陸路で入国できるタイ~ミャンマー間の国境とルート

タイ~ミャンマー間は、外国人に解放されている国境がいくつかあり、日本人もこの国境を通過して両国を行き来することができる。
陸路でタイへ入国する場合は、15日以内の滞在であればビザは不要で、15日以上滞在するには事前にビザを取得するか、タイ入国後に滞在期間延長の手続きをする必要がある。

陸路でのミャンマーへの入国は、事前にビザを取得するか、入国時に国境でエントリー・パーミットを取得するかのどちらかになる。
また、両国の間には時差があり、ミャンマーの方が30分遅いので注意が必要。
ビザやエントリー・パーミットに関しての詳細はこちら。
タイへの入国とビザ取得と滞在期間延長方法
ミャンマーへの入国とビザ取得方法

タイ~ミャンマー間の主な国境とルート


タイ側メーサイMae Sai~ミャンマー側タチレクTachileik

タイ側国境の町メーサイは、サーイ川に面するタイ最北端の町で、川に架かる橋を渡ってミャンマーに行くことができ、橋のたもとに両国のイミグレーションオフィスがある。

タイ国内からメーサイへは、長距離バスの場合はバンコクの北バスターミナルから所要12~13時間、チェンマイのアーケード・バスターミナルから所要4~5時間。
これらのバスはメーサイ市内の南に到着し、ここから市内中心部や国境までソンテウやモーターサイ(バイクタクシー)で所要約10分で着く。

市内にはレストランやおみやげ屋、ホテルや安宿などが数軒ある。
また、市内の小高い丘の上に建つワット・ドーイワオ(Wat Doi Wao)という寺院には展望台があり、メーサイや川の対岸のミャンマーの町を眺めることができる。

ミャンマー側国境の町タチレクは、2~3時間もあれば見て回れるほどの小さな町で、川に架かる橋の周辺が市場になっており、タイバーツも流通している。
国境でエントリー・パーミットを取得してミャンマーに入国した場合は、行動が許可される範囲は国境から約5㎞圏内までで、イミグレーションオフィスの隣にあるミャンマー観光局で申請すれば、さらに広い範囲での行動が許可される。

タイ側メーソートMae Sot~ミャンマー側ミャワディMyawaddy

タイ側国境の町メーソートは、モエイ川のそばに開けたタイ西部の町で、川に架かる“友好橋”を渡ってミャンマーに行くことができ、橋のたもとに両国のイミグレーションオフィスがある。

タイ国内からメーソートへは、長距離バスの場合はバンコクの北バスターミナルから所要8~9時間、チェンマイのアーケード・バスターミナルから所要6時間ほど。
近郊の町タークやスコータイからは、メーソート行きのロットゥー(乗合いバス)が出ている。

メーソート市内から国境は西に約7㎞あり、市内南側の市場の先の交差点にあるソンテウ乗り場から、国境行きのソンテウで所要20分ほど。
市内にはホテルやゲストハウス、外国人向けのレストランなどもある。
また、市内にはバンコク行きの夜行バス乗り場があり、市内から約5㎞南西のバスターミナルからは、通常のバンコク行きの長距離バスが出ている。

ミャンマー国内からミャワディへのバスは、ヤンゴンのアウンミンガラー・バスセンター(Aung Mingalar Bus Center)から所要約12時間、バゴーから所要約8時間で着く。
ミャンマー側国境の町ミャワディは、市場や寺院がある小さな町で、2~3時間もあれば見て回れる。
国境でエントリー・パーミットを取得してミャンマーに入国した場合は、行動が許可される範囲は国境から約5~6㎞圏内まで。

タイ側ラノーンRanong~ミャンマー側コータウンKawthaung

タイ側国境の町ラノーンは、アンダマン海に面するタイ南部の港町で、ここから船に乗って対岸のミャンマーに渡ることができる。
タイ国内からラノーンへは、長距離バスの場合はバンコクの南バスターミナルから所要約9時間、プーケットから5~6時間、チュムポーンから約3時間で着く。
これらのバスが到着するバスターミナルと、市内中心部を結ぶソンテウが運行されている。

市内のパクナム港(Paknam Municiple Pier)のイミグレーションで出国手続きをし、船やボートで30~40分ほどかけて、ミャンマー側のチェックポイントがある小島に立ち寄る。
ここでチェックを済ませたら再び進み、ミャンマー側国境の町コータウンの港に到着する。
港に待機しているモーターサイなどを利用して、コータウンの町に出ることができる。

ラノーンは温泉地として有名な場所で、市内にはラックサワリン温泉(Raksawarin Hot Spring)とティニディー温泉(Tinidee Hot Spring)という2つの温泉がある。
さらに市内から約13㎞南の国立公園には、ポーンラン温泉(Pornrung Hot Spring)や露天風呂がある。

コータウンの町の中心はタイからの船が発着する港周辺で、ここから700mほど南下すると、ミャンマー最南端地点であるバイナウン・ポイント(Bayint Naung Point)がある。
また、両国どちらの町にもホテルやレストラン、市場などがある。
イミグレーションでエントリー・パーミットを取得してミャンマーに入国した場合は、行動が許可される範囲はコータウンの町周辺に限られる。

タイ側サンクラブリーSangkhlaburi~ミャンマー側パヤトンズPayathonzu

タイ側国境の町サンクラブリーは、タイ人や内戦から逃れてきたミャンマーの少数民族が暮らすタイ西部の小さな町で、ここから約20㎞北のスリー・パゴタ・パス(Three Pagodas Pass)という場所がミャンマーと国境を接している。

3基の小さな仏塔が建つこの場所は、アユタヤ時代にビルマ軍がタイに侵攻したルートとして知られる。
サンクラブリーへは、カンチャナブリー(kanchanaburi)からバスで所要3~4時間、サンクラブリーから国境まではソンテウで所要約30分で、カンチャナブリーから国境へ直行するバスも出ている。
カンチャナブリーへは、バスの場合はバンコクの南バスターミナルや北バスターミナルから、列車の場合はバンコクのトンブリー駅(Thonburi Station)からカンチャナブリー駅へ、どちらも所要約3時間。

ミャンマー側の町パヤトンズは、国境付近に市場や屋台、寺院などがある小さな町である。
また、この国境は閉鎖されることが多く、ミャンマーへはエントリー・パーミットを取得しての入国に限定される場合があるので、現地で最新情報を入手してから向かった方が良い。

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