまいます。
少し高くても、丈夫で長持ちする革靴を選びましょう。
手入れをしっかりすれば、10年以上履き続けられます。
1-2. スニーカーは普段使いと運動用の2足
スニーカーも、ミニマリストは2足程度に絞っているケースが多いです。
普段使い用の黒や紺のシンプルなデザインと、ランニングやジム用のスポーツシューズ。
この2足があれば、ほとんどの用途はカバーできるでしょう。
あとは、アウトドア用のトレッキングシューズを1足プラスする人もいます。
1-3. 靴は少なくてもTPOに合わせて使い分ける
靴の数は少なくても、TPO(時と場所と場合)に合わせて使い分けるのがポイント。
ビジネスシーンには黒の革靴、プライベートにはスニーカーといった具合に。
出番が少ない靴まで揃える必要はありません。
少ない靴でも、使い分けを工夫すれば十分なのです。
2. 靴の数を減らすと家が片付く!3つのメリット
靴の数を減らすメリットはいくつもあります。
まず第一に、靴箱やクローゼットがすっきりと片付きます。
靴の置き場所に困らず、常に整理された状態を保てるのです。
加えて、靴選びの時間と手間が大幅に削減できます。
2-1. 靴を探す手間が省ける
靴の数が少ないと、履きたい靴がすぐに見つかります。
靴箱をごそごそ探す必要もなく、出かける準備がスムーズに。
朝の忙しい時間帯には特に助かりますよね。
靴選びのストレスから解放されるのです。
2-2. コーディネートに悩まなくて済む
靴が多いと、どの靴を合わせようか迷ってしまうもの。
しかし、靴の数が限られていれば、コーディネートに悩む必要がありません。
黒と茶色の革靴なら、ほとんどの服装に合うので、組み合わせに困りません。
靴選びの選択肢が減るので、毎朝の洋服選びが楽になります。
2-3. 掃除が楽になり衛生的
靴が少ないと、玄関やシューズボックスの掃除が楽になります。
靴の数が多いと玄関が埋め尽くされ、掃除機をかけるのも一苦労。
しかし、靴の数が少なければ掃除もラクラク。
ホコリや雑菌が溜まりにくく、衛生的な環境を保てます。
3. 靴が多い3つのデメリット
反対に、靴の数が多すぎるとデメリットもたくさん。
まず、収納スペースを圧迫してしまいます。
靴箱からあふれた靴は、玄関の片隅に山積み。
床が埋まり、玄関が乱雑な印象になってしまうのです。
3-1. 靴のメンテナンスが大変
靴の数が多いと、1足1足のメンテナンスが大変。
革靴なら定期的な磨きが欠かせません。
スニーカーも汚れを落とし、消臭しなければいけません。
手入れの手間が倍増し、靴の管理が憂鬱になります。
3-2. 靴の傷みや劣化が早い
靴をたくさん持っていると、1足あたりの履く頻度は少なくなります。
しかし、履かないで置いておくと靴の傷みは早まるのです。
カビが生えたり、革がひび割れたり。
たまにしか履かない靴は、手入れを怠りがちなので劣化も進みます。
4. 履かない靴を捨てられない3つの心理とは?
