誰でも行ける?世界遺産ダンブッラの黄金寺院への行き方!

ダンブッラの黄金寺院とは?


スリランカ中央部には、カルチュラル・トライアングル(文化三角地帯)とよばれる地域がある。
カルチュラル・トライアングルとは、アヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディという三都市を線で結んだ三角形の内側の地域のことで、この地域の中心部にダンブッラという町がある。

この地域に残る遺跡は、古代より続いた歴代の仏教王朝が造り上げてきたもので、これらの遺跡のほとんどは、現在も信仰の対象としてスリランカの人々の心に安らぎを与えている。

ダンブッラに残されているのはスリランカ最大の石窟寺院で、岩山の頂上付近には5つの重要な石窟寺院があり、最も古いものは紀元前1世紀頃から祈りを捧げる場として使われてきた歴史がある。

内部の壁や天井は仏教説話などを描いた壁画で埋め尽くされ、多くの仏像が安置されている。
紀元前から現在に至るまで、そしてこれから先もずっと信仰の対象として生き続けるこれらの石窟寺院は、1991年に“ダンブッラの黄金寺院”として世界遺産に登録された。

ダンブッラはどんな町?


ダンブッラは幹線道路9号線(キャンディ・ロード)沿いにある小さな町で、町は大きく新市街と旧市街に分かれている。
新市街には銀行や時計台、ベジタブルマーケットという市場、各地からのバスが発着するバスターミナルなどがあり、地元民の往来も多い。
ダンブッラ石窟寺院はここから1㎞ほど南の旧市街にあり、こちらはゲストハウスなどのホテルが多く、お土産屋なども点在している。

旧市街の通り沿いから見える、巨大な金色の大仏の建物がダンブッラ石窟寺院への入口となっており、この建物の右側に小さなチケットオフィスがある。
チケットオフィスの営業時間は7:30~19:00で、ここでチケットを購入して石窟寺院に入る。
チケットは購入当日のみ有効で料金はRs.1500。
大仏の左側から続く階段を上ると20分ほどで石窟寺院の入口に着くので、ここでチケットを提示し、靴を預けて寺院内へ入る。

日本からのアクセスと行き方


スリランカ航空の直行便が成田空港から出ており、バンダラナイケ国際空港(CMB)まで所要約9時間。
この他にも各社からバンコク、ソウル、シンガポール、クアラルンプール、香港などを経由してスリランカへと向かう便が出ている。

バンダラナイケ国際空港からコロンボ市内へは約32㎞あり、移動はタクシーかバスを利用する。
ほとんどのホテルでは頼めば空港まで迎えに来てくれるので、予約した際に確認しておくといいでしょう。
このコロンボ市内から各地への鉄道やバスが出ている。

バンダラナイケ国際空港からコロンボ市内への移動手段


タクシー

到着ロビーにタクシーカウンターがあり、料金を支払うとスタッフがタクシーまで案内してくれる。
料金は行き先によって予め決められている。
コロンボ市内までは所要40~50分で、料金はRs.2300~3000。
タクシーはエアコン付きとエアコンなしがあり、エアコン付きの方が若干料金が高い。

バス

高速道路を走るエアポートバスと、一般道路を走るローカルバスがある。
エアポートバスはコロンボまで所要約40~50分で、料金はRs.130ほど。
ローカルバスはコロンボまで所要約90~120分で、料金はRs.50~100ほど。
バス乗り場は空港を出て左に進んだ所にある。
空港公式サイトはこちら。
バンダラナイケ国際空港
空港到着ロビーマップ
空港出発ロビーマップ

コロンボ市内からダンブッラへの移動手段


バス

スリランカのバスは国営バスと民営バスの2種類があるが、路線も料金もあまり変わらない。
乗り場はペター地区(Pettah・Colombo11)のセントラル・バスターミナルとその周辺。
国営バスはSLTBバスやCTBバスと呼ばれ、真っ赤な車体が目印。
また、国営バスのほとんどはエアコンが付いていない。

