ミニマリストのいらないものとは?スムーズに断捨離するコツとよくある失敗も

ミニマリストのいらないものとは?スムーズに断捨離するコツとよくある失敗も

ミニマリストになるには不要なものを手放すことが大切です。

しかし、何をいらないと判断すればいいのでしょうか。

この記事では、ミニマリストが実際に手放したいらないもの、捨てても困らないものについて解説。

また、いるものといらないものを見極める3つの方法や、ミニマリスト初心者にありがちな断捨離の失敗についてもご紹介。

ミニマリストになってどんな生活を送りたいのか?

イメージしながら読んでみてください。

これを読めば、あなたもスムーズに断捨離を進められますよ。

1. ミニマリストの捨てても困らない3つのもの

まずは、ミニマリストがオススメする捨てても困らないものをご紹介。

服や本、家電など、様々なジャンルのアイテムが登場します。

断捨離をする際の参考にしてみてください。

1-1. 古くなった服や靴

ワードローブを見渡して、古くなって着ていない服や靴はありませんか。

流行が変わって着なくなったものや、サイズが合わなくなった服もいらないものの代表格。

思い切って手放して、今活躍している服だけを残しましょう。

そうすれば、毎日のコーディネートも楽になるはずです。

1-2. 使わなくなった家電製品

押し入れや倉庫に眠っている、壊れたり古くなったりして使わなくなった家電製品もオススメの断捨離アイテム。

お蔵入りになっているのに場所を取っているだけなので、思い切って処分しましょう。

その際は、家電リサイクル法に則って適切に廃棄することを忘れずに。

粗大ゴミとして出す場合は、自治体の規定をよく確認しましょう。

1-3. 読み終わった本や雑誌

一度読んだきりで本棚に眠っている本や雑誌は、ミニマリストにとって不要なものの代表選手。

溜まるとかさばってしまうので、思い切って手放しましょう。

手元に残しておきたいものは、電子書籍化するのがオススメ。

それ以外は古本屋さんに売ったり、図書館に寄付したりすると喜ばれます。

この章の要点
  • 着なくなった古い服や靴は断捨離すべきもの
  • 使わなくなった家電製品は適切に処分しよう
  • 読み終わった本や雑誌は処分するか電子化しよう

2. いるものといらないものを見極める3つの方法

ミニマリストへの第一歩は、自分にとってのいるものといらないものを見極めること。

ここでは、モノを選別する際に役立つ3つの方法をご紹介します。

断捨離に悩んだ時は、ぜひこの基準で判断してみてください。

きっとモノを手放すハードルが下がるはずですよ。

2-1. 最後に使ったのはいつか?

手元にあるモノを見渡して、最後に使ったのがいつか考えてみましょう。

1年以上使っていないものは、本当に必要なのか疑うべきサイン。

思い切って手放す勇気を持ちましょう。

2-2. 今の自分に必要か?

過去の自分には必要だったモノでも、今の自分にはいらないものかもしれません。

断捨離をする際は、「今の自分に本当に必要なモノなのか」を基準に選別しましょう。

趣味が変わって不要になったもの、使う機会がなくなったものは潔く手放すべきです。

そうすることで、今必要なモノを大切にできるようになりますよ。

2-3.すぐ買い替えられるか?

「もしかしたら、いつか使うかも」と思って持っているモノはありませんか。

そういったモノを判断する際は、「必要になったらすぐに買い替えられるか」がポイント。

いざとなれば近所のお店ですぐ調達できたり、ネットですぐ注文できるなら手放してもOKです。

万が一必要になっても、その時に買い直せばいいのです。

この章の要点
  • 最後に使ったのが1年以上前ならいらないものかも
  • 今の自分に必要かどうかを基準にモノを選別しよう
  • すぐ買い替えられるモノは持っておく必要がない

