【田舎暮らし】都会からの移住者が鬱にならないための6つの予防策【うつ病】

【田舎暮らし】都会からの移住者が鬱にならないための6つの予防策【地方移住】

憧れの田舎暮らしを始めたのに、日々のストレスで鬱になってしまった。

そんな切ない経験をしている人は少なくありません。

この記事では、離島移住経験者の視点から、田舎移住後に鬱にならないための6つの対策を解説します。

「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、この機会に理解を深めましょう。

移住を検討中の人も「自分ならどう感じるだろうか?」とイメージしながら読んでみてください。

1. 孤独感と上手く付き合おう

田舎暮らしで最初に直面するのが、孤独感の問題。

都会の喧噪から離れ、のどかな環境に身を置くのは魅力的ですが、同時に友人や近所付き合いが減って孤独を感じやすくなります。

しかし、ひとりの時間を充実させる工夫次第で、孤独感はプラスに変えられるのです。

1-1. 自分磨きの機会と捉える

ひとりの時間が増えるのは、自分磨きのチャンス。

読書や新しい趣味、オンライン講座の受講など、やりたかったことに没頭できます。

自分自身に向き合った活動が、充実感とやりがいを生み出すのです。

1-2. ペットと触れ合う

犬や猫など、ペットとの触れ合いも孤独感の解消に効果的。

無償の愛情を注いでくれるペットは、心の拠り所になります。

世話をする楽しみが生活のリズムを作り、規則正しい毎日を送る習慣づくりにもつながるでしょう。

私が移住した島は猫がたくさんいたので、猫と触れ合って癒されていました。

1-3. 地域交流の場に足を運ぶ

公民館活動やボランティアなど、地域交流の機会を見つけるのもオススメ。

共通の目的を持つ仲間と定期的に顔を合わせることで、自然と人間関係が築けます。

町内会の集まりなどにも積極的に参加し、近所の方々と親睦を深めましょう。

この章の要点
  • 孤独な時間を自分磨きの機会ととらえよう
  • ペットとの触れ合いが心の支えになる
  • 地域交流を通じて人間関係を築こう

2. 新しい生活リズムを作る

都会での生活と違い、田舎では時間の流れがゆったり。

それに合わせて新しい生活リズムを作る必要があります。

メリハリのある毎日を心がけ、充実感を得られるルーティンを確立しましょう。

2-1. 朝活で一日をスタート

早寝早起きが基本の田舎ライフ。朝日を浴びながらのウォーキングや家庭菜園など、朝の時間を有効活用するのがオススメ。

爽やかな朝の空気を胸いっぱい吸い込めば、自然と前向きな気持ちになれるはず。

私は毎日朝の5時頃にひとりで散歩してました。

2-2. ルーティンワークを大切に

掃除や洗濯、料理など、日々のルーティンワークを大切にするのも大切。

家事の合間に好きな音楽を聴いたり、好きな番組を見たり。

些細な幸せを感じられる時間を作ることが、鬱の予防につながります。

2-3. 趣味の時間を持つ

田舎では自然と時間に余裕ができるもの。

空いた時間を趣味に打ち込むましょう。

DIYでの家のリノベーション、写真や絵画など、のびのびと好きなことに没頭できるのが田舎ライフの醍醐味。

私は毎日猫の写真を撮り、それを見るのが楽しみでした。

この章の要点
  • 朝活でメリハリのある一日をスタート
  • ルーティンワークの合間に幸せを感じる
  • 趣味の時間を大切にする

3. 自然の恵みに感謝しよう

田舎での暮らしの醍醐味といえば、豊かな自然との触れ合い。

四季折々の美しい風景に心を癒され、新鮮な食材を味わう。

自然の恵みに感謝する気持ちを忘れずに、田舎暮らしを満喫しましょう。

3-1. 季節の移ろいを楽しむ

春の山菜狩り、夏の川遊び、秋の紅葉狩り、冬のかまくら作り。

四季折々の自然を体感できるのは田舎暮らしの特権。

季節ごとのイベントを楽しみに、メリハリのある生活を心がけましょう。

3-2. 地元の食を味わう

田舎の食材はみずみずしく、味わい深いのが特徴。

地元の農家から直接買い付けるのはもちろん、自分で野菜を育ててみるのもオススメ。

収穫の喜びは、かけがえのない感動体験になるはず。

まずはスーパーで買った豆苗から始めるのもいいでしょう。

水をやるだけなので簡単。

毎日グングン成長する豆苗をみていると、「自分も頑張らなきゃ」と前向きな気持ちになります。

3-3. 森林浴で心を癒す

澄んだ空気、木々のざわめき、小鳥のさえずり。

森林浴は、心身のリフレッシュに最適です。

里山を散策しながら、五感を研ぎ澄まし、自然のエネルギーを全身で吸収。

深呼吸をすると、心に平穏が訪れていることに気付くはず。