民営バスにはさらにノーマルバスとインターシティバスの2種類がある。
ノーマルバスは国営バスとあまり違いはないが、ルート上であれば停留所がない所でも降りることができるという利点がある。
しかし、その分停車回数が多くなるので、予定より時間がかかってしまうことがある。

インターシティバスは主要な都市にしか停車しないバスで、エアコンも付いている。
全席埋まったら出発となるので、混み合うこともあまりなく、停車回数も少ないので移動時間も短く便利だが、料金は国営バスやノーマルバスの約2倍となる。

ダンブッラまでは所要4~5時間で、ノーマルバスの料金はRs.150ほど。
キャンディまでは所要3~4時間で、ノーマルバスの料金はRs.140ほど。

鉄道

コロンボ市内の中心部にあるコロンボ・フォート駅を起点に、各地へ路線が延びている。
各駅停車の普通列車と、主要都市の駅のみ停車するインターシティ(特急)がある。
各列車の車両は1等〜3等に分かれており、各等級によって車両の座席や料金が異なる。

小さい町の駅は切符売り場の窓口が1つしか無いが、コロンボ・フォート駅の切符売り場は、行き先と車両の等級ごとに窓口が分かれている。
また、インターシティと一部普通列車の1等は45日前から予約できる。

コロンボ・フォート駅からキャンディまで所要2時間30分~3時間30分で、料金はRs.100~800ほど。
料金は普通列車の3等が最も安く、インターシティの1等が最も高い。
現在、ダンブッラに鉄道は通っていないため、キャンディからバスを利用する。
スリランカ政府の鉄道公式サイトはこちら。
Sri Lanka Railway

ラグジュアリー列車

普通の鉄道は全て政府によって運営されているが、ラグジュアリー列車はスリランカの旅行会社によって運営されている列車で、政府が運営する鉄道のインターシティに、自社で改装した車両を1両つなげて運行している。
運営しているのはエキスポ・レイル社とラジャダニ・エクスプレス社の2社。

広々としたリクライニングシート、冷暖房完備、清潔なトイレ、Wi-Fi、時間帯によっては食事や軽食など、飛行機内のようなサービスが受けられる。
コロンボ・フォート駅からキャンディまでの料金はエキスポ・レイル社はRs.1450、ラジャダニ・エクスプレス社はRs.1100。
各公式サイトはこちら。
エキスポ・レイル Exeo Rail
ラジャダニ・エクスプレス Rajadhani Express

キャンディからダンブッラへの移動手段


キャンディのバスターミナルは、行き先によって乗り場がいくつかに分かれているが、乗り場は全てキャンディ駅の周辺にある。
ダンブッラ行きのバスは、駅の西側のメインバスターミナルから発着する。
キャンディからダンブッラまで所要約2時間で、料金はRs.100ほど。

コロンボから国内線を利用する

シナモン・エアー社が、コロンボのバンダラナイケ国際空港から各地への国内線を運航しており、キャンディ行きの便も出ている。
料金はキャンディまでUS$170、時間は所要30~60分ほど。
この他にもヘリツアーズ社やフィッツ・エアー社が、ヘリやチャーター機などで国内線を運航している。
各公式サイトはこちら。
シナモン・エアー Cinnamon Air
ヘリツアーズ Helitours
フィッツ・エアー Fits Air

通貨と言語とビザについて


スリランカの通貨はスリランカ・ルピー(Rs)と補助通貨のスリランカ・セント(Cts)で、公用語はシンハラ語とタミル語だが、英語を理解する人が多く、観光地ではかなり英語が通じる。
また、スリランカへの入国にはETA(ビザ)が必要。
ビザ(ETA)に関しての詳細はこちら。
スリランカへの入国とETA(ビザ)取得と滞在期間延長方法

この世界遺産に関する詳細はこちら
古代都市シギリヤとダンブッラの黄金寺院:観光情報まとめ

気候に関してはこちら
スリランカの気候とベストシーズン

基本情報はこちら
スリランカの基本情報

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