靴の数を減らそうと思っても、なかなか捨てられないもの。
その背景には、3つの心理が隠れています。
まず一つ目は、「もったいない」という心理。
高価な靴ほど、捨てるのを躊躇してしまいます。
4-1. 「いつか履くかも」と先延ばしにする
二つ目は、「いつか履くかもしれない」という心理。
特別な機会のために取っておこうとします。
しかし、いざその機会が来ても、結局はいつも履いている靴を選んでしまったり。
こうして靴の処分は先延ばしになっていくのです。
4-2. 思い出の詰まった靴は手放せない
三つ目は思い出補正。
大切な人と一緒に買ったり、楽しい思い出が詰まった靴は手放すのが辛い。
そんな靴を見るたびに、あの頃を懐かしく思い出すのです。
履かなくなっても、形見のように大事にするケースが多いです。
4-3. 靴は「捨てる」より「手放す」イメージで
靴を処分するなら、「捨てる」より「手放す」イメージを。
ゴミとして捨てるのではなく、次の持ち主に使ってもらうんだと考えるのです。
靴を必要としている人への贈り物と思えば、前向きに手放せます。
思い出は写真に残して、靴は手放す勇気を持ちましょう。
5. 靴を手放すときの3つの選別基準
靴を手放すときは、明確な基準を設けましょう。
まずは、1年以上履いていない靴をピックアップ。
その上で、以下の3つの基準をクリアしているかチェック。
この基準に合う靴は、思い切って手放しましょう。
5-1. サイズが合わない靴
足のサイズは、年齢とともに微妙に変化します。
若い頃に合ったサイズが、今は合わなくなっているなんてことも。
サイズが合わない靴は、履き心地が悪いだけでなく、足の健康被害も。
無理に履き続けるのは避けましょう。
5-2. 傷みや汚れがひどい靴
長年履いてきた靴は、どうしても傷みが目立ってきます。
革が擦り切れていたり、かかとが削れていたり。
お手入れしても、もう見た目が悪い靴は潮時。
汚れのひどい靴も、同様に手放す候補になります。
5-3. 古すぎるデザインの靴
靴のデザインは、流行に左右されやすいもの。
何年も前に買った靴は、今の目で見ると古臭く感じるかもしれません。
あまりにも時代遅れのデザインなら、処分を検討しましょう。
クラシックなデザインなら、少々の古さは問題ありませんが。
6. 靴を手放す時の3つの心構え
靴を処分する時は、正しい心構えを持つことが大切。
モノを減らすことに抵抗を感じるなら、靴を手放すメリットを思い出しましょう。
部屋が片付き、靴選びが楽になる。
靴の管理も楽になり、お財布にも優しくなります。
6-1. 勢いも大切、一気に処分を
靴を手放すなら、勢いも大切。
一足ずつ悩んでいると、結局捨てられなくなってしまいます。
思い切りの良さを発揮して、一気に処分するのがコツ。
ためらわずに、さっさと袋に詰め込みましょう。
6-2. 誰かの役に立つと考える
不要な靴でも、誰かにとってはまだ十分使える。
そう考えれば、靴を手放す抵抗も減るはず。
リサイクルショップに出せば、次の持ち主の元で活躍してくれるでしょう。
靴を必要とする人への贈り物だと思えば、前向きな気持ちになれます。
6-3. 今を大切にする心を持つ
靴の処分は、今を大切にする心を育ててくれます。
いつまでも過去の思い出に囚われず、今を充実させることの大切さ。
靴を手放した分だけ身軽になった心は、新しい一歩を踏み出す勇気をくれるでしょう。
今という瞬間を、一生懸命生きていく。
そんな心の持ち方を、靴の処分は教えてくれるはずです。
7. 靴は定期的に見直しを
靴は定期的に見直すことが大切です。
年に一度は、靴箱の中身をチェックする習慣を。
その際、1年以上履いていない靴は処分候補にしましょう。
古くなった靴は、思い切って手放す勇気を持つことが大切。
7-1. 靴は少なく、良いものを長く
靴は「量より質」の考え方を大切に。
数を揃えるより、良質な靴を厳選して持つことをオススメします。
定番の形なら、飽きずに長く履き続けられるはず。
少ない靴を大切に扱い、長く付き合っていきましょう。
7-2. 靴磨きをする時間を持つ
大切な靴を長持ちさせるには、定期的なお手入れが欠かせません。
革靴なら、専用のクリームで丁寧に磨きましょう。
スニーカーも汚れを落として、ブラシで手入れを。
靴磨きの時間は、靴への感謝の気持ちを育ててくれます。
7-3. 今日も一日、頑張った自分を讃えて
靴を脱ぐ時は、一日頑張った自分をねぎらいましょう。
今日も一生懸命歩いてきた。
その歩みを支えてくれた靴に感謝を。
そして、歩き疲れた自分の足を労わる。
明日もまた、一歩一歩前に進んでいけると信じて。
まとめ
靴の数を少なくすることは、ミニマリストへの第一歩。
少ない靴なら、部屋の整理整頓も靴選びも楽になります。
そして、履かない靴は思い切って手放すこと。
誰かの役に立つと考えれば、前向きに処分できるはず。
最後に、いつもあなたの歩みを支えてくれる靴への感謝を忘れずに。
一足一足に込めた思いを胸に、今日も一歩前に進んでいきましょう。