ラオスの気候とベストシーズン

インドシナ半島の中部に位置するラオスは、ベトナム、中国、ミャンマー、タイ、カンボジアに囲まれる東南アジア唯一の内陸国で、日本の本州とほぼ同じ国土面積を持つ。
南北に広がる国土の約80%を標高500~2000mほどの高原や山岳地帯が占めるが、タイとの国境付近を流れるメコン川や首都のビエンチャン周辺には平地が広がっている。
気候は熱帯モンスーン気候に属し、季節は乾季と雨季、そして1年で最も気温が高くなる暑季の3つのシーズンに大きく分かれる。

モンスーン(季節風)の影響で季節が変化し、年間降水量の80~90%が雨季に集中している。
地域や標高の差によって気温や降水量は異なり、基本的には北から南に行くほど雨が多くなる。
北部山岳地帯の大半は年間降水量が1500~2000mほどなのに対し、ラオスで最も雨が多い南部のボーロベン高原では、年間降水量が3500mを超えることもある。
気温は北部や標高の高い地域ほど低く、南部や平地ほど高くなる。

乾季(11~2月)


雨がほとんど降らず、気温も低くて過ごしやすい乾季は、ラオス観光のベストシーズンとなる。
この時期のビエンチャンやルアンパバーンでは最高気温が30℃を下回り、朝晩は15℃前後まで冷える。
ポーンサワンなど標高1000mを超える地域は、日中でも25℃前後と過ごしやすいが、朝晩は10℃以下まで冷え込むことも珍しくない。
南部のパークセーでは日中は30℃を超える日が多く、最低気温も18~20℃ほどで朝晩も気温が高い。
乾季は雨の心配はないが、年間で最も気温が下がる時期なので上着が必要で、標高が高い北部山岳地帯を訪れる際は防寒着が必要になる。

暑季(3~5月上旬)


季節の変わり目となる暑季は年間で最も気温の高い時期で、4月頃から雨が降る日が増え始め、5月に入ると雷を伴う激しい夕立が多くなり、本格的な雨季が訪れる。
日中は各地で連日35℃を超え、最高気温は40℃に達することもある。
朝晩も気温は20℃を超え、東京の真夏のような寝苦しさを感じるでしょう。
ポーンサワンなどでは日中でも30℃を超えることは少なく、朝晩は15℃前後まで気温が下がる。

雨季(5月中旬~10月)


年間降水量のほとんどが集中する雨季だが、日本の梅雨のように一日中降り続くということは稀で、短時間に激しく降るスコールがある程度なので、観光ができないというわけではない。
北部のルアンパバーンやポーンサワン、ビエンチャンなどの年間降水量は1200~1600㎜ほどで、多い時には1ヶ月に300㎜以上の雨が降る。
南部のパークセーの年間降水量は2000㎜ほどで、多い時には1ヶ月に450㎜以上の雨が降る。
最高気温は各地で連日30℃を超え、雨の影響で湿度が高くなるため気温が下がらず、朝晩でも25℃前後あるのでかなり蒸し暑い。
ポーンサワンなどでは日中でも30℃を超えることは少なく、朝晩は20℃前後まで気温が下がる。
10月に入ると徐々に雨が少なくなり、季節は乾季へと移り変わって行く。

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