ミャンマーの気候とベストシーズン

南北に長いミャンマーは日本の約1.8倍の国土をもち、地域によって大きく気候が異なる。
北部は温帯、中部と南部は熱帯性気候に属し、北部の山岳地帯を除けば、年間を通じて高温多湿な気候をしている。
地域にもよるが、季節は雨季、乾季、暑季の3つに大きく分かれる。

雨季(5月下旬~10月上旬)


1年の大半を占める雨季は、ミャンマーのほとんどの地域で大量の雨が降り、高温多湿で蒸し暑い。
日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはあまりないが、曇り空の日が多くなり、傘が役に立たないほどの激しい雨が1~2時間ほど降り続く。
激しい雨の後は、河川の増水によって道路や線路が冠水し、交通機関が寸断されて観光に支障をきたすことも珍しくない。
雨具の用意は必須で、激しい雨が降り出したら町歩きは諦めたほうがいい。

ヤンゴンの平均最高気温は30℃、最低気温は25℃で、最も雨が多い6~8月は1ヶ月に500㎜以上降る。
南部のタニンダーリ地方ではさらに雨が多く、ダウェイでは6~8月に1ヶ月で1000㎜以上の雨が降る。
最も雨が少ないのはバガンやマンダレーといった内陸部で、この辺りは1ヶ月に100~200㎜ほどしか降らないので、雨季でも雨に悩まされることは少ない。
内陸部は湿度はそれほど高くないが暑さは厳しく、平均最高気温は34℃、最低気温は25℃。
同じ内陸部でも標高の高い地域は気温が低く、標高1430mにあるタウンジーの平均最高気温は24℃、最低気温は17℃で、雨は1ヶ月に200~300㎜ほど降る。
タウンジーはインレー湖の北東に位置し、シャン州の州都でもある。
この時期に標高の高い地域を訪れる際は、上着があるといいでしょう。

乾季(10月下旬~2月上旬)


雨が少なく過ごしやすい時期で、ミャンマー観光のベストシーズンとなる。
気温は決して低いとは言えないが、空気が乾燥しているので雨季のような蒸し暑さは感じない。
日中は暑くても、朝晩は冷えることがあるので薄手の上着があるといいでしょう。

ヤンゴンの平均最高気温は32℃、最低気温は20℃で、12~2月はほとんど雨が降らない。
バガンやマンダレーは寒暖の差が激しくなり、日中は30℃近くまで気温が上がるが、朝晩は15℃前後まで冷える。
標高の高いタウンジーも日中は23℃ほどあるが、朝晩は10℃以下まで冷え込むこともある。
この時期に標高の高い地域を訪れる際は、防寒着が必要となる。
また、これらの地域も12~2月はほとんど雨が降らない。

暑季(2月下旬~5月上旬)


とにかく暑い時期で、町歩きや遺跡巡りなどは体力的にかなりきつい。
日中は何もする気が起きないほど暑く、夕方以降は徐々に涼しくなってくる。
もし日中に外を出歩くならば、タオルと飲料水は必ず持ち歩きたい。

ヤンゴンの平均最高気温は35℃、最低気温は22℃で、暑季の後半は徐々に雨が多くなる。
バガンやマンダレーは特に暑さが厳しく、4月は最高気温が40℃を超えることもあるので、この時期に訪れるのはできれば避けたい。
タウンジーは暑季でも暑さは厳しくなく、平均最高気温は28℃で、他の地域に比べれば過ごしやすい。
しかし寒暖の差が激しく、朝晩は15℃以下まで冷え込むので防寒着があるといいでしょう。
もしこの時期にミャンマーを訪れるなら、標高の高い地域がオススメ。

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