この章の要点
  • 四季折々の自然イベントを楽しもう
  • 地元の食材の味わいを満喫する
  • 森林浴でリフレッシュを

4. 都会とのつながりを保とう

田舎に移り住んでも、都会の友人・知人とのつながりは大切にしたいもの。

適度な距離感を保ちつつ、時には会って近況を報告し合う。

そんな関係性が、鬱の防止につながるのです。

4-1. SNSを活用する

日頃の連絡はSNSを活用するのが手軽です。

近況を投稿したり、メッセージをやりとりしたり。

お互いの日常を共有することで、友人との絆を保てます。

田舎暮らしの楽しさを伝えると会話が弾みますよ。

時には愚痴ってもいいでしょう。

4-2. 定期的に会う約束を

数ヵ月に一度は、直接会う機会を設けるのがオススメ。

東京や大阪など、交通の便がいい都市で待ち合わせ、ゆっくり語り合う時間を持ちましょう。

話を聞いてもらうだけでも楽になりますよ。

4-3. 友人を招待する

自宅に友人を招くのも良い方法。

田舎の魅力を体感してもらいましょう。

住んでいると気付かない田舎の魅力を、友人が発見する場合も。

この章の要点
  • SNSで近況報告を欠かさずに
  • 数か月に一度は直接会って交流を
  • 友人を招いて田舎をアピール

5. 身体を動かして気分転換

ストレス解消に欠かせないのが適度な運動。

心地よい疲労感が得られる程度に身体を動かせば、気分転換になり、鬱の防止にも役立ちます。

田舎ならではのアクティビティを見つけて、楽しみながら汗を流しましょう。

5-1. 自然の中でウォーキング

里山の小道、川沿いの土手、海岸沿いの遊歩道。

自然豊かな田舎なら、ウォーキングコースに事欠きません。

景色を楽しみながら歩けば、知らず知らずのうちにリフレッシュできるはず。

毎日の日課にしてみては。

5-2. 畑仕事で全身運動

家庭菜園での畑仕事もいい運動になります。

土を耕し、種をまき、水をやり、収穫する。

一連の作業で全身を動かせば、気持ちのいい汗が流れるでしょう。

育てる楽しみと食べる喜びが、やりがいにつながります。

5-3. 地元のスポーツに参加

グラウンド・ゴルフ、ゲートボール、太極拳など、地元のお年寄りに人気のスポーツに参加してみるのもオススメ。

ルールを教えてもらいながら体を動かし、世代を超えた交流も楽しめます。

現地の方との新しいつながりができるかも。

朝のラジオ体操に参加するのもいいでしょう。

この章の要点
  • 散歩やウォーキングを日課に
  • 家庭菜園で楽しみながら全身運動
  • 地元のスポーツ活動に参加しよう

6. 必要なら専門家に相談を

田舎暮らしで鬱の兆しを感じたら、一人で抱え込まずに専門家に相談するのが賢明です。

カウンセリングを受ければ、客観的な視点からアドバイスがもらえ、適切な対処法が見えてくるはず。

早めの相談が、状態の悪化を防ぐ鍵になります。

6-1. オンライン診療の活用

田舎では心療内科などの専門クリニックが少ないのが悩みどころ。

しかしご安心を。
今はオンライン診療も充実しています。

スマホやパソコンを使って、自宅にいながら医師の診察を受けられる時代。

積極的に活用しましょう。

6-2. 地域の相談窓口に連絡

市役所や保健所など、地域の公的機関にも相談窓口があります。

そこでカウンセラーや保健師に相談すれば、専門的見地からの助言が得られるでしょう。

プライバシーにも配慮してくれるので、安心して利用できます。

6-3. 家族や友人にも打ち明ける

悩みを一人で抱え込むのは禁物。

信頼できる家族や親しい友人に、思い切って打ち明けてみましょう。

話すことで心が軽くなったり、意外な解決策が見つかったり。

周囲のサポートを得ながら、前向きな気持ちを取り戻していきます。

この章の要点
  • オンライン診療も検討しよう
  • 自治体の相談窓口を活用する
  • 周りに助けを求めることも大切

まとめ

田舎暮らしは憧れだけど、環境の変化についていけずに鬱になるケースも。

しかし対策は色々あります。

ひとりの時間を活用して自分磨きに励んだり、地域交流を楽しんだり。

自然の恵みに感謝し、適度に体を動かすのも効果的。

都会の人との絆も大切にしつつ、いざという時は専門家への相談も。

工夫次第で、田舎暮らしは心に安らぎを与えてくれるはず。

ただし「もう無理かも」と思ったら、限界を迎える前に引っ越すことも視野に入れましょう。

「せっかく移住したんだから」とストレスを感じる環境に身を置くよりも、自分にとって居心地の良い場所で暮らす方が健全です。

あなたの心に安らぎが訪れ、笑顔を取り戻せることを願っています。

くれぐれも無理はしないように。