ハンガリーの気候とベストシーズンと年間行事

内陸国であるハンガリーは北海道と同じくらいの緯度に位置し、気候は大陸性気候に属する。
日本のように四季があるが、地域によっての気候の差はあまりない。
日本と比べると年間を通じて雨が少なく、夏と冬の寒暖の差が大きい。
近年の異常気象の影響で、夏には最高気温が35℃に達することもあるが、冬は最低気温がマイナス10℃以下になることもある。
年間降水量は500~600㎜ほどで、毎月30~80㎜ほどの雨が降る。
ハンガリー観光のベストシーズンは春から秋にかけての5~9月で、7~8月は旅行者で最も混雑する。

春(3~5月)


3月は気温の低い日も多く、本格的な春が訪れるのは4月下旬頃から。
3月の平均最高気温は10℃、最低気温は1.5℃だが、4月には最高気温が16℃、最低気温も6℃まで上がる。
そして5月には平均最高気温は21℃、最低気温も10℃まで上がり、季節は夏へと移り変わって行く。

また、3~5月はハンガリー各地で春の訪れを祝うフェスティバルなどが開催される。
4月中旬から下旬にかけて、ブダペストなど各地の劇場で春の祭典が行われ、春の訪れを祝う演劇やバレエ、クラシックコンサートなどが開催される。
4月上旬にはホッロークーで復活祭が開催され、バローツの民族衣装を身につけた人々がダンスを披露し、男性が女性に水をかける“水かけ”という伝統行事も行われる。

夏(6~8月)


6月頃から気温が高くなり、日中は30℃を超えることも珍しくない。
7~8月は異常気象の影響で35℃を超えることもある。
この時期にハンガリーを訪れる際は、帽子やサングラス、日焼け止めなどがあると便利。
また、日照時間も長くなり、20時を過ぎても明るいほど。
しかし朝晩は気温が下がるので、薄手の上着があるといいでしょう。
6~8月の平均最高気温は26℃前後で、最低気温は14℃前後。

毎年8月20日は聖イシュトヴァーンの日で、ブダペストのドナウ川沿いで花火が打ち上げられる。
この日は、ハンガリー初代国王である聖イシュトヴァーンが聖人になった記念日。

秋(9~11月)


9月に入ると徐々に気温が下がり、日中でも肌寒さを感じるようになる。
10月下旬頃から寒さが厳しくなり、11月には東京の真冬のように冷え込む。
9月の平均最高気温は22℃、最低気温は11℃だが、10月には最高気温が16℃、最低気温も6℃まで下がる。
そして11月には平均最高気温は8℃、最低気温も2℃まで下がり、季節は冬へと移り変わって行く。

9月上旬から中旬にかけて、ブダペストのブダの王宮でワインフェスティバルが開催され、各地のワインやチーズをハンガリー料理とともに楽しめる。
10月上旬にはトカイでぶどうの収穫祭が開催され、生産者達が民族衣装を身につけて収穫を祝うパレードが行われ、ワインのテイスティングや販売も行われる。

冬(12~2月)


12~2月は本格的は冬となり、日中でも最高気温は5℃を下回る。
1~2月は各地で雪が降り、最低気温は10℃以下になることもある。
深い霧が出る日も多くなり、朝晩はかなり冷え込むので防寒対策が必須となる。
12~2月の平均最高気温は3℃前後で、最低気温はマイナス3℃前後。

12月31日にはブダペストでニューイヤーイヴコンサートが開催され、各劇場でクラシックやオペラなど様々なイベントが行われる。
2月上旬にはモハーチで、春の訪れを祝うブジョー・ヤーラシュというイベントが開催され、毛皮やお面を身につけた人々が街を練り歩く。

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