3.あったら便利だけど、なくてもいいもの3選

続いて、あると便利だけど別になくてもいいものをご紹介。

ミニマリストを目指すなら、こういったモノは思い切って手放してもOKですよ。

もちろん、あなたにとって必要不可欠なら残しておいて構いません。

自分なりのミニマムな暮らしを見つけていきましょう。

3-1.たくさんの食器やカトラリー

何枚も皿を揃えたり、余分なカトラリーを用意したりするのは一般的ですが、ミニマリストなら最小限で十分。

自分が日常的に使う分だけを残して、あとは思い切ってさよならしましょう。

大勢でのおもてなしの機会が多いなら話は別ですが、そうでないなら少なめでOK。

洗い物も少なくて済むので、一石二鳥ですよ。

3-2.ほとんど使わない調理器具

キッチンツールはついつい種類を揃えたくなりますが、ほとんど出番のない調理器具の数々もミニマリストなら手放し候補。

ワッフルメーカーやアイスクリームメーカー、専用のパンチなど、使う頻度が極端に低いアイテムは思い切って処分しましょう。

必要な時は、少ない調理器具を工夫して代用する柔軟な発想が大切です。

3-3.掃除グッズのストック

掃除用品は「これぐらいストックしておこう」と買い過ぎてしまいがちなアイテム。

しかし、ミニマリストの家はモノが少ないので、それほどたくさんの掃除グッズは必要ありません。

使い切る頃にまた買えばいいので、常に大量に用意しておく必要はないのです。

シンプルな掃除道具と、最低限の消耗品だけ持っておけば十分ですよ。

この章の要点
  • 日常的に使う分の食器やカトラリーだけでOK
  • ほとんど使わない調理器具は手放そう
  • 掃除用品は最小限のストックで十分

4.捨てても困らないもののランキングトップ3

ここからは、ミニマリストが選ぶ捨てても全く困らないもののトップ3を発表します。

モノを手放すのに抵抗があるという人も、これらは安心して処分できるはず。

断捨離に迷ったら、まずはこのランキングを参考にしてみてください。

きっと、ミニマリストへの一歩が踏み出せますよ。

4-1.古くなった下着類

伸びてしまったり、生地が古くなったりした下着類は、ランキング堂々の1位。

特に肌に直接触れるものは、長年使っているとさすがに不衛生。

バサバサになった下着を身につけていると、テンションも下がってしまいます。

思い切って処分して、新しい下着でリフレッシュしましょう。

4-2.古いタオル類

使い古したボロボロのタオルも、手放して問題なしのアイテム。

毛羽立ちが目立つタオルは使用感も最悪ですよね。

雑巾として再利用するのもアリですが、いつまでも取っておくのは美しくありません。

潔く処分して、使い心地のいいタオルに変えるのがオススメです。

4-3.期限切れの化粧品

いつの間にか期限が切れてしまった古い化粧品も、ミニマリストなら迷わず処分します。

賞味期限が過ぎた化粧品は、肌トラブルの原因になる可能性も。

特に液体タイプのものは雑菌が繁殖しやすいので注意が必要です。

捨てるのがもったいないと感じるかもしれませんが、肌の健康のためにも思い切りましょう。

この章の要点
  • 古くなった下着類は潔く手放そう
  • 使い古したボロボロのタオルも処分対象
  • 期限切れの化粧品は肌トラブルの元なので要注意

5.ミニマリスト初心者にありがちな断捨離の3つの失敗

ミニマリストを目指して断捨離を始めたものの、うまくいかないというケースはよくあります。

ここでは、ミニマリスト初心者に多い失敗例を3つご紹介。

あなたも心当たりがあるかもしれませんね。

失敗を繰り返さないためにも、原因と対策をしっかり確認しておきましょう。

5-1.一気に捨てすぎる

ミニマリストに憧れて、一気にたくさんのモノを手放してしまうのは危険。

最初のうちは、まだ自分に必要なモノの見極めができていない可能性が高いです。

一気に捨てすぎると、必要なモノまで処分して後悔するかもしれません。

最初は少しずつ、自分のペースで断捨離を進めるのがポイントですよ。

5-2.ときめかないものを全て処分する

「ときめかないモノは全て処分する」というアドバイスを真に受けるのも失敗のもと。

確かに使っていて楽しくなるアイテムは大切にしたいですが、掃除道具など、ときめかなくても必要なモノはたくさんあります。

実用性を無視して、センスや見た目だけで選別するのはNGです。

生活していく上で本当に必要かどうかを基準にすると、失敗が減りますよ。

5-3.無理にミニマリストを目指す

そもそも、ミニマリストになることだけを目的にして無理に頑張るのは本末転倒。

ミニマリストはあくまで手段であって、目的ではありません。

物の少ない暮らしが理想とは限らないので、自分に合ったスタイルを見つけることが大切。

シンプルライフに憧れていても、ミニマリストになる必要はないのです。

この章の要点
  • 最初から一気に捨てすぎるのは危険
  • ときめきだけで選別するのは失敗のもと
  • ミニマリストを目的化するのは本末転倒

6.スムーズに断捨離を進めるための3つのコツ

うまく断捨離ができない人のために、スムーズに進めるコツを3つ伝授します。

ミニマリストへの道のりは一朝一夕では進めませんが、これを実践すれば確実に前進できるはず。

まずは一つずつ取り入れて、徐々に習慣化していきましょう。

きっとモノとの向き合い方が変わり、理想のシンプルな暮らしが実現しますよ。

6-1.今日から実践「ワンインワンアウト」

断捨離を習慣化したいなら、新しいモノを買ったら一つ古いモノを手放す「ワンインワンアウト」がオススメ。

これなら難しいことはなく、今日から誰でも始められます。

増え続けるモノに歯止めをかけつつ、定期的な見直しの機会にもなるので一石二鳥。

ぜひルールとして取り入れて、楽しみながら断捨離を続けましょう。

6-2.まずは見えるところから

いきなり全ての部屋や収納を片付けようとすると、挫折してしまう恐れが。

最初のうちは、目に見える場所から少しずつ断捨離を進めていくのがコツです。

例えばリビングなどの生活感のある空間から始めると、スッキリ感を得やすくモチベーションが上がります。

目に見える変化を味わいながら、徐々に断捨離の範囲を広げていきましょう。

6-3.理想の生活をイメージする

ただ漠然とモノを減らそうとしても、なかなかうまくいきません。

まずは、理想のライフスタイルを具体的にイメージすることが大切。

本当に大切にしたいことは何か、どんな暮らしを送りたいのかをしっかり考えましょう。

そのビジョンに基づいて必要なモノを選べば、シンプルな暮らしに近づけるはずです。

断捨離は目的ではなく、あくまで理想の生活を実現するための手段だということを忘れずに。

この章の要点
  • ワンインワンアウトを習慣にする
  • 目に見えるところから少しずつ始める
  • 理想の暮らしをイメージして必要なモノを選ぶ

まとめ

ミニマリストを目指して不要なモノを手放すことは、誰にでもできる身近なことです。

しかし、いきなりたくさん捨てようとしても続きません。

まずは身の回りのいらないものから少しずつ処分して、ミニマリストへの一歩を踏み出してみましょう。

理想のシンプルな暮らしをイメージしながら、モノとの向き合い方を見直すのがポイントですよ。

ときには失敗もあるかもしれませんが、最後まで諦めずに続けていけば、必ず変化を感じられるはず。

あなたもミニマリストへの第一歩を踏み出してくださいね。